宮城県加美農業高等学校の2027年度入試の要点は次のとおりです。
- 進研ゼミ偏差値は、農業科・農業機械科・生活技術科の3学科とも39以下(2026年度の合格可能性判定模試のB判定値)。募集定員は各学科40人
- 学力検査は2027年3月3日(水)、追試験は3月9日(火)、合格発表は3月15日(月)午後3時
- 共通選抜は各学科20人で、学力検査と調査書(内申点)の比重は5:5
- 特色選抜も各学科20人で、調査書195点、学力検査500点、面接75点の合計770点。面接は個人面接で10分程度
- 宮城県の公立高校は、第一次募集で出願できる学校が1校だけ。この学校では、ほかの2学科を第2志望にできる。出願は2月9日(火)から2月16日(火)午前11時までのウェブ出願
- 授業料は県立高校(全日制)で年額118,800円。公立高校(全日制)の就学支援金は月額9,900円で、年にすると同じ額
- 寮(耕心寮)があり、希望すれば学科に関わらず3年間入寮できる。令和7年度卒業生42名の進路は、進学15名、就職26名、公務1名
この記事の情報は2026年10月13日時点のものです。
宮城県加美農業高等学校は、加美郡色麻町にある県立の農業の専門高校です。この記事では、2027年度入試(令和9年度入試)を受ける中学生と保護者の方に向けて、進研ゼミ偏差値、3つの学科の学び、共通選抜と特色選抜のしくみ、学力検査と調査書の比重・配点、面接、日程、学費、併願の考え方、通学と寮、卒業生の進路や部活動までを、学校と宮城県教育委員会の資料と、進研ゼミ偏差値をもとにまとめました。
宮城県加美農業高等学校はどんな学校?基本情報と沿革
加美農業高等学校は、全日制の男女共学の県立高校で、農業科、農業機械科、生活技術科の3学科があります。令和9年度入試の募集定員は、各学科40人で、3学科を合わせると120人です。
- 所在地:宮城県加美郡色麻町黒沢字北條152(〒981-4111)
- 電話:0229-65-3900(事務室)
- 設置:県立(公立)・全日制・男女共学
- 学科:農業科、農業機械科、生活技術科(各学科の募集定員は40人)
- 校訓:「耕心」
学校の歴史は、1900年(明治33年)に郡立加美蚕業学校(中新田町)として設立されたことに始まります。1923年(大正12年)に県に移管され、1948年(昭和23年)に宮城県加美農業高等学校と改称されました。1973年(昭和48年)に中新田高等学校を分離して色麻町に全面移転し、農業機械科が置かれています。1994年(平成6年)には生活科が生活技術科に科名変更され、2000年(平成12年)に創立100周年記念式典が行われました。このほか、1964年(昭和39年)に文部省指定の自営者養成農業高等学校(パイロットスクール)となり、1966年(昭和41年)にパイロットスクール寄宿舎の耕心寮が、1996年(平成8年)に新耕心寮が完成しています。学校の歩みは学校の「本校の歴史」のページで見られます。
宮城県加美農業高等学校の偏差値は3学科とも39以下
ベネッセの「進研ゼミ偏差値」(2026年度合格可能性判定模試のB判定値)では、加美農業高等学校の偏差値は次のとおりです。
農業科
- 進研ゼミ偏差値:39以下
- 募集定員(令和9年度入試):40人
農業機械科
- 進研ゼミ偏差値:39以下
- 募集定員(令和9年度入試):40人
生活技術科
- 進研ゼミ偏差値:39以下
- 募集定員(令和9年度入試):40人
偏差値は、模試の種類や年度によって数字が変わります。あくまで目安として見てください。
宮城県の公立高校は、学力検査の点数に加えて、調査書(内申点)も合否に使います。加美農業高等学校の共通選抜は、学力検査と調査書の比重が5:5で、どちらも同じ重さで見られます。特色選抜では、さらに面接の点数も加わります。偏差値だけで決めず、中学校の評定も合わせて見ておく必要があります。くわしい仕組みは、後ろの「入試の日程と仕組み」に書きました。
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宮城の入試の仕組みから見て家庭教師が向いているケースや、塾との違い、費用の考え方は宮城県の高校受験で家庭教師を使うか迷ったらにまとめています。
宮城県加美農業高等学校の学科・コースの特徴
学校の学科案内のページで、3つの学科の教育目標と専門教科が紹介されています。学科ごとの内容をまとめます。
