文化学園大学杉並高等学校は、東京都杉並区にある、グローバルな視点を育む教育で注目を集めている共学の私立高校です。2018年度から男女共学となり、新たな歴史を歩み始めました。一番の特長は、なんといっても日本とカナダの高校卒業資格を同時に取得できる「ダブルディプロマ(DD)コース」があることでしょう。 このユニークなプログラムに惹かれて、国内外から多くの生徒が集まっています。
文化学園大学杉並高等学校の基本情報
文化学園大学杉並高等学校の偏差値・難易度・併願校
ダブルディプロマコース: 65 特進コース: 61 進学コース: 53
文化学園大学杉並高等学校に設置されている学科・コース
ダブルディプロマ(DD)コース どんなことを学ぶ?:日本のカリキュラムとカナダ・ブリティッシュコロンビア州のカリキュラムを同時に学び、両方の高校卒業資格の取得を目指します。 授業の多くはカナダ人の先生が英語で行うため、実践的な英語力が身につきます。 どんな生徒におすすめ?:将来、海外の大学に進学したい人や、国内の大学でも国際系の学部を目指す人、とにかく高いレベルで英語を極めたい人に最適です。
特進コース どんなことを学ぶ?:国公立大学や難関私立大学への現役合格を目標に、5教科7科目を中心にハイレベルな授業を展開します。 長期休暇中の合宿勉強会など、学力向上のためのサポートも充実しています。 どんな生徒におすすめ?:高い目標を持って大学受験に臨みたい人、仲間と切磋琢磨しながら集中して学習に取り組みたい人におすすめです。
進学コース どんなことを学ぶ?:文化学園大学への進学をはじめ、多様な進路希望に対応できるカリキュラムが組まれています。 基礎学力の定着を重視し、小論文や面接の対策など、一人ひとりの進路実現を丁寧にサポートします。 どんな生徒におすすめ?:自分の興味や関心に合わせて幅広く学びたい人、じっくりと自分の進路を考え、目標を見つけたい人にぴったりのコースです。
文化学園大学杉並高等学校の特色・校風
宿題の量:コースや学年によりますが、日々の小テストや課題は多めで、学習習慣をしっかり身につけることが求められるようです。 特にDDコースは、日本とカナダ両方の課題に取り組むため、計画的な学習が必要です。 校則:私立高校としては標準的か、やや緩やかという声が見られます。スマホの使用は校内では原則禁止ですが、服装検査などは厳しくないという口コミがあります。 ただし、学校生活の基本となるルールはきちんと守ることが求められます。 生徒の雰囲気:DDコースは活発で自己主張ができる生徒が多く、特進コースは真面目で落ち着いた雰囲気の生徒が多いようです。 進学コースは明るく、部活動や行事に積極的に取り組む生徒が多いなど、コースごとにカラーがあるようです。学校全体としては、共学化されたこともあり、明るく伸びやかな雰囲気と言えるでしょう。 アルバイト:原則として禁止されていますが、家庭の事情などにより許可される場合もあるようです。 制服の評判:服飾系の大学の附属高校ということもあり、制服は「かわいい」「おしゃれ」と評判です。 ワイシャツは3色から選べ、女子はリボンとネクタイの両方が用意されているなど、着こなしのバリエーションも楽しめます。 土曜授業:土曜授業は基本的にありません。
文化学園大学杉並高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動 ソフトテニス部:全国大会の常連校として非常に有名で、輝かしい実績を誇ります。高いレベルで競技に打ち込みたい生徒が集まっています。 バスケットボール部、卓球部:これらの部も全国大会に出場するなど、高い実力を持っています。 書道部:高円宮杯で特選を受賞するなど、文化部も活発です。 音楽部:NHK全国学校音楽コンクールに出場経験があり、美しいハーモニーを響かせています。
イベント
