広島県立熊野高等学校は、「筆の都」として全国的に知られる安芸郡熊野町にあり、豊かな自然に囲まれた環境で伸び伸びと学校生活が送れる高校です。1977年に設立され、地域に愛されながら歴史を重ねてきました。校訓「友愛・誠実・勤労」のもと、生徒一人ひとりの個性を尊重し、夢の実現をサポートする教育を実践しています。
広島県立熊野高等学校の基本情報
広島県立熊野高等学校の偏差値・難易度・併願校
広島県立熊野高等学校に設置されている学科・コース
普通科(文系・理系) : 国公立大学や私立大学への進学を目指し、それぞれの進路に必要な学力を養います。基礎から応用まで、きめ細やかな指導が行われています。普通科(芸術類型) : 県内唯一の特色あるコースです。専門性の高い学びを通して、豊かな感性と表現力を育みたい生徒におすすめです。音楽コース : 専門的な実技レッスンや音楽理論を学び、音楽大学への進学や音楽関係の仕事を目指します。美術コース : デッサンや油絵などの実技を中心に、美術大学やデザイン系の専門学校への進学を目指します。書道コース : 「筆の都」熊野町ならではの環境で、古典から創作まで幅広く書道を学びます。全国レベルの大会で活躍する生徒もいます。アートディレクションコース : 令和5年度から新設されたコースです。芸術の力で地域を元気にするプロジェクトなど、探究的な学びに取り組みます。
広島県立熊野高等学校の特色・校風
宿題の量 : 宿題の量は標準的という声が多いですが、進学を目指す生徒は自主的に学習に取り組む必要があります。校則 : 校則は、他の高校と比較して標準的か、やや緩やかという意見が見られます。スマートフォンの持ち込みは許可されていますが、授業中の使用は禁止されるなど、基本的なルールは守る必要があります。服装に関しても、制服の着こなしについてはある程度の指導があるようです。生徒たちの雰囲気 : 真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、学校行事や部活動には活発に取り組む生徒も多く、メリハリのある学校生活を送っているようです。アルバイト : アルバイトは原則として許可されていませんが、家庭の事情など特別な理由がある場合は、学校に申請し許可を得ることで可能になる場合があります。制服の評判 : 制服は、男子が黒の学ラン、女子が紺のブレザーとスカートで、伝統的で落ち着いたデザインです。特に大きな変更はなく、昔ながらのスタイルが受け継がれています。土曜授業 : 現在、土曜授業は基本的に実施されていないようです。
広島県立熊野高等学校の部活動・イベント
部活動
書道部 : 「筆の都」にある高校として、書道部の活躍は全国的にも有名です。高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会や全国高校書道展などで数々の賞を受賞しており、地域のイベントで書道パフォーマンスを披露することもあります。美術部 : 美術部も活発に活動しており、広島県高等学校総合文化祭などで高い評価を得ています。地域のイベントにも積極的に参加し、作品を発表する機会が豊富です。放送部 : 全国大会への出場経験もある実力派の部活動です。アナウンスや番組制作など、本格的な活動を行っています。陸上部 : かつては全国高校駅伝に6回出場するなど、輝かしい実績を誇る強豪部でした。現在も、多くの生徒が日々の練習に励んでいます。
イベント
熊高祭(文化祭) : 毎年6月頃に開催される最大のイベントです。クラスごとの展示やステージ発表、文化部の作品展など、多彩な催しで盛り上がります。特に書道部による大書パフォーマンスは圧巻です。体育祭 : 秋に開催され、クラス対抗で様々な競技に熱戦を繰り広げます。生徒たちの団結力が高まる一日です。修学旅行 : 2年生の時に沖縄を訪れます。マリンスポーツや文化体験を通して、沖縄の自然や歴史、文化に触れる貴重な機会となっています。芸術類型卒業作品展・演奏会 : 3年生が3年間の学びの集大成として、広島県立美術館などで作品展や演奏会を開催します。多くの来場者があり、生徒たちの成長した姿を見ることができます。
広島県立熊野高等学校の進学実績
広島県立熊野高等学校の特長・アピールポイント
県内唯一の「芸術類型」 : 音楽、美術、書道、アートディレクションの4コースで専門的な学びができます。「筆の都」ならではの書道教育 : 全国レベルで活躍する書道部があり、地域と連携した活動も盛んです。地域に根差した多彩な連携活動 : 地元の「筆まつり」への参加や、小中学校、企業との連携事業を通して、社会で生きる力を育みます。落ち着いた学習環境 : 豊かな自然に囲まれた静かな環境で、自分のペースで学習に集中できます。リニューアルされた図書館 : 専門家の指導のもとリニューアルされた図書館は、蔵書も充実しており、生徒たちの人気の学習スペースとなっています。国際交流の機会 : 中国の四川省内江七中と姉妹校提携を結んでおり、国際的な視野を広げる機会もあります。生徒の成長を支える「くま・みら・カフェ」 : 地域住民や保護者が学校運営に参画するコミュニティ・スクールの一環として、生徒の未来を語り合う場が設けられています。
広島県立熊野高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「先生方が親身になって進路相談に乗ってくれる」という声が多く聞かれます。 「芸術類型があり、専門的なことを学びたい人には最高の環境」という意見も多数あります。 「いじめが少なく、落ち着いた雰囲気で学校生活が送れる」といった、校風に関するポジティブな口コミも目立ちます。 「行事が楽しく、クラスの団結力が強い」という声もあります。
気になる点 :「最寄りのバス停から学校まで坂道を15分ほど歩く必要があり、アクセスが少し不便」という意見があります。 「施設の老朽化が少し気になる」という声も一部で見られます。 「大学進学を目指すなら、塾や予備校に通うなど、自分での努力も必要」という現実的な意見もあります。
アクセス・通学
最寄りバス停 : 広電バス「熊野西防災交流センター前」バス停JR矢野駅、JR海田市駅、広島バスセンターなどからバスが運行しています。 バス停から学校までは、徒歩で約15分程度かかります。
広島県立熊野高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