農業科
- 教育目標:農業の生産・流通や、環境・情報についての基礎を身につける
- 専門教科:植物バイオテクノロジー、野菜、作物、草花、畜産、果樹、農業経営、農業と環境、農業と情報、地域資源活用、総合実習、課題研究
農業機械科
- 教育目標:農業機械の学習を通して、整備と機械加工の知識と技術を習得させる
- 専門教科:農業機械、機械工作、自動車工学、生産技術、農業と環境、農業と情報、総合実習、課題研究
生活技術科
- 教育目標:農業生産や生産物の加工、福祉、家庭生活の改善に興味・関心を持ち、地域で活躍できる能力と態度を育成する
- 専門教科:フードデザイン、保育基礎、ファッション造形基礎、食品、野菜、果樹、草花、農業と環境、農業と情報、総合実習、課題研究
県が公表している学校の役割(スクール・ミッション)では、「耕心」を校訓として、現場実習による地元密着型の課題研究に取り組み、地域に根ざして地域を支える人材を育てることがうたわれています。県の資料は宮城県教育委員会の選抜方法等一覧にある加美農業高等学校のPDFで確認できます。
宮城県加美農業高等学校の2027年度入試の日程と仕組み
2027年度入試(令和9年度入試)の日程
宮城県の公立高校入試の日程は、宮城県教育委員会の令和9年度高校入試関係のページで公表されています。加美農業高等学校が受ける第一次募集の日程は次のとおりです。
- 出願希望調査(予定):2027年1月12日(火)から1月14日(木)
- ウェブ出願:2月9日(火)から2月16日(火)午前11時まで(基本情報の登録は1月18日(月)から可能)
- 受験票の印刷:2月19日(金)午後3時以降
- 学力検査:3月3日(水)
- 面接:特色選抜の面接は2日目に実施
- 追試験:3月9日(火)
- 合格発表:3月15日(月)午後3時(ウェブ出願システム)
入学者選抜手数料は2,200円で、一度納めると返されません。出願は、志願者がウェブ出願システムで登録し、中学校の校長が確認する流れです。中学校から高校への調査書などの提出は、2月9日(火)から2月17日(水)午後3時までです。出願希望調査は、県内の公立高校を希望する中学3年生について、第1希望の高校ごとの人数を調べて公表するもので、調査と別の高校に出願することもできます。
学力検査と調査書点の計算
学力検査は国語、社会、数学、英語、理科の5教科で、各教科100点満点、時間は各教科50分です。学力検査点は5教科の合計で500点満点です。共通選抜の調査書点は195点満点で、国語・数学・社会・英語・理科は中学3年間の評定を足した数、音楽・美術・保健体育・技術家庭は3年間の評定を足した数を2倍にした値が使われます。県全体の選抜の方針は、令和9年度の選抜要項(第一次募集の部分)で確認できます。
共通選抜と特色選抜の2通りで判定される
第一次募集では、共通選抜と特色選抜の2つの方法で判定されます。まずどちらか一方で判定し、そこで合格圏に入らなかった人を、もう一方で判定します。受験生が方法を選ぶ場面はありません。判定の順番は高校ごとに決まっていて、加美農業高等学校は3学科とも共通選抜が先、特色選抜があとです。社会人特別選抜は行われません。
加美農業高等学校の共通選抜は比重が5:5
共通選抜の募集人数は、各学科20人(募集定員の50%)です。学力検査点と調査書点のそれぞれの満点(500点・195点)を基準にした相関図で、両方の満点に近い人から順に選びます。学力検査と調査書の比重は、県の制度では7:3、6:4、5:5、4:6、3:7の5通りから各高校が決めます。加美農業高等学校は3学科とも5:5で、5通りの真ん中、つまり学力検査と調査書が同じ比重の設定です。
加美農業高等学校の特色選抜は合計770点で面接がある
特色選抜の募集人数も各学科20人(募集定員の50%)で、共通選抜と合わせて各学科40人になり、募集定員と同じ数です。県の制度では、特色選抜の割合は募集定員の10%から50%の範囲で決めることになっていて、加美農業高等学校は上限の50%です。調査書点、学力検査点、面接の点数の合計で審査し、配点は3学科とも次のとおりです。
調査書
- 配点:195点
- 計算のしかた:国語・数学・社会・英語・理科は全学年の評定を1.0倍、音楽・美術・保健体育・技術家庭は全学年の評定を2.0倍にする
学力検査
- 配点:500点
