130年以上の歴史を誇る宮城学院高等学校は、キリスト教の教えに基づき、一人ひとりの個性を大切にする女子教育を行っている伝統校です。緑豊かな美しいキャンパスで、生徒たちはのびのびと学校生活を送っています。宮城学院高等学校は、落ち着いた環境の中でじっくりと学びたい、そして様々な活動を通して自分自身を成長させたいと願う生徒にとって、素晴らしい選択肢となるでしょう。
宮城学院高等学校の基本情報
宮城学院高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科 特別進学コース:62 普通科 グローバルコミュニケーションコース:61 普通科 総合進学コース:57
宮城学院高等学校に設置されている学科・コース
特別進学コース
国公立大学や難関私立大学への進学を目指すコースです。部活動と受験勉強を両立しながら、高い目標に向かって仲間と切磋琢磨したい生徒におすすめです。 グローバルコミュニケーションコース
高い英語力を身につけ、国際系の大学や海外大学への進学を目指すコースです。ネイティブ教員による授業が多く、実践的なコミュニケーション能力を養いたい生徒に最適です。 総合進学コース
学習と部活動などをバランス良く両立させながら、主に私立大学や専門学校への進学を目指すコースです。豊富な指定校推薦枠を活用できるのが大きな強みで、自分の興味や関心を広げたい生徒におすすめです。2年次からは文系の「クリエイティブ」と理系の「ライフサイエンス」に分かれます。
宮城学院高等学校の特色・校風
宿題の量:コースによりますが、特別進学コースなどは毎日コツコツと取り組む必要のある課題が出されることが多いようです。全体的には、多すぎず少なすぎず、予習・復習の習慣が身につく適度な量という声が多く聞かれます。 校則:以前は厳しいという評判もありましたが、近年は少しずつ緩やかになっているという口コミが見られます。スマホは校内での使用ルールが定められていますが、持ち込みは可能です。服装については、制服の着こなしに関する指導はありますが、理不尽に厳しいということはないようです。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、行事などでは活発に活動し、楽しむ時は楽しむといったメリハリのある生徒が多い印象です。女子校ならではの、気兼ねなくのびのびとした雰囲気があるようです。 アルバイト:原則として禁止されていますが、特別な事情がある場合は許可制で可能になることもあるようです。 制服の評判:伝統的で品のあるデザインが好評です。特に、清楚な印象のセーラー服は、昔から多くの生徒に愛されています。着こなしを工夫しておしゃれを楽しんでいる生徒もいるようです。 土曜授業:基本的に土曜授業はありません。週5日制で、週末は部活動や自分の時間に集中できる環境です。
宮城学院高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
文化祭(MG祭):毎年9月頃に中高合同で開催されます。各クラスや文化部による展示・発表、ステージパフォーマンスなどが行われ、多くの来場者で賑わいます。近年ではキッチンカーなども出店し、大変な盛り上がりを見せるようです。 運動会:クラス対抗で様々な競技に臨みます。クラスTシャツを作成するなど、生徒たちの団結力が一層深まるイベントです。 クリスマス礼拝:宮城学院の最も伝統的で厳かな行事の一つです。講堂に響き渡る讃美歌やハンドベルの演奏は、多くの生徒や保護者の心に残る感動的な体験となっています。 校外研修旅行(修学旅行):高校2年次に実施され、行き先は年度によって異なりますが、生徒たちにとっては高校生活の大きな思い出の一つとなっています。
宮城学院高等学校の進学実績
国公立大学:宮城教育大学、山形大学、東北大学、福島大学など、地元の国公立大学を中心に合格者が出ています。 難関私立大学:早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、国際基督教大学(ICU)、GMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)、関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館)など、全国の有名私立大学に多数の合格実績があります。 その他:宮城学院女子大学へは多くの生徒が進学しています。また、全国の女子大学や、看護・医療系の大学・専門学校への進学にも強いのが特徴です。
宮城学院高等学校の特長・アピールポイント
キリスト教に基づく人間教育:毎日の礼拝や宗教行事を通して、感謝の心や他者を思いやる心を育むことができます。 充実したグローバル教育:ネイティブ教員による質の高い英語教育に加え、オーストラリアやニュージーランドへのターム留学制度や、多彩な海外研修プログラムが用意されています。 伝統ある音楽教育:全国レベルの音楽班(合唱部)をはじめ、弦楽やハンドベルなど、様々な音楽に触れる機会が豊富にあります。 緑豊かで美しいキャンパス:閑静な住宅街に位置する広大なキャンパスは、四季折々の自然に囲まれ、落ち着いて学習に集中できる理想的な環境です。 豊富な指定校推薦枠:宮城学院女子大学はもちろん、全国の有名私立大学から多くの指定校推薦枠が寄せられており、進路選択の幅が広がります。 生徒主体の学校行事:文化祭や運動会などの行事は、生徒会が中心となって企画・運営され、生徒たちの自主性や協調性を育んでいます。 手厚い学習サポート体制:「スタディモール」での自習支援や各種講習など、生徒の学力向上を支える仕組みが整っています。
宮城学院高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」という声が多く、生徒一人ひとりへのサポートが手厚いようです。 「施設が綺麗で学習環境が整っている」「緑が多くて落ち着く」など、キャンパス環境への評価は非常に高いです。 「いじめが少ない」「穏やかな生徒が多い」といった声が多く、安心して学校生活を送れる雰囲気があるようです。 「指定校推薦の枠が多く、進学に有利だと感じた」という卒業生の声も見られます。 「クリスマス礼拝などの宗教行事が感動的で心に残る」という、キリスト教学校ならではの魅力を挙げる声も多いです。
気になる点: 「坂道が多く、駅からバスに乗る必要があるため、アクセスが少し不便」という意見があります。特に冬場は大変に感じる生徒もいるようです。 「校則が他の私立高校に比べて少し厳しいと感じることがある」という声も一部で見られますが、近年は緩和傾向にあるようです。 「お嬢様学校というイメージがあるかもしれないが、実際は様々な生徒がいる」という声もあり、入学前のイメージとのギャップを感じる人もいるかもしれません。
アクセス・通学
仙台市地下鉄南北線「旭ヶ丘駅」から宮城交通バス「宮城学院行き」で約15分。 JR仙台駅西口バスプールから宮城交通バス「宮城学院行き」で約30分。 仙台市地下鉄南北線「八乙女駅」から宮城交通バスで約9分、「上谷刈山添」バス停下車、徒歩5分。
宮城学院高等学校受験生へのワンポイントアドバイス