滋賀県立守山北高等学校は、守山市の豊かな自然に囲まれた落ち着いた環境で、一人ひとりの個性を伸ばす教育を実践している学校です。1983年の創立以来、「はつらつ・すこやか・たくましく」を校訓に掲げ、地域に根ざした教育活動を展開してきました。在校生から募集した「ほら ここに 人を想う心がある」というスローガンは、守山北高等学校の温かい校風を象徴しています。
守山北高等学校の基本情報
守山北高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値 : 普通科の偏差値は「41」前後とされています。難易度 : 滋賀県内の公立高校の中では、比較的入学しやすいレベルと言えるでしょう。ただし、油断は禁物です。合格を確実にするためには、中学校の授業内容をしっかりと理解し、基礎学力を定着させることが大切です。内申点については、日頃の定期テストで平均点以上を目指し、提出物をきちんと出すなどの真面目な学習態度が評価されます。併願校 : 守山北高等学校を第一志望とする受験生は、併願校として私立の綾羽高等学校、近江兄弟社高等学校、滋賀短期大学附属高等学校などを受験するケースが多いようです。自分の学力や将来の進路希望に合わせて、複数の学校を検討することをおすすめします。
守山北高等学校に設置されている学科・コース
普通科 : 幅広い科目をバランスよく学ぶことができます。2年生からは文科系と理科系の類型に分かれ、それぞれの進路希望に応じた学習を進めていきます。 国語、数学、英語などの主要科目では少人数授業が実施されており、一人ひとりの理解度に合わせた丁寧な指導が受けられるのが特長です。みらい共創科(令和7年度新設予定) : 地域をフィールドとした探究的な学びを軸に、多様性を尊重し、他者と協働しながらより良い未来を創造する力を育む新しい学科です。 企業や大学と連携した実践的なインターンシップなど、独自のカリキュラムが用意されており、主体的に学びたい生徒におすすめです。
守山北高等学校の特色・校風
宿題の量 : 宿題の量は標準的ですが、日々の予習・復習を習慣づけることが大切です。校則 : 他の高校と比較すると、校則はやや厳しいという声が多いようです。 例えば、スマートフォンの校内での使用は制限されており、朝に預けるルールになっています。 服装やピアスなどに関する指導も比較的厳しい傾向があるようです。生徒の雰囲気 : 地元の中学校出身の生徒が多く、落ち着いた真面目な雰囲気の生徒が多いと言われています。アルバイト : 部活動とアルバイトの両立は原則として難しいようですが、長期休暇中など条件によっては許可される場合もあるようです。事前に学校に確認することをおすすめします。制服 : 制服はブレザータイプで、落ち着いたデザインです。特に女子生徒の制服は、可愛らしいという評判もあるようです。土曜授業 : 基本的に土曜授業はありません。
守山北高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 : 硬式野球部は2013年の選手権滋賀大会でベスト8に進出した実績があります。 陸上競技部やサッカー部も熱心に活動しており、近畿大会に出場する選手もいます。文化部 : 吹奏楽部は、2019年に全国高等学校総合文化祭に出場するなど、高いレベルで活動しています。 その他にも、美術部、書道部、写真部など、多様な文化部があります。
イベント
体育祭 : 6月に行われる体育祭は、リレーや大縄跳びなどの定番種目に加え、3年生が中心となる応援合戦も見どころの一つです。 クラブ対抗リレーなどもあり、非常に盛り上がります。文化祭 : 秋に開催される文化祭は、クラスごとの展示やステージ発表など、生徒たちの創造性が発揮される場となっています。修学旅行 : 2年生の秋には修学旅行が実施されます。 事前の班別学習などを通して、仲間との絆を深める良い機会となっています。
守山北高等学校の進学実績
国公立大学 : 滋賀大学、滋賀県立大学など、地元の国公立大学への進学者を輩出しています。難関私立大学 : 関西の主要な私立大学である、立命館大学、龍谷大学、京都産業大学、近畿大学などへの合格実績があります。その他 : 短期大学や、看護医療系をはじめとする専門学校への進学、そして地元企業への就職など、進路は多岐にわたります。進学サポート : 1年生から進学希望者向けの「アドバンス補習」が開講されており、大学入試に向けた応用力の育成に力を入れています。 看護医療系希望者向けの補習や、公務員希望者向けの対策講座なども実施されています。
守山北高等学校の特長・アピールポイント
「ほら ここに 人を想う心がある」を育む教育 : 在校生が考案したスローガンが学校全体に浸透しており、生徒同士はもちろん、先生との距離も近く、温かい人間関係の中で学校生活を送ることができます。地域に根ざした学びの機会 : 守山市内の企業や大学、福祉施設などと連携したフィールドワークやインターンシップが豊富に用意されており、社会とのつながりを意識しながら学ぶことができます。少人数授業による丁寧な学習指導 : 主要教科を中心に少人数授業を展開し、生徒一人ひとりの理解度を確認しながら授業を進める体制が整っています。令和7年度新設「みらい共創科」 : 地域課題の解決に取り組む探究学習や、実践的なインターンシップなど、未来を切り拓く力を育むための先進的な学びがスタートします。マスコットキャラクター「モリキタヌキ」 : 学校のシンボルである時計塔を頭につけたタヌキのキャラクターが、学校生活の様々な場面に登場し、生徒たちに親しまれています。タヌキには「他に抜きんでる」という意味が込められています。
守山北高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「先生方が親身に進路相談に乗ってくれるので心強い」という声が多く聞かれます。 「落ち着いた環境で、勉強に集中できる」という意見も多いです。 「部活動が盛んで、仲間と目標に向かって頑張れるのが楽しい」といった声もあります。
気になる点 :「校則が他校に比べて厳しいと感じる」という意見が一部で見られます。特に、スマートフォンの使用制限については、不便に感じる生徒もいるようです。 「最寄り駅から少し距離があるため、通学が少し大変」という声もあります。 「施設の古さが少し気になる」という意見も見られます。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス : JR「守山駅」から近江鉄道バスに乗車し、「守山北高前」バス停で下車するのが主な通学方法です。 駅からはバスで約20分、自転車では約30分ほどの距離です。通学エリア : 守山市内の中学校出身の生徒が全体の約半数を占めていますが、隣接する野洲市などからも多くの生徒が通学しています。 通学手段としては、約95%の生徒が自転車を利用しているというデータもあります。
守山北高等学校受験生へのワンポイントアドバイス