宮城県立松島高等学校は、日本三景の一つである松島の美しい自然に囲まれた、歴史と伝統のある高等学校です。 昭和23年に創立され、長年にわたり地域社会に貢献する多くの卒業生を輩出してきました。 この学校の最大の魅力は、普通科に加えて、全国的にも珍しい「観光科」が設置されている点です。

「自律・友愛・創造」の校訓のもと、生徒一人ひとりが主体的に学び、それぞれの夢や目標に向かって学校生活を送っています。 普通科では個々の進路希望に応じたきめ細やかな指導が行われ、観光科では松島という最高のフィールドを活かした実践的な学びが展開されています。

この記事では、そんな宮城県立松島高等学校の偏差値や気になる口コミ、学校生活の様子などを、進学アドバイザーの視点から詳しく、そして分かりやすく解説していきます。松島高校が持つ独自の魅力や、在校生たちのリアルな声を通じて、皆さんの高校選びの参考にしていただければ幸いです。

宮城県立松島高等学校の基本情報

まずは、松島高等学校の基本的な情報を確認しましょう。

項目 内容
正式名称 宮城県立松島高等学校
公立/私立の別 公立
共学/男子校/女子校の別 男女共学
所在地 〒981-0215 宮城県宮城郡松島町高城字迎山3-5
代表電話番号 022-354-3307
公式サイト https://matsushima-h.myswan.ed.jp/

宮城県立松島高等学校の偏差値・難易度・併願校

松島高等学校の受験を考える上で、偏差値や難易度は重要なポイントです。

学科・コースごとの最新の偏差値の目安は以下の通りです。

  • 普通科:43

  • 観光科:42

同じくらいの偏差値の他の高校としては、黒川高等学校(普通科)などが挙げられます。合格に必要な内申点の目安としては、中学3年間の評定平均が3.0前後が一つの基準となりそうですが、これはあくまで目安です。実際の選抜では、学力検査の点数と調査書点が総合的に判断されます。

宮城県の公立高校入試では、基本的に他の公立高校を併願することはできません。そのため、松島高等学校を第一志望とする場合、併願校は私立高校から選ぶことになります。主な併願校としては、仙台育英学園高等学校、東北学院高等学校、常盤木学園高等学校などが考えられます。自分の学力や校風などを考慮して、慎重に併願校を選びましょう。

宮城県立松島高等学校に設置されている学科・コース

松島高等学校には、それぞれ特色の異なる2つの学科が設置されています。 自分の興味や将来の夢に合わせて、どちらの学科が合っているか考えてみましょう。

  • 普通科

    • どんなことを学ぶ?:大学進学から就職まで、多様な進路希望に対応できるカリキュラムが組まれています。 1年次で基礎学力を固め、2年次からは文系・理系に分かれ、3年次にはさらに多様な選択科目から自分の進路に合わせた学習を深めます。

    • どんな生徒におすすめ?:まだ将来の夢が具体的に決まっていない人や、大学進学を目指して幅広く学びたい人におすすめです。

  • 観光科

    • どんなことを学ぶ?:日本三景・松島を舞台に、観光に関する専門知識や「おもてなし」の心を実践的に学びます。 ホテル実習や販売実習、観光ガイドの実践など、体験的な学習が豊富に用意されています。

    • どんな生徒におすすめ?:旅行や観光業に興味がある人、人と接することが好きな人、地域を盛り上げる活動に関心がある人にぴったりです。

宮城県立松島高等学校の特色・校風

松島高等学校は、一言でいえば「地域に根ざした、穏やかでアットホームな校風」が特徴です。特に観光科の存在が学校全体に活気を与えています。

  • 校風・雰囲気

    • キーワードは「地域密着」「実践重視」「穏やか」です。日本三景・松島という立地を活かし、地域と連携した活動が盛んに行われています。 生徒たちは比較的落ち着いており、真面目な生徒が多いという声が見られます。

  • 宿題・学習

    • 宿題の量は、学科や選択科目によって異なりますが、特別に多いという声は少ないようです。普通科では進学を目指す生徒のために、数学や英語で習熟度別学習を取り入れるなど、きめ細やかな指導が行われています。

  • 校則

    • 校則は、他の高校と比較して「やや厳しい」と感じる生徒が多いようです。 特に頭髪や服装に関する指導は定期的(月に1回程度)に行われるとの口コミがあります。 スマートフォンの使用については、校内でのルールが定められているようです。アルバイトは原則として許可制となっている場合が多いですが、長期休暇中など条件付きで認められることもあるようです。事前に学校に確認することをおすすめします。

  • 制服

    • 制服は、男子が黒の詰襟学生服、女子が紺のブレザーにチェック柄のスカートです。伝統的なデザインで、落ち着いた印象を与えます。制服に関する評判は様々ですが、特に女子の制服は可愛いという声も聞かれます。

  • 土曜授業

    • 土曜授業の有無については、年度によって変更される可能性があるため、学校説明会などで確認するのが確実です。

宮城県立松島高等学校の部活動・イベント

部活動

松島高等学校は、運動部・文化部ともに活発に活動しており、多くの部が県大会に出場するなど実績を残しています。

  • 運動部

    • 特に、全国大会への出場経験もあるカヌー部は、松島ならではの部活動として有名です。また、野球部、サッカー部、バレーボール部、バスケットボール部なども熱心に活動しています。 2021年に建て替えられた新しい体育館は、複数の部活動が快適に練習できる環境です。

  • 文化部

    • 文化部では、地域のイベントに数多く参加し、高い評価を得ているダンス部が特に活発です。 また、吹奏楽部は全国高等学校総合文化祭に出場した実績もあります。 観光科の生徒が所属し、観光ボランティアガイドなどを行うボランティア部も、地域貢献活動に力を入れています。