- 計算のしかた:国語・数学・社会・英語・理科の得点を1.0倍にする(5教科の合計がそのまま500点満点)
面接
- 配点:75点
- 形態:個人面接。時間は10分程度で、2日目に実施
- 内容:志望動機、中学校での活動状況、高校生活への抱負、その他
- 観点と点数:関心・意欲20点、態度15点、表現力20点、判断力20点(合わせて75点)
合計
- 配点:770点
- 計算のしかた:調査書195点+学力検査500点+面接75点
審査の対象になるのは、合計点が高い順に、特色選抜の募集人数20人の120%の範囲(24人)に入った人です。対象になった人については、合計点だけでなく、評定には表れない特別活動の記録なども含めた調査書の記載を見て、総合的に判断します。面接は、県の要項では3月3日の学力検査のあと、または3月4日(木)に行われるとされています。実施の日時は、各校が受験票を渡すときに伝えます。
追試験と第二次募集
追試験は、3月3日の検査当日に、感染症にかかるなどのやむを得ない事情で学力検査を受けられなかった人のための機会です。3月3日に1教科でも学力検査を受けていれば、学力検査の追試験は対象外です。追試験を受けた人の合否は、第一次募集の判定の中で扱われます。
第二次募集は、第一次募集の結果が出たあとも席が残った高校だけで行われます。どの高校が実施するかは、3月15日(月)午後3時に発表される予定です。日程は、出願が3月16日(火)から3月18日(木)の午前11時まで、検査が3月19日(金)、合格発表が高校によって3月19日(金)か3月23日(火)です。第一次募集に合格した人は、第二次募集の対象外です。対象になるのは、病気や事故などで第一次募集を受けられなかった人(出願はしていた人)と、国公立・私立のどの高校にも合格していない人です。
加美農業高等学校の第二次募集の配点は、3学科とも合計600点(調査書225点、学力検査300点、面接75点)と公表されています。学力検査は国語・数学・英語の3教科で各100点、面接は個人面接で10分程度です。ただし、実施されるかどうかは第一次募集の結果しだいです。
加美農業高等学校が求める生徒像(アドミッション・ポリシー)
県が公表している入学者の受入れの方針には、学科ごとに生徒像が書かれています。農業科では、動植物の飼育・栽培や農業経営に強い興味・関心がある生徒、農業機械科では、農業機械、自動車整備、機械工作などに強い興味・関心がある生徒、生活技術科では、農業や食物、被服、保育などに強い興味・関心がある生徒が挙げられています。3学科に共通して、実技、実験、実習などの学習に意欲的に取り組める生徒や、学級活動、生徒会活動、学校行事、部活動などで主体的に活動できる生徒も書かれています。特色選抜では、合計点だけでなく調査書の記載事項も審査に使われるため、中学校での活動の記録も関わります。
宮城県加美農業高等学校の学費と就学支援金
宮城県の県立高校(全日制)の授業料は年額118,800円で、5月15日・8月15日・11月15日・2月15日の年4回に分けて納めます。入学金は5,650円で、入学を許可された日から15日以内に納めます。これらは宮城県の県立高等学校授業料等のページに載っています。
- 入学者選抜手数料:2,200円(出願時)
- 入学金:5,650円
- 授業料(全日制):年額118,800円
- 公立高校(全日制)の就学支援金:月額9,900円(年額に直すと118,800円)
文部科学省は、2026年(令和8年)の4月から就学支援金の所得制限をなくし、国公立高校でも授業料にあたる額が支給されるとしています(文部科学省の就学支援金のQ&A)。宮城県の就学支援金のページによると、対象は、国籍や在留資格の条件に当てはまる生徒で、所得制限はありません。就学支援金は申請が必要で、在学校の案内に沿ってオンラインで手続きし、期限の目安は4月中旬とされています。令和9年度の制度の細かい扱いは、入学前に学校と県の案内で確認してください。
寮に入る場合の費用は、後ろの「アクセス・通学と寮」に書きました。制服や教材などの費用は、確認できた学校の資料に金額が載っていませんでした。必要な費用は、学校の説明会などで確かめてください。
宮城県加美農業高等学校を受験するときの併願と併願校の選び方
宮城県の公立高校は出願できる学校が1校だけ
