宮城県本吉郡南三陸町にある南三陸高等学校は、2024年に創立100周年を迎えた歴史と伝統のある学校です。 2023年度には、長年親しまれた「志津川高等学校」から現在の校名へ変更し、宮城県の公立高校としては初めてとなる全国からの生徒募集「南三陸kizuna留学」を開始するなど、新たな歴史の一歩を踏み出しました。 この学校の最大の魅力は、なんといっても「地域」との強いつながりです。
南三陸高等学校の基本情報
南三陸高等学校の偏差値・難易度・併願校
南三陸高等学校に設置されている学科・コース
普通科 どんなことを学ぶ場所か: 2年生から「地域創造系」と「文理系」に分かれます。 「地域創造系」では地域課題の探究や解決策を考える学習を行い、「文理系」では大学進学を目指し、文系・理系の科目を重点的に学びます。どんな生徒におすすめか: 地域活性化に興味がある人や、国公立大学や私立大学への進学を目指している人におすすめです。
情報ビジネス科 どんなことを学ぶ場所か: 簿記や情報処理といった商業の基礎から、プログラミング、ドローン操作、VRなどの最先端技術まで幅広く学びます。 地元企業と連携した商品開発など、実践的な授業が豊富です。どんな生徒におすすめか: IT技術やビジネスに興味があり、たくさんの資格を取得したい人や、将来、起業したり地域で活躍したりしたい人におすすめです。
南三陸高等学校の特色・校風
宿題の量: 宿題の量は標準的という声が多いようですが、特に資格取得を目指す情報ビジネス科では、自主的な学習が求められる場面もあります。校則: 校則は、他の高校と比較して標準的か、やや緩やかという意見が見られます。スマートフォンの持ち込みは許可されていますが、校内での使用ルールは守る必要があります。生徒たちの雰囲気: 真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、学校行事や部活動には活発に取り組む、メリハリのある雰囲気のようです。全国から生徒を募集していることもあり、多様なバックグラウンドを持つ生徒が集まっています。アルバイト: アルバイトは原則として許可されていませんが、家庭の事情など特別な理由がある場合は、学校に申請し許可を得ることで可能になる場合があります。制服: 2023年度から制服が新しくなりました。 紺色のブレザーに、スクールカラーのブルーを取り入れたシャツとネクタイが特徴的です。 女子はスカートとスラックス、夏服はポロシャツも選択でき、機能性も考慮されています。土曜授業: 基本的に土曜授業はありません。
南三陸高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部: 陸上競技部: 毎年、東北大会やインターハイに出場する選手を輩出している強豪部です。硬式野球部: 「南三陸から甲子園」を合言葉に、地域からの期待を背負って日々練習に励んでいます。弓道部: 部員のほとんどが高校から弓道を始めており、初心者でも県大会上位を目指せる環境です。
文化部: 自然科学部: 環境甲子園で奨励賞を受賞するなど、数々の大会で高い評価を得ています。 津波で変化した干潟の研究など、地域ならではのテーマに取り組んでいます。商業部: 情報ビジネス科の生徒を中心に、資格取得や各種コンテストへの出場を目指して活動しています。郷土芸能部: 地域の伝統芸能である「行山流水戸辺鹿子躍」の保存と伝承に取り組んでいます。
イベント
旭ヶ浦祭(文化祭): 各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表、模擬店などで盛り上がります。地域住民も多く訪れ、学校と地域が交流する大切な機会となっています。体育祭: 学年対抗で様々な競技に熱戦を繰り広げます。クラスの団結力が試される、学校で最も盛り上がる行事の一つです。合唱コンクール: 尾形杯の種目の一つで、各クラスが練習の成果を披露します。美しいハーモニーが体育館に響き渡ります。修学旅行: 近年では、関西方面を訪れることが多いようです。歴史や文化に触れ、仲間との絆を深める貴重な体験となります。防災訓練: 東日本大震災の教訓を未来へつなぐため、地域と連携した実践的な防災訓練が定期的に行われています。
南三陸高等学校の進学実績
大学・短期大学: 東北学院大学、石巻専修大学、東北工業大学、東北福祉大学など、地元の私立大学への進学者が多い傾向にあります。 国公立大学への進学を目指す生徒もおり、少人数指導を活かした個別指導が行われています。
専門学校: 看護・医療系、動物・海洋系、IT・ビジネス系など、多様な分野の専門学校へ進学しています。 気仙沼市立病院附属看護専門学校や仙台ECO動物海洋専門学校などが挙げられます。
就職: 県内を中心に、製造業、サービス業、公務員など幅広い職種に就職しています。 (株)登米村田製作所やトヨテツ東北(株)といった地元有力企業への就職実績もあります。
南三陸高等学校の特長・アピールポイント
地域全体がキャンパス!「地域学」: 南三陸町の豊かな自然や産業をフィールドに、地域課題の探究や解決策を考える、実践的な探究学習プログラムです。企業と連携したリアルな商品開発: 情報ビジネス科では、大手食品メーカーと協力してオリジナル味のカップ焼きそばを企画・開発し、全国で発売した実績があります。全国から仲間が集まる「南三陸kizuna留学」: 2023年度からスタートした全国募集制度により、多様な価値観を持つ仲間と出会い、共に学ぶことができます。 留学生向けに家具付きの寮「旭桜寮」も完備されています。最先端技術を学べる充実のICT環境: プログラミング教育に力を入れており、Linuxやドローン、VRなどを学べる環境が整っています。 日本の高校で初となる「リナックスアカデミックパートナープログラム認定校」にもなっています。台湾の姉妹校との活発な国際交流: 台湾の嘉義県立竹崎高級中学と姉妹校提携を結んでおり、オンラインや対面での交流を通じて国際感覚を養うことができます。町が運営する無料の公営塾「志翔学舎」: 学校のすぐ隣にある施設で、大学進学を目指す生徒は無料で個別指導などのサポートを受けることができます。温かい地域とのつながり: 登下校時には地域の方々が温かく声をかけてくれるなど、町全体で生徒の成長を見守る雰囲気があります。
南三陸高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」「少人数なので、生徒一人ひとりへのサポートが手厚い」といった、教員の熱心さや面倒見の良さを評価する声が多く見られます。 「地域の人と関わる機会が多く、コミュニケーション能力が身についた」「探究学習を通して、主体的に考える力がついた」など、地域連携の取り組みをポジティブに捉える意見が目立ちます。 「学校行事がとても盛り上がる」「クラスの団結力が強く、毎日が楽しい」といった、アットホームな校風に関する良い評判も多いようです。 「新しい制服が可愛い・かっこいいと評判が良い」という声もあります。
気になる点: 「最寄り駅からは少し歩く」「バスの本数が少ない時間帯がある」など、交通の便に関する指摘が一部で見られます。 「施設の بعض部分が少し古い」といった意見もありますが、体育館の改築やテニスコートの人工芝化など、施設のリニューアルも進められています。 「大学進学を目指すなら、塾との両立が必要かもしれない」という声もあり、高いレベルの大学を目指す場合は、学校のサポートに加えて自身の努力がより重要になるようです。
アクセス・通学
最寄り駅: JR気仙沼線BRT「志津川駅」から徒歩約15分 JR気仙沼線BRT「志津川中央団地駅」から徒歩約20分
バス: JR気仙沼線BRT「志津川駅」から南三陸町乗合バスに乗車(約3分)、「南三陸高校入口」または「南三陸高校前」下車
南三陸高等学校受験生へのワンポイントアドバイス


