常葉大学附属菊川高等学校は、文武両道を掲げ、生徒一人ひとりの夢の実現を力強くサポートする、活気に満ちた私立高校です。緑豊かな高台に広がるキャンパスで、充実した設備と熱心な先生方が、あなたの高校生活を彩ります。進学から部活動まで、何事にも全力で挑戦したいと考えているあなたにとって、常葉大学附属菊川高等学校は最高の舞台となるでしょう。

「より高きをめざす」という建学の精神のもと、生徒たちは日々学習や部活動に励んでいます。 仲間たちと切磋琢磨しながら、自分自身の可能性を最大限に引き出すことができる環境がここにはあります。この記事では、そんな常葉大学附属菊川高等学校の魅力を、進学アドバイザーの視点から詳しく、そして分かりやすく解説していきます。

この記事を読めば、きっとあなたも「常葉菊川」で過ごす3年間を具体的にイメージできるようになるはずです。さあ、一緒に未来への扉を開く一歩を踏み出しましょう。

常葉大学附属菊川高等学校の基本情報

まずは、学校の基本的な情報を確認しましょう。

項目 内容
正式名称 常葉大学附属菊川高等学校
公立/私立の別 私立
共学/男子校/女子校の別 男女共学
所在地 〒439-0019 静岡県菊川市半済1550
代表電話番号 0537-35-3171
公式サイトURL https://www.tokoha.net/kikugawa/high/index.html

常葉大学附属菊川高等学校の偏差値・難易度・併願校

常葉大学附属菊川高等学校の偏差値は、学科やコースによって異なりますが、おおむね44から57の範囲です。 具体的な難易度をイメージするために、内申点の目安や併願校についても見ていきましょう。

  • 学科・コースごとの偏差値目安

    • 普通科 文理コース:56~57

    • 普通科 普通コース:46~47

    • 美術・デザイン科:43~44

合格に必要な内申点の目安としては、9教科で27以上が一つの基準とされていますが、コースによって求められるレベルは異なります。

同じくらいの偏差値の高校としては、公立では掛川西高校、袋井高校、島田高校などが挙げられます。 私立高校という特性上、これらの公立高校を受験する生徒の併願校として選ばれることが多いようです。常葉大学附属菊川高等学校を第一志望とする場合はもちろん、公立高校との併願を考えている受験生にとっても、魅力的な選択肢の一つと言えるでしょう。

常葉大学附属菊川高等学校に設置されている学科・コース

常葉大学附属菊川高等学校には、生徒一人ひとりの進路希望や興味・関心に応えるための多彩な学科・コースが設置されています。 それぞれの特色を理解し、自分に合った場所を見つけましょう。

  • 普通科

    • 一貫Sコース:中高一貫の6年制コースで、高校からの募集はありません。 計画的な先取り学習で、難関大学への現役合格を目指します。

    • 文理コース:国公立大学や難関私立大学への進学を目指すコースです。 選抜クラスも設置され、高いレベルで学力を伸ばしたい生徒におすすめです。

    • 普通コース:常葉大学をはじめとする私立大学や短期大学、専門学校への進学、または就職を目指すコースです。 幅広い進路に対応できるカリキュラムが組まれています。

  • 美術・デザイン科

    • 美術やデザインの専門的な知識と技術を学ぶ学科です。 2年次からは日本画、油絵、彫刻、デザインの4つの専攻に分かれ、より専門性を高めていきます。 将来、芸術系の道に進みたい生徒に最適です。

常葉大学附属菊川高等学校では、このように多様な学びの場が用意されており、自分の目標に向かって着実にステップアップできる環境が整っています。

常葉大学附属菊川高等学校の特色・校風

常葉大学附属菊川高等学校の校風は、「文武両道」と「自主自律」という言葉で表現できます。活気があり、生徒たちが主体的に学校生活を送っているのが大きな特色です。

中学生が気になるポイントについて、口コミなどを基に見ていきましょう。

  • 宿題の量:コースによって差があるようですが、特に進学を目指すコースでは、日々の課題や週末課題など、量は多めという声が見られます。計画的に学習を進める習慣が身につくでしょう。

