広島学院高等学校は、広島市西区に位置する、カトリックの男子修道会であるイエズス会を設立母体とする私立の中高一貫男子校です。 6年間の完全一貫教育を実践しており、高校からの生徒募集は行っていません。 そのため、高校受験を経て入学することはできませんが、そのユニークな教育方針と輝かしい進学実績から、広島県内はもちろん全国的にも高い注目を集めています。
広島学院高等学校の基本情報
広島学院高等学校の特色・校風
宿題の量:口コミによると、宿題の量は先生によって差があるものの、全体的には「多い」と感じる生徒が多いようです。特に、長期休暇中の課題はかなりの量が出されることがあると言われています。ただし、これは生徒の学力向上を目的としたものであり、計画的に取り組むことで着実に力がつくと捉える声もあります。 校則:校則は比較的緩やかで、生徒の自主性に任されている部分が大きいようです。スマートフォンの持ち込みは許可されており、校内での使用に関しても、授業の妨げにならない限りは厳しく制限されることは少ないという声が見られます。服装に関しても、制服の着こなしについて細かく指導されることは少ないようです。 生徒たちの雰囲気:真面目で知的な好奇心が旺盛な生徒が多い一方で、活発でユーモアのある生徒も多く、多様な個性を受け入れる土壌があります。休み時間にはグラウンドで元気に遊ぶ姿が見られるなど、男子校らしいエネルギッシュな雰囲気もあるようです。 アルバイト:原則として禁止されています。 制服:伝統的な黒の詰襟学生服です。 デザインについての評判は様々ですが、歴史と品格を感じさせるという肯定的な意見が多いようです。 土曜授業:隔週で土曜日にも授業が行われています。
広島学院高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
広島学院高等学校の進学実績
国公立大学: 東京大学:8名(うち医学科1名) 京都大学:8名(うち医学科1名) 北海道大学:5名(うち医学科1名) 東北大学:3名 大阪大学:5名(うち医学科1名) 神戸大学:9名(うち医学科2名) 九州大学:10名(うち医学科1名) 広島大学:21名(うち医学科7名)
難関私立大学: 早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学などへも多数の合格者を出しています。(詳細な人数は公式サイト等でご確認ください)
広島学院高等学校の特長・アピールポイント
イエズス会による人間教育:「他者のために、他者とともに生きる」という教育理念に基づき、知識だけでなく、倫理観や社会貢献の精神を育む人間教育を重視しています。 完全中高一貫の6年一貫教育:高校からの募集を行わないことで、中学生から高校生までの6年間を見通した、ゆとりある体系的なカリキュラムを実現しています。 少人数教育と手厚いサポート:1学年4クラスという規模を維持し、生徒一人ひとりに目が行き届く教育を実践しています。 教員と生徒の距離が近く、学習面でも精神面でも手厚いサポートが受けられます。 充実した理数教育:設立当初から理数教育に力を入れており、物理・化学・生物の各実験室や階段教室など、充実した設備が整っています。 「数学オリンピック」や「科学の甲子園」などへの参加も奨励しています。 活発な国際交流:フィリピンやカンボジア、アメリカでの研修プログラムや、海外の姉妹校とのオンライン交流などを通じて、国際感覚を養う機会が豊富に用意されています。 美しい自然環境と充実した施設:広島市街を一望できる緑豊かな丘の上にキャンパスがあり、落ち着いた環境で学ぶことができます。1200名収容可能な「アルペ講堂」やドーム状の屋根が特徴的な「ザビエル体育館」など、近代的な施設も充実しています。 卒業生の強いネットワーク:政財界、学術界、文化界など、様々な分野で活躍する卒業生を輩出しており、その強い絆は卒業後も大きな財産となります。
広島学院高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「自由な校風で、生徒の自主性を尊重してくれる」 「先生方が熱心で、質問にも丁寧に対応してくれる」 「優秀で個性的な友人に恵まれ、毎日が刺激的」 「行事がとても盛り上がり、学校全体に一体感がある」 「大学進学へのサポートが手厚く、安心して勉強に集中できる」 「倫理観や道徳観を学ぶ機会が多く、人間的に成長できる」
気になる点: 「坂の上にあるため、毎日の通学が大変」 「施設によっては古い部分も見受けられる」 「宿題や課題が多く、勉強はかなりハード」 「男子校なので、良くも悪くも独特の雰囲気がある」
アクセス・通学
広島電鉄(路面電車)宮島線:「古江」駅下車、徒歩約17分 JR山陽本線:「西広島」駅または「新井口」駅で広島電鉄宮島線に乗り換え

