130年以上の歴史を誇る北海高等学校は、札幌市にある伝統的な私立高校です。長い歴史の中で「質実剛健」「百折不撓」の建学の精神を受け継ぎ、数多くの卒業生を社会に送り出してきました。勉強と部活動の両方に全力で打ち込む「文武両道」の校風が、今も昔も変わらない北海高等学校の大きな魅力となっています。
北海高等学校の基本情報
北海高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科 特別進学コース Sクラス:65 – 66 普通科 特別進学コース 特進クラス:62 – 63 普通科 進学コース:54 – 55
北海高等学校に設置されている学科・コース
特別進学コース Sクラス
北海道大学をはじめとする全国の難関国公立大学への現役合格を目指す少数精鋭のクラスです。放課後のセルフラーニング(自学自習)や土曜日のオンライン講習など、手厚いサポート体制が整っています。 特別進学コース 特進クラス
北海道内の国公立大学や道外の難関私立大学への進学を目指すクラスです。部活動にも参加可能で、高いレベルでの文武両道を実現したい生徒におすすめです。 進学コース
部活動に打ち込みながら、北海学園大学をはじめとする4年制大学への進学を目指すコースです。指定校推薦枠も豊富で、多様な進路希望に対応できるのが特長です。
北海高等学校の特色・校風
校風・生徒の雰囲気 : 全体的に真面目で落ち着いた生徒が多いようです。特に特別進学コースは学習意欲の高い生徒が集まっています。進学コースは部活動に熱心に取り組む活発な生徒が多く、コースによって雰囲気が少し異なります。生徒同士がお互いを認め合い、高め合っていく校風があります。校則 : 他の私立高校と比較すると、校則はやや厳しめという声が多いようです。特に服装に関する指導はしっかりしているとの口コミが見られます。スカート丈や第一ボタンなど、身だしなみに関するルールが定められています。スマートフォンの校内での使用は原則禁止で、朝に預ける決まりになっています。宿題・学習 : 宿題の量はコースによって差があるようです。特に特別進学コースでは、日々の課題や小テストが多く、家庭学習の習慣が求められます。進学コースも大学進学を目指すため、一定量の学習は必要とされます。制服 : 制服は、特に女子生徒からの人気が高いようです。可愛らしいリボンとチェック柄のスカートが特徴的で、「理想の学生服」として紹介されたこともあります。男子は伝統的な詰襟で、品格があると評判です。アルバイト : アルバイトは原則として禁止されていますが、特別な事情がある場合は許可制となっているようです。土曜授業 : 2022年度から完全週5日制となり、土曜日の通常授業はなくなりました。ただし、Sクラスでは土曜日にオンライン講習が実施されています。
北海高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 : 何といっても有名なのが、甲子園の常連である硬式野球部です。そのほか、サッカー部、陸上競技部、男女バドミントン部、弓道部なども全国大会で実績を残しています。施設も充実しており、高いレベルで競技に打ち込みたい生徒にとっては最高の環境と言えるでしょう。文化部 : 吹奏楽局や放送局、弁論部、書道部などが活発に活動しています。特に吹奏楽局はコンクールで高い評価を得ています。文化部も全国レベルでの活躍が見られ、自分の興味や特技を伸ばすことができます。
イベント
北海祭(学校祭) : 毎年7月に行われる最大のイベントです。クラスごとの出店やステージ発表など、大変な盛り上がりを見せます。近年は一般公開も行われており、地域からも親しまれています。体育祭 : 9月に行われる体育祭は、クラス対抗で様々な競技に挑みます。学年を超えて応援に熱が入り、学校全体が一体感に包まれます。修学旅行 : 2年生の11月に関西や沖縄方面へ4泊5日の修学旅行が実施されます。歴史や文化を学び、友人との絆を深める貴重な体験となっています。芸術鑑賞 : 演劇や音楽など、様々なジャンルの芸術に触れる機会が設けられており、豊かな感性を育みます。
北海高等学校の進学実績
国公立大学 : 北海道大学、小樽商科大学、北海道教育大学、札幌医科大学、室蘭工業大学、弘前大学など、毎年40名以上の合格者を出しています。難関私立大学 : 早稲田大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、法政大学、中央大学、同志社大学といった難関私立大学にも合格者を輩出しています。道内私立大学 : 系列校である北海学園大学へは、併設校推薦枠を利用して毎年100名近くが進学しています。このほか、北星学園大学、北海道医療大学、北海道科学大学などにも多数の合格者を出しています。その他 : 短期大学や専門学校への進学、公務員や民間企業への就職など、多様な進路に対応しています。
北海高等学校の特長・アピールポイント
130年以上の歴史と伝統 : 1885年創立の「北海英語学校」を前身とし、長い歴史の中で「質実剛健」「百折不撓」の精神を育んできました。多くの卒業生が各界で活躍しています。目標に応じた多彩なコース設定 : 難関国公立大学を目指すSクラスから、部活動と両立しながら大学進学を目指す進学コースまで、一人ひとりの目標に合わせた学習環境が整っています。全国レベルの活発な部活動 : 硬式野球部やサッカー部をはじめ、数多くの部活動が全国大会で活躍しています。文武両道を高いレベルで実現できる環境です。北海学園大学への太いパイプ : 系列の北海学園大学へは併設校推薦制度があり、毎年多くの生徒が進学しています。推薦を保持したまま国公立大学などに挑戦できる独自の「FC(フリーチョイス)システム」も魅力です。充実した国際交流プログラム : ニュージーランドの姉妹校との交換留学や、カナダのブロック大学での語学研修など、国際感覚を養う機会が豊富に用意されています。地下鉄駅直結の好アクセス : キャンパスは札幌市営地下鉄東豊線「学園前」駅の3番出口から徒歩1分という抜群の立地にあり、通学に非常に便利です。最新のICT環境 : 全教室にWi-Fiとプロジェクターが完備され、生徒全員がタブレットPCを活用した質の高い授業を受けています。
北海高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「先生方のサポートが手厚く、進路相談に親身に乗ってくれる」という声が多数あります。 「部活動がとても盛んで、目標を持って打ち込める環境がある」 「コースが分かれているので、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる」 「北海祭や体育祭などの行事がとても楽しく、クラスの団結力が強まる」 「女子の制服が可愛いと評判で、モチベーションが上がる」 「駅から直結で雨や雪の日も通学が楽」
気になる点 :「校則が他の高校に比べて少し厳しいと感じることがある(特にスマホや服装)」という意見があります。 「歴史がある分、校舎や施設の一部に古さを感じるところがある」 「コースによって生徒の雰囲気がかなり違うので、合わないと感じる人もいるかもしれない」 「運動部が強いイメージがあり、文化系の生徒は少し肩身が狭く感じることがある」という声も一部で見られます。
アクセス・通学
最寄り駅 :札幌市営地下鉄東豊線「学園前」駅 3番出口から徒歩約1分(ほぼ直結) 札幌市営地下鉄南北線「中の島」駅から徒歩約15分 札幌市営地下鉄南北線「平岸」駅から徒歩約15分
北海高等学校受験生へのワンポイントアドバイス