岩手県立紫波総合高等学校は、長い歴史と伝統を礎に、未来を切り拓く新しい学びを提供する魅力的な学校です。1930年の創立以来、地域社会の発展と共に歩み続け、2004年には総合学科高校として新たなスタートを切りました。この変革により、生徒一人ひとりの興味や関心、そして将来の夢に合わせた多様な学習が可能となり、紫波総合高等学校は自分の可能性を最大限に引き出せる場所として注目されています。
岩手県立紫波総合高等学校の基本情報
岩手県立紫波総合高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値
総合学科:41
難易度・内申点の目安
主な併願校
盛岡誠桜高等学校 盛岡白百合学園高等学校 盛岡中央高等学校 花巻東高等学校
岩手県立紫波総合高等学校に設置されている学科・コース
エコロジー・フード系列(農業) どんなことを学ぶ?:野菜や草花の栽培、食品加工、農業経営など、農業に関する幅広い知識と技術を実践的に学びます。地域の自然環境についても考えます。 どんな生徒におすすめ?:自然や食べ物が好きな人、将来、農業や食品関連の仕事に就きたい人、環境問題に関心がある人におすすめです。
ライフデザイン系列(家庭) どんなことを学ぶ?:ファッション、フードデザイン、保育、福祉など、生活に関わる専門的な知識と技術を学びます。 被服製作や調理、保育技術などの資格取得も目指せます。 どんな生徒におすすめ?:ファッションや料理、子どもと関わることが好きな人、将来、アパレル、栄養士、保育士、介護福祉士などを目指す人におすすめです。
情報・経済系列 どんなことを学ぶ?:コンピュータの活用技術やプログラミング、簿記、マーケティングなど、情報処理とビジネスに関する知識を学びます。 どんな生徒におすすめ?:パソコンを使うのが好きな人、将来、IT業界や事務、販売などの仕事に興味がある人、経済の仕組みを学びたい人におすすめです。
福祉・健康系列 どんなことを学ぶ?:介護や福祉の理念と技術、人間の心と体の発達、スポーツ科学など、人々の健康や豊かな生活を支えるための知識を学びます。 どんな生徒におすすめ?:人の役に立ちたいという気持ちが強い人、将来、介護福祉士やソーシャルワーカー、スポーツトレーナーなどを目指す人におすすめです。
岩手県立紫波総合高等学校の特色・校風
校風
生徒たちのリアルな学校生活
宿題の量 :系列や選択科目によって差があるようですが、「多い」と感じる生徒もいれば、「適切」と感じる生徒もいるようです。特に専門的な資格取得を目指す系列では、課題が多くなる傾向があります。校則 :他の高校と比較して、「やや厳しい」という意見が見られます。特に服装や頭髪に関する指導は、定期的に行われるようです。スマートフォンの使用については、校内でのルールが定められており、休み時間などの使用は許可されているものの、授業中の使用は厳しく制限されています。アルバイトは原則として許可制で、長期休暇中などに届出をすれば可能という声が多いです。生徒たちの雰囲気 :専門的な目標を持って入学してくる生徒が多いため、真面目で落ち着いた雰囲気があるようです。一方で、部活動や学校行事には活発に取り組む生徒も多く、メリハリのある学校生活を送っている様子がうかがえます。制服 :制服は、男女ともにブレザースタイルです。 デザインについては、「可愛い」「格好良い」というポジティブな評判がある一方で、「普通」という意見もあります。夏服と冬服があり、指定のベストやセーターを着用することもできます。土曜授業 :基本的に土曜授業はありません。
岩手県立紫波総合高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動 自転車競技部 :全国大会の常連であり、数多くのプロ競輪選手を輩出していることで非常に有名です。 専用の練習環境も整っており、インターハイなどでの活躍を目指して日々厳しいトレーニングに励んでいます。郷土芸能部 :地域の伝統芸能の継承に力を入れており、各種大会で高い評価を受けています。地域のイベントなどでも披露する機会が多く、活気のある部活動です。
運動部・文化部の全体像
運動部は自転車競技部のほか、野球部、陸上競技部、柔道部、剣道部、弓道部、ソフトテニス部など、多くの部が活動しています。 文化部も、吹奏楽部、美術部、書道部、茶道部などがあり、それぞれの分野で熱心に活動しています。生徒会や応援団の活動も活発で、学校全体を盛り上げています。
イベント