宮城県の公立高校の第一次募集では、出願できる高校・課程・学科・コースは1つだけです。加美農業高等学校に出願した場合、同じ年の第一次募集で、ほかの公立高校には出願できません。また、県外の国公立高校に合格した人は、宮城県の公立高校の第一次募集に出願することはできません。
ほかの2学科を第2志望にできる
加美農業高等学校は、3学科とも、ほかの2学科を第2志望にできます。第2志望は、同じ学校の中の学科のことで、別の高校ではありません。
農業科を志望するとき
- 第2志望にできる学科:農業機械科、生活技術科
農業機械科を志望するとき
- 第2志望にできる学科:農業科、生活技術科
生活技術科を志望するとき
- 第2志望にできる学科:農業科、農業機械科
宮城県の私立高校の入試日
私立高校を併せて受ける場合の日程は、宮城県の私立高校でそろっています。2027年度は、推薦入試を1月13日(水)に全私立高校が一斉に行います。一般入試は、1月26日(火)のA日程と1月28日(木)のB日程の2回を、一部の高校を除いて一斉に行います。どちらも、県立高校の出願が始まる2月9日(火)より前です。各校の出願の方法や、入学手続の締め切りは、学校ごとに決まっています。各校の入試要項で、公立高校の合格発表(3月15日)との前後関係を確かめてください。
進研ゼミ偏差値が近い公立高校
同じ「進研ゼミ偏差値」で見ると、加美農業高等学校(39以下)と近い公立高校には、大崎市の松山高校(39以下)と古川工業高校(40~44)があります。
公立高校どうしは同時に出願できません。偏差値は「40~44」のような幅や「39以下」のような区分で示されているため、同じ欄の学校でも実際の難しさが同じとは限りません。また、公立高校の合否は、学力検査と調査書、特色選抜では面接も加わって決まります。この偏差値はあくまで目安として、模試の結果と中学校の先生との相談で決めてください。
宮城県加美農業高等学校へのアクセス・通学と寮
加美農業高等学校は、宮城県加美郡色麻町黒沢字北條152にあります。学校のアクセスのページには、公共交通機関では、加美町住民バスを中新田西町の住民バスセンターから利用し、住民バスセンターから加美農線で20分と書かれています。加美町住民以外も利用できます。進研ゼミのページには、JR陸羽東線の西古川駅が最寄りの駅として載っています。バスの時刻や、住んでいる地域からの通い方は、学校に問い合わせて確かめてください(電話0229-65-3900)。
寮(耕心寮)
学校には寮があり、学校の寮のページで、令和7年度から入寮期間が変わったことが説明されています。
- 希望入寮:学科に関わらず、3年間入寮できる
- 農業科:1か月の義務入寮期間(パイロットスクール)がある
- 農業機械科・生活技術科:4泊5日の体験入寮
寮の1日の日課は、6時30分に起床し、8時10分に登校、17時に帰寮し、20時から学習、22時に就寝です。寮の諸経費として、寮費2,000円、耕心会費100円、寄宿舎費300円、食費22,800円(1日1,140円×20日分)が載っています。何にかかる期間の金額かは同じページに説明がないため、入寮を考えるときは学校に確かめてください。
宮城県加美農業高等学校の卒業後の進路・部活動
卒業生の進路(令和7年度卒業生)
学校のページには、卒業年度ごとの進路状況の表があります。令和7年度の卒業生は42名で、内訳は次のとおりです。現役生と既卒生の区別は書かれていません。
進学(合計15名)
- 大学:6名
- 短期大学:2名
- 専修各種学校:7名
就職・公務(合計27名)
- 県内就職:19名
- 県外就職:7名
- 公務:1名
学校の進路のページには、「専門学科推薦を活用した国公私立大学等への進学指導」の案内もあります。
部活動
学校の部活動のページには、運動部9と文化部5が載っています。学校のお知らせには、2026年6月28日付で「加美農相撲部 県総体3連覇! & 東北大会団体3位入賞!」という記載があります。
運動部
- 部:野球、バレーボール、柔道、剣道、バスケットボール、相撲、陸上競技、卓球、硬式テニス
文化部
- 部:吹奏楽、美術、ものづくり、家庭技術研究、食農科学
受験指導の立場から見た宮城県加美農業高等学校
ひとことで言うと
農業科、農業機械科、生活技術科の3学科がある県立の農業高校で、寮もあります。入試は、共通選抜が学力検査と調査書の比重5:5、特色選抜が面接のある合計770点で判定されます。
