ものづくりが好きで、将来は自分の技術で社会に貢献したいと考えている中学生の皆さん、こんにちは。北海道の工業都市、室蘭市にある北海道室蘭工業高等学校は、そんな皆さんの夢を叶えるための素晴らしい環境が整った学校です。長年にわたり地域産業を支える人材を輩出してきた伝統校であり、エンジニアやクリエイターを目指す生徒たちが日々切磋琢磨しています。

北海道室蘭工業高等学校の大きな魅力は、専門的な知識や技術を基礎からしっかりと学べる点にあります。普通科の高校では触れることのできない大型の機械や専門設備を使った実習は、知的好奇心を大いに刺激してくれるでしょう。また、卒業後の進路決定率が非常に高く、就職にも進学にも強いのが特徴です。

このページでは、北海道室蘭工業高等学校の入試情報から学校生活のリアルな様子まで、受験生の皆さんが知りたい情報を余すところなくお伝えします。自分に合った高校選びの参考に、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

北海道室蘭工業高等学校の基本情報

項目 内容
正式名称 北海道室蘭工業高等学校
公立/私立 公立
共学/別学 男女共学
所在地 〒050-0074 北海道室蘭市中島町2丁目20番1号
代表電話番号 0143-44-3666
公式サイト http://www.murorankogyo.hokkaido-c.ed.jp/

北海道室蘭工業高等学校の偏差値・難易度・併願校

北海道室蘭工業高等学校を目指すにあたり、まずは合格の目安となる偏差値やランクを確認しておきましょう。学科によって多少の変動はありますが、全体的な難易度を把握することが大切です。

北海道室蘭工業高等学校の偏差値は、学科を問わず概ね 43〜46 程度となっています。北海道の公立高校入試における学習点(ランク)で言うと、Fランク〜Gランク(内申点176〜215点前後)の生徒が多く受験する傾向にあります。ただし、倍率によってはEランク程度の学力があるとより安心です。

同じくらいの偏差値の高校としては、近隣では登別青嶺高等学校などが挙げられます。合格に必要な内申点の目安としては、主要5教科で「3」を中心としつつ、実技教科で「4」を目指すなど、コツコツと積み上げることが重要です。

主な併願校としては、以下の私立高校が選ばれることが多いです。

  • 北海道大谷室蘭高等学校(普通科など)

  • 海星学院高等学校

公立高校を第一志望とする場合、私立高校は「滑り止め」としてだけでなく、それぞれの学校の特色もしっかり理解した上で選ぶようにしましょう。

北海道室蘭工業高等学校に設置されている学科・コース

北海道室蘭工業高等学校には、工業分野の幅広い領域をカバーする5つの学科が設置されています。それぞれの専門性を高めるカリキュラムが組まれており、自分の興味に合わせて選ぶことができます。

北海道室蘭工業高等学校で学べる学科は以下の通りです。

  • 機械科

    自動車やロボット、各種産業機械の設計・製作・運転技術を学びます。ものづくりの基礎を固めたい人におすすめです。

  • 電子機械科

    機械技術とエレクトロニクス(電子)技術、コンピュータ制御を融合した分野を学びます。ロボット制御や自動化システムに興味がある人におすすめです。

  • 電気科

    発電から家庭の配線まで、電気の生成・供給・利用に関する技術を学びます。電気工事士などの国家資格を取得し、インフラを守る仕事がしたい人におすすめです。

  • 建築科

    住宅やビルの設計、施工管理、デザインなどを学びます。将来、建築士や大工、インテリア関係の仕事に就きたい人におすすめです。

  • 土木科

    道路、橋、ダムなどの社会基盤(インフラ)の設計や測量、施工を学びます。地図に残る大きな仕事や、街づくりに関わりたい人におすすめです。

北海道室蘭工業高等学校の特色・校風

北海道室蘭工業高等学校の校風を一言で表すと、「質実剛健」かつ「実践重視」です。工業高校特有の活気がありつつも、実習などでは安全第一の規律正しい雰囲気が漂っています。