紫鷲祭(しじゅうさい) :毎年秋に開催される文化祭です。 各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表、模擬店などを出店し、大変な盛り上がりを見せます。 日頃の学習成果を発表する場でもあり、総合学科ならではの専門的な展示が見られるのも特徴です。スポーツ大会 :6月頃に開催される球技大会です。 クラス対抗で様々な競技が行われ、団結力が深まる一大イベントです。生徒と教員が一緒になって汗を流し、学校全体が熱気に包まれます。修学旅行 :2年次に実施され、関西方面などを訪れることが多いようです。仲間との絆を深め、高校生活最高の思い出を作る貴重な機会となっています。芸術鑑賞会 :音楽や演劇など、普段なかなか触れることのできない本物の芸術に触れる機会が設けられています。
岩手県立紫波総合高等学校の進学実績
最新の主な進路状況
国公立大学
岩手大学、岩手県立大学など、地元の国公立大学への進学実績があります。 私立大学
盛岡大学、富士大学、岩手医科大学など、県内の私立大学への進学者が多い傾向にあります。その他、東北学院大学や東北福祉大学など、近県の大学へ進学する生徒もいます。 短期大学・専門学校
専門的な知識や技術を身につけた生徒たちは、看護、福祉、保育、調理、美容、ITなど、それぞれの分野の専門学校へ進学するケースが非常に多いのが特徴です。岩手県立農業大学校への進学者もいます。 就職
地元企業を中心に、製造業、サービス業、公務員など、多様な職種への就職実績があります。高校で学んだ専門知識や取得した資格を活かして、即戦力として社会で活躍する卒業生も少なくありません。
進路実現に向けたサポート
岩手県立紫波総合高等学校の特長・アピールポイント
自分の「好き」をとことん追求できる総合学科
1年次に自分の興味・関心を見極め、2年次から4つの専門的な系列に分かれて学べるのが最大の特長です。 普通科目に加え、農業、家庭、情報、福祉といった専門分野を深く学べるため、将来の夢に直結した高校生活を送ることができます。 実践重視の「生きた学び」
各系列で実験や実習、フィールドワークが豊富に用意されています。 例えば、農場で野菜を育てたり、調理室で本格的な料理に挑戦したり、コンピュータでプログラミングを組んだりと、体験を通して知識や技術を身につけることができます。 全国レベルで活躍する自転車競技部
インターハイの常連校であり、多くのプロ選手を輩出している自転車競技部は学校の誇りです。 高いレベルで競技に打ち込みたい生徒にとって、最高の環境が整っています。 地域とのつながりを大切にした活動
学校が立地する紫波町は近年発展が著しく、特に隣接する「オガール」地区との連携も深まっています。 地域のイベントへの参加やボランティア活動などを通じて、社会に貢献する姿勢を育んでいます。 豊富な資格取得サポート
各系列の学習に関連した、被服製作技術検定、食物調理技術検定、保育技術検定、情報処理検定、簿記検定など、将来に役立つ様々な資格の取得を学校がサポートしています。 伝統と革新が共存する校風
1930年創立という長い歴史と伝統を持ちながら、2004年に総合学科へ改編された「古くて新しい学校」です。 落ち着いた雰囲気と、新しいことに挑戦する活気が共存しています。 紫波中央駅からのアクセスの良さ
最寄りのJR紫波中央駅から徒歩約10分という通いやすさも魅力の一つです。
岩手県立紫波総合高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点
専門的なことが学べる
「自分の興味がある分野を専門的に学べるのが一番の魅力」「将来の夢が決まっている人には最高の環境だと思う」といった、総合学科の学びに対する満足度の高い声が多数見られます。 資格がたくさん取れる
「将来役立つ資格を在学中に取れるのが嬉しい」「先生方が資格取得をしっかりサポートしてくれる」など、進学や就職に有利になる資格取得制度への評価が高いようです。 先生が親身になってくれる
「進路相談など、先生方が親身になって話を聞いてくれる」「専門的な知識を持った先生が多く、授業が分かりやすい」といった、教員の熱心な指導に対する感謝の声が聞かれます。 施設がきれい
「校舎が比較的新しく、きれいで過ごしやすい」「専門的な実習ができる設備が整っている」など、学習環境の良さを挙げる声もあります。
気になる点
校則が厳しいと感じることも
「服装や頭髪のチェックが厳しいと感じる」「スマートフォンの使い方など、もう少し自由でも良いのにと思うことがある」など、校則に関する意見が見られます。 駅から少し歩く
「駅から徒歩10分は、雨や雪の日は少し大変に感じる」という声も一部にはあるようです。 系列によっては課題が多い
「専門的な勉強をするので、レポートや課題が多くて大変な時期もある」といった、学習量に関する声も見受けられます。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス
JR東北本線「紫波中央駅」から徒歩約10分
バスでのアクセス
岩手県交通「御幸新道」バス停から徒歩約11〜20分
通学エリア
岩手県立紫波総合高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