観点ごとの特徴
難易度
- 事実:進研ゼミ偏差値は3学科とも39以下
- 受験生にとっての意味:偏差値は目安にとどめ、中学校の評定と学力検査の両方を見ておく
入試の形
- 事実:共通選抜は各学科20人で、学力検査と調査書が5:5。特色選抜は各学科20人で、合計770点、面接は75点
- 受験生にとっての意味:特色選抜では、調査書と学力検査に加えて面接の準備も必要になる。志望動機や中学校での活動状況を、自分の言葉で話せるようにしておきたい
不合格のリスク
- 事実:公立は第一次募集で出願できるのが1校だけ。ほかの2学科を第2志望にできる。第二次募集は定員に満たない学校だけで行われる
- 受験生にとっての意味:第2志望のしくみと、第一次募集で合格できなかった場合に備えた学校の組み合わせを、早めに確かめておく
学びの内容
- 事実:3学科とも農業と環境、農業と情報、総合実習、課題研究を学ぶ。農業科は畜産や果樹など、農業機械科は自動車工学や機械工作、生活技術科はフードデザインや保育基礎などを学ぶ
- 受験生にとっての意味:学科ごとに専門教科が違うため、学びたい内容から志望学科を決める。第2志望を使う場合は、第2志望の学科の内容も確かめておく
進路
- 事実:令和7年度の卒業生42名のうち、進学15名、就職26名、公務1名
- 受験生にとっての意味:就職の人数が進学より多い。志望する進路の例があるかを、学校の説明で確かめたい
通学と寮
- 事実:公共交通機関は加美町住民バスの加美農線で、住民バスセンターから20分。希望すれば3年間入寮できる
- 受験生にとっての意味:自宅からの通い方で、バスで通うか寮に入るかを考える。農業科は1か月の義務入寮期間がある
費用
- 事実:授業料は年額118,800円。就学支援金は月額9,900円(年額に直すと同額)。寮の食費は22,800円(1日1,140円×20日分)
- 受験生にとっての意味:授業料の面では、就学支援金の対象になれば負担を抑えられる制度がある。寮費、制服、教材などの費用は別に確認する
部活
- 事実:運動部9、文化部5
- 受験生にとっての意味:入りたい部活があるかを、学校の説明などで確かめる
こんな受験生に向いている
- 作物や動物の世話、機械の整備、食や保育など、実習を通して専門の内容を学びたい人
- 農業科、農業機械科、生活技術科のうち、学びたい内容がはっきりしていて、第2志望も同じ学校の中で考えたい人
- 学力検査だけでなく、調査書(内申点)や面接も含めて入試に備えたい人
検討するときに確かめたいこと
- 学校説明会は2026年11月7日(土)に予定されています。申し込み方法は学校の入試情報のページで確かめられます
- 共通選抜と特色選抜は受験生が選べず、両方の方法で判定されること。特色選抜では面接があること
- バスでの通学経路と時間、寮に入るかどうか
- 制服、教材、寮費などにかかる費用
- 卒業生の進路での、現役生と既卒生の区別(学校の進路状況の表には書かれていない)
併願の組み方
宮城県の公立高校は、第一次募集で出願できる学校が1校だけです。加美農業高等学校を第一志望にする場合は、第2志望にできるほかの2学科も含めて、志望の順を決めておきます。私立高校を受けるかどうかも含めて、各校の要項で日程と入学手続の締め切りを確認してください。私立高校の推薦入試は1月13日、一般入試は1月26日と1月28日で、県立高校の出願が始まる2月9日より前です。国公立・私立のどの高校にも合格していない場合は、3月16日から始まる第二次募集に出願できます(実施するのは定員に届かなかった学校のみ)。
宮城県加美農業高等学校の進研ゼミ偏差値は39以下です。今の成績との差が気になるなら、入試までの時間で苦手を補える相談先を早めに探しておくのも一つの方法です。
家庭教師を使うか迷っている場合は、宮城県の高校受験で家庭教師を使うか迷ったらで、宮城の入試の仕組みと家庭教師の選び方をまとめています。
宮城県加美農業高等学校のオープンキャンパス・説明会
学校の入試情報のページによると、今年度のオープンキャンパスは終了しています。学校説明会は2026年11月7日(土)に行われます。学校見学は随時受け付けていて、希望する場合は学校に相談するよう書かれています。
宮城県加美農業高等学校の受験でよくある質問
宮城県加美農業高等学校の偏差値はどのくらい?