北海道室蘭工業高等学校について、中学生が気になるポイントを口コミや評判からまとめました。

  • 校則について

    頭髪や服装の検査は定期的に行われます。工業高校という性質上、実習中の安全確保のため、身だしなみには比較的厳しい傾向があります。特に髪型や制服の着こなしについては先生方の指導が入りますが、社会人としてのマナーを身につけるためと捉えられています。スマホの持ち込みは可能ですが、使用ルールは守る必要があります。

  • 生徒の雰囲気

    男子生徒の比率が高いですが、近年は建築科などを中心に女子生徒の姿も見られます。全体的にさっぱりとした性格の生徒が多く、趣味(バイク、機械いじり、ゲームなど)が合う仲間を見つけやすい環境です。「オタク気質でも浮かない」「専門的な話ができる友達ができる」といった声も聞かれます。

  • 学習と宿題

    普通科高校に比べて、レポート(実習報告書)の提出が非常に重要視されます。文章を書く宿題というよりは、実験や実習の結果をまとめる課題が多いです。テスト期間以外でも、資格取得のための勉強に励む生徒が多く見られます。

  • 制服

    男子は伝統的な学ラン、女子はブレザータイプが採用されています。シンプルで飽きのこないデザインとして定着しています。

  • アルバイト

    原則としては禁止または許可制となっている場合が多いですが、家庭の事情などで許可を得て行っている生徒もいます。学業や部活動に支障がない範囲で認められるケースがあるようです。

北海道室蘭工業高等学校の部活動・イベント

部活動

北海道室蘭工業高等学校は部活動も盛んです。運動部・文化部ともに、工業高校ならではの特色を活かした活動が見られます。

  • 運動部

    陸上競技部、野球部、サッカー部、バドミントン部、バスケットボール部、卓球部、バレーボール部、テニス部、柔道部、剣道部、弓道部などがあります。特に陸上競技部やバドミントン部などは、全道大会への出場実績を持つなど活発に活動しています。

  • 文化部・生産系部活動

    ここが北海道室蘭工業高等学校の大きな強みです。計算技術部、美術部、写真部、吹奏楽部などに加え、「機械研究部」や「電気研究部」といった専門知識を活かした部活があります。ロボットコンテストやものづくりコンテストでの上位入賞を目指して活動しており、授業以上の高度な技術を身につけることができます。

イベント

学校行事は生徒たちのエネルギーが爆発する場です。

  • 学校祭(室工祭)

    クラスごとに趣向を凝らした模擬店や展示が行われます。工業高校らしく、手作りのジェットコースターや乗り物が登場することもあり、来場者を驚かせます。

  • 体育大会

    男子生徒が多いこともあり、非常に白熱します。クラス対抗のリレーや球技大会は、団結力を高める大きなイベントです。

  • 見学旅行(修学旅行)

    2年次に実施されます。行き先は年度によりますが、関西方面や関東方面などで、企業見学や観光名所巡りを行い、見聞を広めます。

北海道室蘭工業高等学校の進学実績

北海道室蘭工業高等学校は、「就職に圧倒的に強い」学校ですが、進学を目指す生徒へのサポートもしっかり行っています。

北海道室蘭工業高等学校の進路状況は以下の通りです。

  • 就職(約7〜8割)

    室蘭市は「鉄の街」として知られており、日本製鉄などの大手鉄鋼メーカーや、その関連企業への就職が非常に強いです。また、北海道内だけでなく、本州の大手自動車メーカー(トヨタ自動車、日産自動車など)や電力会社、インフラ系企業への就職実績も豊富です。求人倍率は非常に高く、生徒1人に対して多数の求人が来ることも珍しくありません。

  • 進学(約2〜3割)