  • 校則:他の私立高校と比較して、特に厳しいというわけではないようですが、頭髪や服装に関する指導はきちんと行われるようです。スマホの使用については、校内でのルールを守れば基本的に問題ないという意見が多いです。

  • 生徒たちの雰囲気:部活動が盛んなこともあり、活発で元気な生徒が多い印象です。 一方で、学習に集中する落ち着いた雰囲気もあり、オンとオフの切り替えが上手な生徒が多いようです。

  • アルバイト:原則として禁止されていますが、家庭の事情などにより特別な許可を得て行っている生徒もいるようです。

  • 制服:ブレザースタイルで、落ち着いたデザインが評判です。 着こなしの自由度は高くありませんが、清楚で好感が持てるという声が多く聞かれます。

  • 土曜授業:美術・デザイン科では、授業時間確保のために奇数週の土曜日に午前授業があります。 普通科では、模試や補習などが行われることがあります。

常葉大学附属菊川高等学校の部活動・イベント

部活動

常葉大学附属菊川高等学校は、部活動が非常に盛んで、多くの部が県大会以上のレベルで活躍しています。 まさに「文武両道」を体現する学校です。

  • 運動部

    特に有名なのは硬式野球部で、春の選抜高校野球大会で全国優勝を果たした実績があります。 甲子園出場時には、全校を挙げての応援が繰り広げられます。 その他にも、サッカー部、ソフトボール部、陸上競技部、空手道部などが強豪として知られています。

  • 文化部

    文化部も活発に活動しています。特に美術・デザイン科があることから、美術部のレベルは高く、数々のコンクールで入賞しています。吹奏楽部もコンクールで優秀な成績を収めており、野球応援などでも活躍しています。他にも書道部、写真部、放送部など、多彩な部活動があります。

イベント

常葉大学附属菊川高等学校では、生徒たちの絆を深め、学校生活を豊かにするイベントが年間を通して数多く開催されます。

  • 菊陵祭(文化祭):6月に行われる最大のイベントの一つです。 文化部の展示やステージ発表、クラスごとの模擬店などで大変な盛り上がりを見せます。

  • 体育祭:中高合同で開催され、学年やクラスの垣根を越えて競い合います。 縦割り班での応援合戦など、一体感が生まれるイベントです。

  • 修学旅行:高校2年生の冬に実施されます。普通科は沖縄へ、美術・デザイン科は瀬戸内海の芸術の島々や関西方面へ向かいます。 仲間との思い出を作る貴重な機会となっています。

  • その他:球技大会やマラソン大会、芸術鑑賞会など、季節ごとに様々な行事が企画されています。

常葉大学附属菊川高等学校の進学実績

常葉大学附属菊川高等学校は、多様な進路希望に対応できる手厚い進学指導が魅力です。国公立大学から私立大学、専門学校、就職まで、幅広い実績を誇ります。

  • 国公立大学

    静岡大学、静岡県立大学などの地元の国公立大学を中心に、毎年合格者を出しています。文理コースの生徒を中心に、最後まで粘り強く挑戦する生徒をサポートする体制が整っています。

  • 難関私立大学

    MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)や関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館)といった難関私立大学にも合格実績があります。指定校推薦枠も活用しながら、多くの生徒が希望の進路を実現しています。

  • その他

    系列の常葉大学への内部進学制度があり、多くの生徒がこの制度を利用して進学しています。 これは、常葉大学への進学を考えている生徒にとって大きなメリットと言えるでしょう。また、看護・医療系の専門学校や、地元の優良企業への就職など、多様な進路選択が可能です。

進学実績を支える取り組みとして、夏期・冬期の補講や、大学入学共通テスト対策講座、個別指導など、きめ細やかなサポートが行われています。

常葉大学附属菊川高等学校の特長・アピールポイント

他の高校にはない、常葉大学附属菊川高等学校ならではの強みやユニークな取り組みをご紹介します。

  • 常葉大学との高大連携:系列大学である常葉大学との連携が密で、大学の講義を聴講したり、施設を利用したりする機会があります。内部進学制度も充実しており、将来の進路を考えやすい環境です。

