京都明徳高等学校は、京都市西京区の緑豊かな環境に位置し、「未来はつくるからオモシロイ」をスローガンに、生徒一人ひとりの主体性を育む教育を実践している私立の共学校です。1921年の創立以来、100年以上の歴史の中で一貫して「傍(はた)を楽(らく)にする人づくり」という教育理念を掲げ、社会に貢献できる人材の育成を目指しています。
京都明徳高等学校の基本情報
京都明徳高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科みらい社会EL: 49普通科みらい社会PL: 41専門学科みらい社会SL: 40専門学科みらい社会CL: 40
京都明徳高等学校に設置されている学科・コース
みらい社会EL(特進コース)
国公立大学や難関私立大学への進学を目指すコースです。5教科を中心としたカリキュラムで、応用力を養います。難関大学に挑戦したい、高いレベルで学びたいという生徒におすすめです。 みらい社会JL(文理コース)
関関同立や産近甲龍といった有名私立大学への現役合格を目標とするコースです。大学受験に対応したカリキュラムと、個々の目標に合わせた選択制の進学講座が特徴です。幅広い分野に興味があり、大学で専門的な学びを深めたい生徒に適しています。 みらい社会PL(総合コース)
大学、短期大学、専門学校への進学から就職まで、多様な進路に対応するコースです。基礎学力の定着を図りながら、自分の興味や関心に合わせて様々な分野を学ぶことができます。まだ将来の夢が明確に決まっていないけれど、高校生活を通して自分の可能性を見つけたい生徒にぴったりです。 みらい社会CL(マネジメント系大学進学コース)
70年以上の歴史を持つ商業科の伝統を受け継ぎ、簿記や情報処理などの資格取得を目指しながら、経営・商学系の大学への進学を目標とします。ビジネスや経済に興味があり、将来は企業などで活躍したい生徒におすすめです。 みらい社会SL(スポーツマネジメントコース)
ビジネスの視点からスポーツ振興に貢献できる人材の育成を目指す新しいコースです。スポーツが好きで、将来はスポーツに関わる仕事がしたいと考えている生徒に最適なコースです。
京都明徳高等学校の特色・校風
校則・学校生活について
校則については、他の私立高校と比較すると、緩やかだという意見と厳しいという意見の両方が見られます。スマートフォンは休み時間などでの使用が許可されており、授業で活用することもあるようです。服装や頭髪に関する指導は、月に一度の整容指導などで定期的に行われるようです。アルバイトは原則として許可されていませんが、事情がある場合は学校に相談することも可能なようです。 学習面について
宿題の量はコースによって差があるようですが、特に進学を目指すコースでは、日々の予習復習が重要になります。土曜授業は基本的にありませんが、進学講座などが開かれることがあります。 制服について
制服は、男女ともにブレザースタイルで、落ち着いたデザインが好評です。特に女子のスカートのチェック柄が可愛いと人気があるようです。
京都明徳高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動 ダンス部: 世界大会での優勝経験もあり、数多くのメディアにも出演している全国トップクラスの実力です。女子バスケットボール部: ウィンターカップの常連校として知られ、全国大会で輝かしい成績を収めています。女子ソフトボール部: インターハイで優勝経験のある強豪です。女子卓球部: こちらも全国優勝の経験を持つなど、伝統的に強さを誇ります。簿記部: 全国大会に出場するなど、文化部も高い実績を上げています。
イベント
学園祭(明徳祭): 9月に2日間にわたって開催される学校最大のイベントです。クラスごとの模擬店やステージ発表などで、毎年大変な盛り上がりを見せます。体育祭: 10月に人工芝のグラウンドで行われます。学年を超えて赤・青・黄・緑の4つの団に分かれて競い合う縦割りの団編成が特徴で、クラスTシャツを着て応援合戦を繰り広げます。修学旅行: 2年次に実施され、高校生活最高の思い出の一つとなります。行き先は年度によって異なりますが、仲間との絆を深める貴重な機会です。遠足: 春と秋の年2回実施されます。学年ごとに行き先が異なり、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行く年もあるようです。
京都明徳高等学校の進学実績
主な大学進学実績(2024年度入試など) 国公立大学: 大阪大学(2年連続)をはじめ、複数の合格者を出しています。難関私立大学(関関同立など): 同志社大学、立命館大学、関西大学、関西学院大学などに、2024年度は合計39名の合格者を出しています。その他私立大学: 産近甲龍(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)への合格者数は過去最高を更新するなど、多くの生徒が合格を勝ち取っています。
京都明徳高等学校の特長・アピールポイント
未来を切り拓く5つの専門コース: 国公立大学進学から、スポーツ、商業、総合的な学びまで、自分の「好き」や「目標」に合わせて最適なコースを選べる多様性が最大の魅力です。全国レベルで活躍する活気ある部活動: ダンス部や女子バスケ部をはじめ、多くの部活動が全国の舞台で活躍しており、高いレベルでスポーツや文化活動に打ち込める環境があります。「傍を楽にする人づくり」を目指すキャリア教育: 100年以上の歴史で培われた教育理念のもと、社会で活躍するための人間性を育むキャリア教育に力を入れています。充実したICT教育環境: 全ホームルーム教室にプロジェクターとスクリーンが設置されているほか、校内Wi-Fiも完備。スマートフォンを授業で活用するなど、最先端の学習環境が整っています。手厚い進学サポート体制: 長期休暇中の進学講座や個別のキャリアカウンセリングなど、生徒一人ひとりの進路実現に向けたきめ細やかなサポートが充実しています。リニューアルされた綺麗な施設: 近年、人工芝グラウンドや食堂のリニューアル、トイレの洋式化など、施設整備が積極的に行われており、快適な学校生活を送ることができます。独自の給付型奨学金制度: 学業や部活動で優れた生徒を支援するための特待生制度や、返済不要の奨学金制度が充実しており、経済的な負担を軽減できる可能性があります。
京都明徳高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「部活動に本気で打ち込みたい人には最高の環境。全国レベルの指導を受けられる。」 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれる。面接練習なども手厚くサポートしてもらえた。」 「学校行事がとても盛り上がる。特に体育祭の団結力はすごい。」 「校舎やグラウンドが綺麗で気持ちよく過ごせる。食堂もリニューアルされてメニューが豊富。」 「コースがたくさんあるので、自分に合ったペースで勉強できるのが良い。」 「スマホが休み時間に使えるので、友達と写真を撮ったりして楽しく過ごせる。」
気になる点 「駅から少し距離があり、バス通学になるのが少し不便。」 「校則が厳しいと感じる人もいるかもしれない。特に服装や頭髪のチェックは定期的。」 「コースによって生徒の雰囲気が少し違うように感じる。」 「一部の生徒のマナーが気になることがある。」 「いじめに対する学校の対応に不満を持つ声も一部で見られる。」
アクセス・通学
阪急京都線「桂」駅から 京都市バス(西1、西2、西3、西5、西8系統)で約10分、「京都明徳高校前」下車すぐ。
JR京都線「桂川」駅から ヤサカバスの直通便で約8分、「京都明徳高校前」下車すぐ。
JR山陰本線「亀岡」駅から 京阪京都交通バスで約34分、「国道中山」下車、徒歩約2分。
京都明徳高等学校受験生へのワンポイントアドバイス