青凛祭(文化祭):毎年9月に行われる文化祭は、学校全体が一体となって盛り上がる一大イベントです。 特に、服飾デザインを学ぶ生徒たちによるファッションショーは、附属校ならではの見どころとして知られています。 体育祭:7月に行われ、クラス対抗で様々な競技に熱中します。 高3生によるダンスパフォーマンスは、下級生の憧れの的となっているようです。 修学旅行:2年生の2月に実施され、行き先は海外と国内から選択することができます。 国際感覚を養う良い機会となっています。 その他:1年生の北竜湖移動教室や、希望者向けのオーストラリアターム留学など、学年や目的に応じた多彩な行事が用意されています。
文化学園大学杉並高等学校の進学実績
国公立大学:旧帝大+一工に2名、その他の国公立大学に8名など、難関大学にも合格者を出しています。 難関私立大学: 早慶上理ICU:25名(早稲田大学3名など) GMARCH:46名(明治大学、学習院大学など) 関関同立:5名(同志社大学2名など)
その他:系列の文化学園大学へ進学する生徒もいますが、大半は他大学へ進学します。 DDコースからは、カナダのブリティッシュコロンビア大学やトロント大学といった世界トップレベルの大学や、イギリスのマンチェスター大学など、海外の難関大学への合格者も出ています。
文化学園大学杉並高等学校の特長・アピールポイント
日本とカナダの卒業資格をW取得できる「ダブルディプロマコース」:日本初の認定校として、長年の実績とノウハウがあります。 海外大学への進学が非常にスムーズになるだけでなく、国内の難関大学入試でも有利になります。 初心者から上級者まで、誰でも英語力が飛躍的に伸びる環境:DDコースだけでなく、学校全体でネイティブ教員による授業が豊富に用意されています。 入学時に英語が苦手だった生徒が、1年間で英検3級や4級を取得するケースも多いようです。 教科の枠を超えた課題解決型学習「STEAM教育」:科学・技術・工学・芸術・数学を融合させた学びを通して、これからの社会で必要となる創造力や問題解決能力を育みます。 生徒の主体性を引き出す授業スタイル:一方的な講義形式ではなく、ディスカッションやプロジェクト型の授業を多く取り入れています。 これにより、思考力や表現力が鍛えられます。 中間考査のない学習評価:日々の小テストや課題への取り組みを重視することで、試験前だけの詰め込み学習から脱却し、真の学力を定着させることを目指しています。 都心からのアクセスも良い閑静な学習環境:JR阿佐ヶ谷駅、荻窪駅から徒歩約10分という便利な立地にありながら、周辺は緑の多い落ち着いた住宅街です。 服飾系大学附属ならではの感性が光る制服とイベント:制服がおしゃれと評判なだけでなく、文化祭でのファッションショーは圧巻の一言です。
文化学園大学杉並高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「DDコースの環境が素晴らしい。英語力が本当に伸びるし、国際的な視野が広がった。」という声が多数あります。 「先生方が熱心で、進路相談にも親身に乗ってくれる。」といった、面倒見の良さを評価する声も多いです。 「制服が可愛いのが自慢。種類もあって楽しめる。」 「部活動が盛んで、全国レベルを目指せる部もあれば、楽しく活動できる部もある。」 「体育祭や文化祭などの行事がとても盛り上がり、クラスの団結力が強まる。」 「施設が綺麗で充実している。特に図書館は素晴らしい。」という意見も見られます。
気になる点: 「コースによって生徒の雰囲気や学力に差があるように感じる。」という声があります。 「課題や小テストが多くて大変。」という意見は、特に学習意欲の高い生徒からも聞かれます。 「校則でスマホが使えないのが不便。」という口コミは、多くの生徒が感じているようです。 「駅から少し歩くのが難点。」と感じる生徒もいるようです。 「進学実績はDDコースの生徒が稼いでいる部分が大きいのでは。」といった冷静な見方もありました。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス: JR中央線・総武線 「阿佐ヶ谷駅」から徒歩約10分 JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線 「荻窪駅」から徒歩約10分 東京メトロ丸ノ内線 「南阿佐ヶ谷駅」から徒歩約10分
文化学園大学杉並高等学校受験生へのワンポイントアドバイス