  • 全国レベルで活躍する部活動:特に硬式野球部の活躍は全国的に知られており、学校全体に活気をもたらしています。 高いレベルでスポーツに打ち込みたい生徒にとって、非常に魅力的な環境です。

  • 専門性を極める美術・デザイン科:県内でも数少ない美術・デザインの専門学科があり、充実した設備とカリキュラムのもとで本格的に学ぶことができます。

  • 緑豊かな学習環境:菊川市の中心部を見渡せる高台にキャンパスがあり、落ち着いた環境で学習に集中できます。

  • 充実したICT環境:校内にはWi-Fiが整備され、生徒一人ひとりがタブレット端末を活用した授業を受けるなど、ICT教育が進んでいます。

  • 多彩な学校行事:文化祭や体育祭、修学旅行など、生徒が主体となって作り上げるイベントが多く、学校生活を思い切り楽しむことができます。

  • きめ細やかな進路指導:生徒一人ひとりの希望に寄り添った丁寧な進路指導が行われ、多様な進路実現をサポートしています。

常葉大学附属菊川高等学校の口コミ・評判のまとめ

在校生や卒業生からの声をまとめると、常葉大学附属菊川高等学校のリアルな姿が見えてきます。

  • 良い点

    • 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれる」という声が多数あります。

    • 「施設が綺麗で充実している。特に図書館や美術室は素晴らしい」といった意見が見られます。

    • 「部活動が盛んで、仲間と目標に向かって頑張れる環境が良い」という口コミが多いです。

    • 「常葉大学への進学を考えている人には、推薦枠も多くて有利」という点は大きなメリットとして挙げられています。

    • 「学力に応じたクラス分けがあるので、自分のレベルに合った授業が受けられる」という評価もあります。

  • 気になる点

    • 「進学コースは課題や補習が多くて大変」という声があり、自主的な学習習慣が求められるようです。

    • 「駅から坂道を10分ほど歩くのが少し大変」という立地に関する意見が見られます。

    • 「校則が少し厳しいと感じる部分もある」という口コミも一部で見られます。

    • 「学業や部活動の成績によって、学校の対応に差があるように感じる」という少し厳しい意見もありました。

アクセス・通学

常葉大学附属菊川高等学校へのアクセス方法です。

  • 最寄り駅:JR東海道本線「菊川駅」

  • アクセス方法:

    • 菊川駅から徒歩約10〜15分。 駅からは上り坂になっています。

    • スクールバスが6路線運行されており、遠方からの通学も可能です。 掛川、袋井、磐田、御前崎、牧之原、島田方面などから利用されています。

通学エリアとしては、菊川市、掛川市、島田市、牧之原市、御前崎市など、中遠・榛南地区の生徒が多い傾向にあります。スクールバスの路線が充実しているため、比較的広い範囲から生徒が集まっています。

常葉大学附属菊川高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

常葉大学附属菊川高等学校を目指す君へ、進学アドバイザーとして最後に応援メッセージを送ります。

この学校は、「何かに夢中になりたい」「高校3年間で大きく成長したい」と強く願う君に特におすすめです。高いレベルの文武両道を目指せる環境で、同じ志を持つ仲間たちと切磋琢磨する日々は、きっと君をたくましく育ててくれるでしょう。特に、将来美術系の道に進みたいと考えているなら、美術・デザイン科は県内でも屈指の環境です。

受験勉強においては、まず中学校の基礎を徹底的に固めることが大切です。特に英語と数学は、どのコースを受験するにしても重要になります。苦手分野を残さないよう、毎日コツコツと復習を続けましょう。そして、常葉大学附属菊川高等学校がどんな生徒を求めているのか、学校説明会などに参加して肌で感じることも重要です。面接では、君の「ここで学びたい!」という熱意を自分の言葉でしっかりと伝えてください。君の挑戦を心から応援しています!

※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。