山梨県立巨摩高等学校は、100年以上の長い歴史と伝統を誇る、峡西南地域の名門校です。「進修実践」という校訓のもと、生徒一人ひとりが高い志を持ち、何事にも主体的に挑戦できる人材の育成を目指しています。落ち着いた雰囲気の中で、勉強にも部活動にも真剣に取り組みたいと考えている中学生にとって、巨摩高等学校は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
巨摩高等学校の基本情報
巨摩高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値
普通科理数創造コース:54 普通科:不明
難易度・内申点の目安
主な併願校
山梨学院高等学校 山梨英和高等学校
巨摩高等学校に設置されている学科・コース
1学年 普通クラス(普通3+習熟1) :基礎学力を身につけるため、必修科目を中心に学習します。数学や英語では少人数授業も実施されています。理数創造コース :理科や数学に興味を持ち、実験や演習を通して物事を論理的・科学的に探究したい生徒におすすめです。
2学年・3学年 (進路希望に合わせてコースを選択)文系コース :文系の大学・短大・専門学校への進学や就職を目指す生徒におすすめです。理系コース :理系の大学・短大や看護医療系の専門学校を目指す生徒におすすめです。人文コース :文系の国公立大学や難関私立大学を目指す生徒におすすめです。理数創造コース :理系の国公立大学や難関私立大学を目指す生徒におすすめです。発展的・応用的な内容の理数授業を通して、創造的な能力を高めます。
巨摩高等学校の特色・校風
校風を一言で表すと :「文武両道」「落ち着いた雰囲気」「主体性の尊重」
学校生活のリアル
宿題の量 :宿題の量は、コースや学年、担当の先生によって差があるようですが、全体的には「標準的」または「やや多め」という声が見られます。特に理数創造コースや人文コースでは、予習復習が欠かせないようです。校則 :校則は「厳しすぎず、緩すぎず」という意見が多いようです。定期的に服装頭髪検査が行われますが、事前に告知されるため、多くの生徒はきちんと対応しているようです。スマートフォンの校内での使用は原則として許可されていませんが、登下校時は使用可能です。生徒たちの雰囲気 :真面目で落ち着いた生徒が多いという評判です。一方で、行事や部活動には一生懸命取り組む活発な一面も見られます。いじめは少ないという声が多く、安心して学校生活を送れる環境のようです。アルバイト :アルバイトは原則として禁止されていますが、家庭の事情など特別な理由がある場合は、許可を得て行うことができるようです。制服 :男子は伝統的な詰襟学生服(学ラン)、女子はセーラー服です。令和6年度の入学生からは、男女ともにブレザーも選択できるようになりました。夏季はポロシャツの着用も可能です。制服の評判は様々ですが、伝統的なスタイルを好む声もあります。土曜授業 :土曜講座が実施されることがあります。
巨摩高等学校の部活動・イベント
部活動
陸上競技部 :男女ともに強豪として知られ、インターハイ出場経験も豊富です。中学校からの経験者はもちろん、高校から陸上を始める生徒もおり、お互いに励まし合いながら日々の練習に励んでいます。ホッケー部 :特に女子は全国大会の常連校です。弓道部 :男女ともに全国大会に出場し、女子団体では入賞経験もあります。
イベント
白嶺祭(はくれいさい) :毎年6月末に2日間にわたって開催される文化祭です。クラスごとの発表や文化部の展示、有志によるステージなど、大変な盛り上がりを見せます。体育祭 :秋に開催され、クラス対抗で様々な競技に熱戦を繰り広げます。修学旅行 :2年生の秋に実施され、関西方面などを訪れることが多いようです。友達との絆を深める貴重な機会となっています。芸術鑑賞会 :年に一度、演劇や音楽などを鑑賞する機会が設けられています。
巨摩高等学校の進学実績
主な大学進学実績(過去の実績を含む)
国公立大学 :山梨大学、山梨県立大学など、地元の国公立大学への進学者が多いのが特徴です。難関私立大学 :GMARCHや関関同立などの難関私立大学にも合格者を出しています。その他 :文系・理系を問わず、幅広い大学や短大、看護医療系の専門学校、そして就職まで、多様な進路選択がされています。
進学実績を支える取り組み
少人数授業や習熟度別授業 :数学や英語などで取り入れられ、一人ひとりの理解度に合わせた指導を行っています。土曜講座・長期休業中の課外講座 :希望者を対象に、応用力を高めるための講座が開かれています。高大連携講座 :山梨大学との連携講座など、大学の学問に触れる機会も設けられています。ICTを活用した授業 :「巨摩スタイル」と呼ばれる、生徒が主体的に学ぶ授業形態を推進するため、ICT環境の整備にも力を入れています。
巨摩高等学校の特長・アピールポイント
「巨摩スタイル」という独自の学習形態 :生徒が自ら問いを見つけ、対話を通して主体的に学ぶ授業スタイルを推進しています。理数創造コースを中心とした探究活動 :「最先端科学」と「地域」の融合を目指した探究的な学習に力を入れています。全国レベルで活躍する活発な部活動 :陸上競技部、ホッケー部、弓道部をはじめ、多くの部活動が輝かしい実績を誇ります。100年を超える歴史と伝統 :峡西南地域の名門校として、地域社会からの信頼も厚く、多くの卒業生が各界で活躍しています。ユネスコスクール加盟校としての国際理解教育 :ボランティア活動や海外研修などを通して、持続可能な社会のあり方について実践的に学ぶことができます。柔軟なコース編成 :1年生で基礎を固めた後、2年生からそれぞれの進路希望に合わせて4つのコースから選択できるため、自分の目標に合った学習が可能です。きめ細やかな進路指導 :個に応じた進路指導を充実させ、生徒一人ひとりの夢の実現を力強くサポートしています。
巨摩高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点
「先生方が熱心で、質問にも丁寧に対応してくれる」 「部活動がとても盛んで、目標に向かって仲間と頑張れる環境がある」 「落ち着いた雰囲気で、勉強に集中しやすい」 「いじめの話はほとんど聞かず、安心して学校生活が送れる」 「行事が楽しく、クラスの団結力が強い」 「歴史と伝統があり、地域からの評判が良い」
気になる点
「校舎や施設が少し古いという意見がある」 「駅から少し距離があるため、バス通学の生徒が多い」 「先生によって指導方針に差があると感じることがある」 「文化祭の自由度がもう少し高いと嬉しいという声もある」 「進学実績は本人の努力次第という側面が大きい」
アクセス・通学
最寄りバス停 山梨交通バス「巨摩高校」下車 徒歩約4分 山梨交通バス「戸田町」下車 徒歩約2分
最寄り駅 JR身延線「小井川駅」が最寄りですが、駅からは距離があるため、バスの利用が一般的です。
巨摩高等学校受験生へのワンポイントアドバイス