進研ゼミ偏差値(2026年度の合格可能性判定模試のB判定値)では、農業科、農業機械科、生活技術科のすべてが39以下です。公立高校の合否は、偏差値だけでなく、学力検査と調査書の両方で決まります。
宮城県加美農業高等学校の入試はいつ?
学力検査は2027年3月3日(水)、追試験は3月9日(火)、合格発表は3月15日(月)午後3時です。出願(ウェブ出願)は2月9日(火)から2月16日(火)午前11時までです。
共通選抜と特色選抜は、どちらかを選んで受けるの?
選びません。受験生が選ぶ必要はなく、共通選抜と特色選抜の2通りの方法で判定されます。加美農業高等学校は、3学科とも共通選抜、特色選抜の順に判定します。
学力検査と内申点(調査書)の比重は?
共通選抜では、学力検査点は500点満点、調査書点は195点満点で、比重は5:5です。特色選抜は、調査書195点、学力検査500点、面接75点の合計770点で審査します。
加美農業高等学校の特色選抜に面接はある?
あります。個人面接で、時間は10分程度、2日目に実施されます。志望動機、中学校での活動状況、高校生活への抱負などが聞かれ、配点は75点です。
宮城県の公立高校は、2校に出願できる?
できません。第一次募集で出願できる高校・課程・学科・コースは1つだけです。ただし、加美農業高等学校の中では、ほかの2学科を第2志望にできます。
加美農業高等学校の授業料はいくら?
宮城県の県立高校(全日制)の授業料は年額118,800円です。公立高校(全日制)の就学支援金は月額9,900円で、年にすると同じ額になります。就学支援金は申請が必要です。入学金は5,650円です。
加美農業高等学校には寮がある?
あります。希望すれば、学科に関わらず3年間入寮できます。農業科は1か月の義務入寮期間があり、農業機械科と生活技術科は4泊5日の体験入寮です。
まとめ:宮城県加美農業高等学校の偏差値・入試・学費・併願
- 宮城県加美農業高等学校は農業科・農業機械科・生活技術科がある県立高校で、進研ゼミ偏差値は3学科とも39以下、募集定員は各40人
- 2027年度入試は、学力検査が3月3日(水)、合格発表が3月15日(月)。出願は2月9日(火)から2月16日(火)午前11時まで
- 共通選抜は各学科20人で、学力検査と調査書の比重が5:5。特色選抜は各学科20人で、調査書195点、学力検査500点、面接75点の合計770点
- 授業料は年額118,800円で、就学支援金は月額9,900円(年額に直すと同じ額)
- 宮城県の公立高校は出願できる学校が1校だけ。ほかの2学科を第2志望にできる。私立の推薦入試は1月13日、一般入試は1月26日と1月28日
- 令和7年度卒業生42名の進路は、進学15名、就職26名、公務1名。希望すれば3年間入寮できる
入試の日程や配点は変わることがあります。最新の情報は、学校の入試情報のページと、宮城県教育委員会の最新の発表で確かめてください。