    国公立大学:地元の国立大学である室蘭工業大学への進学者が毎年一定数います。工業高校枠(推薦入試など)を利用して進学するケースが多いです。

    私立大学・専門学校:北海道科学大学や北海学園大学などの道内私立大学、または自動車整備や情報処理系の専門学校へ進学し、さらに専門性を磨く生徒もいます。

進学希望者に対しては、放課後の講習や面接指導などを行い、推薦入試対策を中心に手厚くサポートしています。

北海道室蘭工業高等学校の特長・アピールポイント

北海道室蘭工業高等学校ならではの強みをまとめました。他の高校にはない魅力がたくさんあります。

  • 「ジュニアマイスター顕彰制度」への積極的な取り組み

    資格取得を奨励しており、多くの生徒が在学中に国家資格や検定を取得します。得点に応じて「ジュニアマイスター」の称号が得られ、自信と進路実績につながります。

  • 地元企業との強力なパイプ

    室蘭という土地柄、企業との連携が深く、インターンシップ(就業体験)が充実しています。現場の空気を肌で感じることで、職業意識が高まります。

  • 充実した実習設備

    旋盤、溶接機、CADシステム、3Dプリンターなど、プロが使用するものと同じレベルの設備が整っています。

  • 室蘭工業大学との連携

    同じ市内にある国立大学と連携し、大学の施設見学や出前授業など、高度な技術に触れる機会があります。

  • 高い就職内定率

    長年の実績により企業からの信頼が厚く、就職希望者の内定率はほぼ100%を維持しています。「高卒で安定した企業に入りたい」という人には最強の環境です。

  • ものづくりコンテストでの活躍

    旋盤作業や電気工事、測量などの技術を競う大会で、全道・全国レベルの活躍を見せています。

北海道室蘭工業高等学校の口コミ・評判のまとめ

北海道室蘭工業高等学校について、在校生や卒業生のリアルな声をまとめました。

北海道室蘭工業高等学校の良い点:

  • 「とにかく就職が良い。先生たちが親身になって相談に乗ってくれるので、大手企業に入れた。」

  • 「普通科の勉強は苦手だったけど、実習は楽しい。手を動かすのが好きな人には天国。」

  • 「資格がたくさん取れるので、将来役に立つという実感がある。」

  • 「男子が多いので、変な気を使わずに過ごせて気が楽。クラスの仲が良い。」

北海道室蘭工業高等学校の気になる点:

  • 「女子が少ないので、華やかな高校生活を夢見ていると少し違うかもしれない。」

  • 「校舎や設備の一部に古さを感じる場所がある(公立なので仕方ないが)。」

  • 「レポート提出に追われる時期は結構大変。期限を守らないと厳しく指導される。」

  • 「駅から少し歩くので、冬場の通学は少し大変に感じることもある。」

アクセス・通学

北海道室蘭工業高等学校へのアクセス情報は以下の通りです。

  • 最寄り駅

    JR室蘭本線「東室蘭駅」または「鷲別駅」

    ※多くの生徒は、JR東室蘭駅からバス、または鷲別駅から徒歩で通学しています。

  • バス

    道南バス「高砂2丁目」バス停下車、徒歩約3分。

    道南バス「東室蘭駅東口」から乗車するルートが一般的です。

室蘭市内はもちろん、登別市や伊達市から通学している生徒も多くいます。自転車通学も許可されていますが、坂道や冬場の路面状況には注意が必要です。

北海道室蘭工業高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

北海道室蘭工業高等学校への進学を考えている皆さん、ここまで読んでくれてありがとうございます。

この学校は、「勉強机に向かうよりも、実際に手を動かして何かを作ることが好き」「将来は安定した技術職に就きたい」と考えている人にとって、最高の選択肢の一つです。受験勉強においては、数学と理科の基礎をしっかり固めておくことをおすすめします。入学後の専門科目の授業で、その知識が必ず役に立つからです。

また、面接がある場合は、「なぜこの学科に入りたいのか」「将来どんな技術者になりたいか」を自分の言葉で熱く語れるように準備しておきましょう。北海道室蘭工業高等学校は、やる気のある生徒を全力で応援してくれる学校です。皆さんの合格を心から応援しています!

※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。