京都府立山城高等学校は、100年以上の歴史と伝統を誇る、京都市屈指の進学校です。「文武両道」を掲げ、勉強はもちろん部活動や学校行事にも全力で取り組む活気あふれる校風が魅力です。生徒の自主性を尊重する自由な雰囲気の中で、一人ひとりが自分の目標に向かってのびのびと高校生活を送っています。
京都府立山城高等学校の基本情報
京都府立山城高等学校の偏差値・難易度・併願校
文理総合科: 64-66程度普通科: 58-60程度
花園高等学校(特進コース) 京都産業大学附属高等学校(進学コース) 大谷高等学校(マスター・コアコース) 龍谷大学付属平安高等学校(選抜特進コース) 京都先端科学大学附属高等学校(特進コース)
京都府立山城高等学校に設置されている学科・コース
文理総合科
文系・理系の枠にとらわれず、幅広い分野を深く学ぶことができる専門学科です。探究活動や課題研究に力を入れており、シンガポールへの研修旅行など、国際的な視野を広げる機会も豊富です。知的好奇心が旺盛で、難関国公立大学を目指す生徒におすすめです。 普通科
2年生から文系・理系に分かれ、それぞれの進路希望に合わせた学習を進めます。 国公立大学や難関私立大学への進学を目指すコースが中心で、基礎から応用まで着実に学力を伸ばすことができます。幅広い進路に対応できるカリキュラムで、自分の可能性をじっくり探したい生徒におすすめです。
京都府立山城高等学校の特色・校風
宿題の量: 宿題の量は、他の進学校と比較して標準的か、やや多めという声が多いようです。特に、予習・復習を習慣づけるための課題がしっかりと出される傾向があります。校則: 校則は比較的緩やかで、生徒の自主性が尊重されています。 スマートフォンは授業中以外は使用可能で、服装についても厳しすぎる指導はないようです。ただし、髪染めやピアスは禁止されています。生徒たちの雰囲気: 真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、行事や部活動には全力で取り組む活発な一面も持ち合わせています。 お互いを尊重し、高め合える仲間が多いという口コミが多く見られます。アルバイト: アルバイトは原則として禁止されていますが、家庭の事情などにより届け出をすれば許可される場合もあるようです。制服の評判: 伝統的な黒の詰襟とブレザーで、特に男子の制服は昔ながらのデザインが特徴です。 派手さはありませんが、着こなしによっては格好良いという声もあります。土曜授業: 土曜日には希望者向けの進学補習や講座が開かれることがあります。
京都府立山城高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動: 水泳部(ウォーターボーイズ): 映画「ウォーターボーイズ」のモデルの一つとも言われ、文化祭で披露されるシンクロナイズドスイミングは圧巻の一言です。 全国レベルの選手も輩出しています。ダンス部: 全国大会の常連であり、キレのあるパフォーマンスで高い評価を得ています。弓道部: 近畿大会や全国大会に出場するなど、安定した強さを誇ります。硬式野球部: 古くからの伝統を持つ部で、熱心な活動を続けています。
イベント
山城祭(文化祭・体育祭): 毎年9月に行われる学校最大のイベントです。 文化祭では、各クラスが趣向を凝らした展示や演劇、模擬店などを出店し、大変な盛り上がりを見せます。体育祭はクラス対抗で、応援合戦などもあり、生徒たちの団結力が一層深まります。修学旅行: 普通科は長野でのスキー研修、文理総合科はシンガポールへの海外研修旅行が実施されるなど、学科の特色に合わせたプログラムが組まれています。球技大会: 年に2回開催され、クラス一丸となって様々な球技で競い合います。
京都府立山城高等学校の進学実績
国公立大学: 京都大学、大阪大学、神戸大学をはじめ、多くの国公立大学に合格者を出しています。毎年、現役で50名以上が国公立大学に進学するようです。難関私立大学: 関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)には、毎年多数の合格者を輩出しています。特に、立命館大学や龍谷大学への進学者が多い傾向があります。進学サポート: 生徒の進路実現をサポートするために、放課後や長期休暇中に様々な進学補習や講習が開かれています。 また、大学の先生を招いての模擬授業や、卒業生の体験談を聞く会なども実施され、生徒の学習意欲を高めています。
京都府立山城高等学校の特長・アピールポイント
100年以上の歴史と伝統: 明治40年の創立以来、多くの優れた人材を育成してきた歴史と実績があります。文理の壁を越えた「文理総合科」: 探究活動を軸に、幅広い知識と深い思考力を養う独自のカリキュラムが魅力です。活気あふれる部活動: ウォーターボーイズで有名な水泳部や全国レベルのダンス部など、文武両道を体現する部活動が数多くあります。自主性を育む自由な校風: 生徒の個性を尊重し、主体的に活動できる環境が整っています。充実した進路サポート体制: 難関大学への進学を力強くバックアップする講習や、きめ細やかな進路指導が受けられます。聴覚障害教育の取り組み: 聴覚に障害のある生徒を受け入れており、すべての生徒が共に学びやすい環境づくりに努めています。
京都府立山城高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「自由な校風で、のびのびと高校生活が送れる」 「勉強も部活も行事も、何事にも全力で取り組む仲間が多く、刺激になる」 「先生方が熱心で、進路相談にも親身になってくれる」 「山城祭などの行事が本当に楽しく、一生の思い出になる」 「ウッドデッキや中庭など、校内の施設がおしゃれで居心地が良い」
気になる点: 「坂の上にあるので、自転車通学は大変」 「校舎の一部が少し古いと感じる部分がある」 「良くも悪くも自分次第。自主性がないと流されてしまう可能性も」 「食堂が少し混雑する」
アクセス・通学
最寄り駅: JR嵯峨野線「円町駅」から徒歩約10分 京福電鉄北野線「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅」から徒歩約10分
最寄りのバス停: 市バス「府立体育館前」から徒歩約4分 市バス「大将軍」から徒歩約10分
京都府立山城高等学校受験生へのワンポイントアドバイス