イベント

松島高校では、生徒が主体となって作り上げる学校行事が多く、学校生活を彩る大切な思い出となっています。

  • 体育祭・歩け歩け大会

    • 体育祭は、クラス対抗で大いに盛り上がる行事の一つです。また、松島の美しい景色の中を歩く「歩け歩け大会」も、松島高校ならではの伝統行事です。

  • 松高祭(文化祭)

    • 毎年秋に開催される文化祭で、各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表を行います。地域住民にも公開されることがあり、学校全体が活気に包まれます。

  • 修学旅行・研修旅行

    • 普通科は京都・奈良・大阪方面への修学旅行を実施しています。 一方、観光科は学習の一環として、伊勢志摩・京都・大阪方面への研修旅行があり、ホテル実習や現地でのPR活動など、より専門的な内容となっています。

宮城県立松島高等学校の進学実績

松島高等学校は、多様な進路希望に対応できるサポート体制が整っており、卒業生は大学進学、専門学校、就職と幅広い分野で活躍しています。

  • 大学進学

    • 国公立大学では、宮城大学などへの進学実績があります。

    • 私立大学では、東北学院大学、東北福祉大学、石巻専修大学、仙台白百合女子大学など、県内の大学を中心に多くの生徒が進学しています。

  • 短期大学・専門学校

    • 聖和学園短期大学や仙台青葉学院短期大学などの短期大学や、看護・医療、保育、美容、IT、公務員など、様々な分野の専門学校へ進学する生徒も多数います。

  • 就職

    • 観光科で学んだ知識やスキルを活かし、ホテルや旅館などの観光産業へ就職する生徒が多いのが特徴です。 普通科からも、地元企業を中心に安定した就職実績があります。

  • 進路サポート

    • 進路指導保護者説明会などを通じて、生徒と保護者への情報提供を密に行っています。 また、総合的な探究の時間を利用した「松島探究」の授業では、地域と連携しながら自己の在り方や生き方を考え、進路実現をサポートしています。

宮城県立松島高等学校の特長・アピールポイント

他の高校にはない、松島高等学校ならではの魅力を5つのポイントにまとめました。

  1. 日本三景・松島という最高の学習環境

    • 学校のすぐそばに広がる松島の絶景は、日々の学習の癒やしになるだけでなく、特に観光科の生徒にとっては生きた教材となります。

  2. 全国的にも珍しい「観光科」での実践的な学び

    • 観光科では、ホテル実習や観光ガイド、旅行商品の企画など、教室の外に出て学ぶ機会が豊富にあります。 これらの経験を通して、コミュニケーション能力や課題解決能力を養うことができます。

  3. 地域社会との深いつながり

    • 観光ボランティアガイドや地域のイベント参加など、松島の町全体が学校のフィールドです。 地域の人々と触れ合う中で、社会性や郷土愛を育むことができます。

  4. 生徒が企画・運営する「松高おもてなしツアー」

    • 観光科3年生が学びの集大成として、一般の方向けのバスツアーを企画・実施します。 プランニングからガイドまで全て生徒が行うこの取り組みは、非常に貴重な経験となります。

  5. 多様な進路に対応するきめ細やかな指導

    • 普通科では、進学から就職まで生徒一人ひとりの目標に合わせたカリキュラムと手厚いサポート体制が整っています。 観光科も、専門知識を活かした進学・就職が可能です。

宮城県立松島高等学校の口コミ・評判のまとめ

在校生や卒業生からは、様々な声が寄せられています。学校選びの参考として、良い点と気になる点の両方を見てみましょう。

  • 良い点

    • 「日本三景のすぐそばという立地が最高。毎日美しい景色を見て通学できる」

    • 「観光科での活動がとても楽しい。普通科ではできないような体験がたくさんできる」

    • 「先生方が親身になって進路相談に乗ってくれる」

    • 「地域の人たちと関わる機会が多く、コミュニケーション能力が身についた」

    • 「体育館が新しくてきれい」

  • 気になる点

    • 「校則が少し厳しいと感じることがある。特に頭髪検査は厳しい」

    • 「駅から学校まで坂道が続くので、少し大変」

    • 「施設全体が少し古いと感じる部分がある」

    • 「普通科は良くも悪くも普通。もっと特色がほしいという声もある」

アクセス・通学

松島高等学校へのアクセス方法と、通学エリアについてです。

  • 最寄り駅からのアクセス

    • JR仙石線「高城町駅」から徒歩約8〜10分

    • JR東北本線「松島駅」から徒歩約15分

  • 通学エリア

    • 所在地である松島町や、近隣の塩竈市、利府町、東松島市、石巻市、大崎市など、幅広いエリアから生徒が通学しています。 JR仙石線と東北本線の2路線が利用できるため、比較的広範囲からの通学が可能です。

宮城県立松島高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

宮城県立松島高等学校を目指す皆さんへ、進学アドバイザーとして最後に応援メッセージを送ります。

松島高校は、「何か特別なことに挑戦したい」「地域と関わりながら成長したい」と考えている君に特におすすめの学校です。特に観光科は、日本三景・松島という最高の舞台で、他では決して味わえない貴重な3年間を過ごすことができるでしょう。普通科を希望する君も、落ち着いた環境でじっくりと自分の進路と向き合い、先生方のサポートを受けながら夢を実現することができます。

受験勉強においては、まず中学校の基礎・基本を徹底的に固めることが大切です。苦手科目をなくし、どの教科でも安定して点数が取れるようにしましょう。そして、松島高校がどんな生徒を求めているか(アドミッション・ポリシー)をよく理解し、面接などで自分の意欲や個性をしっかりとアピールできるように準備してください。美しい松島の地で、充実した高校生活を送る日を夢見て、頑張ってください!応援しています。

※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。