新潟産業大学附属高等学校は、柏崎市にキャンパスを構える、一人ひとりの個性を大切にする私立の共学校です。「部活で燃えろ!進路で輝け!」をスローガンに掲げ、勉強と部活動の両方で生徒が輝ける環境づくりに力を入れています。近年では部活動の活躍が目覚しく、複数の部が全国大会へ出場するなど、スポーツ強豪校としての側面も注目されています。
もちろん、学習面のサポートも手厚いのが新潟産業大学附属高等学校の魅力です。進学から就職まで、生徒一人ひとりの希望進路に合わせた丁寧な指導を行っており、特に新潟産業大学への内部進学という選択肢も用意されています。多様なコース設定で、自分の「好き」や「得意」を伸ばしながら、希望の未来を描くことができるでしょう。
この記事では、そんな新潟産業大学附属高等学校の具体的な偏差値やコース内容、学校生活の様子などを、進学アドバイザーの視点から詳しく解説していきます。学校選びに悩んでいる中学生や保護者の方は、ぜひ参考にしてください。
新潟産業大学附属高等学校の基本情報
新潟産業大学附属高等学校の基本的な情報を表にまとめました。
| 正式名称 | 
新潟産業大学附属高等学校 | 
| 公立/私立の別 | 
私立 | 
| 共学/男子校/女子校の別 | 
男女共学 | 
| 所在地 | 
〒945-1397 新潟県柏崎市大字安田2510番地2 | 
| 代表電話番号 | 
0257-24-6644 | 
| 公式サイトURL | 
http://www.nsf-h.ed.jp/ | 
 
新潟産業大学附属高等学校の偏差値・難易度・併願校
新潟産業大学附属高等学校の入試は、決して易しいものではありませんが、自分の目標に合わせてコースを選択できるのが特徴です。
普通科の偏差値は40とされています。 同じくらいの偏差値の高校としては、塩沢商工高等学校(商業科:39、地域創造工学科:38)や加茂農林高等学校(農業科:41)、海洋高等学校(水産科:40)などが挙げられます。 合格に必要な内申点の目安については、具体的な数値は公表されていませんが、日々の授業に真面目に取り組み、定期テストで安定した点数を取ることが大切です。
新潟産業大学附属高等学校を第一志望とする場合、併願校としては、地域の私立高校を選択する生徒が多いようです。具体的な併願校については、中学校の先生や塾の先生とよく相談して、自分の学力や目標に合った学校を選ぶようにしましょう。
新潟産業大学附属高等学校に設置されている学科・コース
新潟産業大学附属高等学校には、生徒一人ひとりの進路希望や興味関心に応えるための多様なコースが設置されています。
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普通科
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カレッジコース(進学系): 国公立大学や難関私立大学への進学を目指すコースです。応用的な学習内容に取り組み、高い学力を身につけたい生徒におすすめです。
 
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スポーツコース(体育系): アスリートとして全国レベルでの活躍を目指しながら、大学進学も視野に入れるコースです。専門的なトレーニングと学習を両立させたい生徒に適しています。
 
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ベイシスコース(キャリア系): 基礎学力の定着を図りながら、就職や専門学校進学など、多様な進路に対応するコースです。自分のペースで学び、将来の夢を見つけたい生徒におすすめです。
 
 
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通信制課程(managara HighSchool): 自分のライフスタイルに合わせて、好きな時間・場所で学習を進めることができる課程です。 全日制への転科も可能で、柔軟な学び方をしたい生徒に適しています。
 
新潟産業大学附属高等学校の特色・校風
新潟産業大学附属高等学校は、「文武両道」と「個性の尊重」を大切にする校風が特徴です。
口コミを見ると、「部活動に打ち込みたい生徒には最高の環境」という声が多く、特にスポーツに力を入れたい生徒からの評価が高いようです。 校則については、「他校に比べると少し厳しい」という意見が見られます。 例えば、スマートフォンの使用は持ち込みは許可されていますが、朝のHRで回収され、終礼まで返却されないというルールのようです。 アルバイトは許可制で、学校に申請すれば可能とのことです。
制服は、男子がブレザーとスラックス、女子はブレザーとキュロットスカートです。 夏は通気性の良いポロシャツを着用でき、冬にはカーディガンや女子用スラックスも用意されているなど、機能性や快適性も考慮されています。 生徒たちの雰囲気は、部活動に真剣に取り組む活発な生徒が多い一方で、特進クラスなどでは落ち着いて学習に励む生徒もおり、多様な生徒がそれぞれの目標に向かって学校生活を送っている様子がうかがえます。土曜授業については、年間計画などを確認する必要がありますが、進学講座などが開かれることもあるようです。
新潟産業大学附属高等学校の部活動・イベント
部活動
新潟産業大学附属高等学校は、部活動が非常に盛んで、多くの部が全国レベルで活躍しています。 特に野球部は2024年夏の新潟大会で優勝し、甲子園初出場を果たしました。 その他にも、レスリング部、卓球部、陸上競技部などがインターハイや国体で上位入賞を果たしており、県内トップクラスの実績を誇ります。
文化部も、2023年度に新設されたダンス部やドローン部など、ユニークな活動を行う部があります。 吹奏楽部は地域のイベントや大学との合同演奏会にも積極的に参加しています。 生徒は何かしらの部活動に加入することが推奨されており、学校全体で部活動を盛り上げていこうという活気があります。
イベント
新潟産業大学附属高等学校では、生徒たちの思い出に残るような多彩な学校行事が年間を通して開催されています。
特に盛り上がるのが、9月に行われる文化祭「統一祭」です。 クラスごとの展示やステージ発表、模擬店などで賑わい、生徒が主体となって企画・運営を行うことで、自主性や協調性を育む機会となっています。 体育祭も大規模に行われ、クラス対抗で熱い戦いが繰り広げられます。
修学旅行は、生徒たちにとって高校生活最大の楽しみの一つです。行き先は年度によって異なりますが、仲間との絆を深める貴重な体験となるでしょう。その他にも、ウォークラリーやウインタースポーツスクールなど、自然豊かな柏崎の地ならではの行事も企画されています。
新潟産業大学附属高等学校の進学実績
新潟産業大学附属高等学校は、部活動だけでなく進路指導にも力を入れており、国公立大学や難関私立大学への合格実績も着実に伸ばしています。
令和5年度の進学実績を見ると、新潟大学、新潟県立大学、新潟県立看護大学などの国公立大学に5名が合格しています。 私立大学では、系列の新潟産業大学への進学者が多いほか、日本大学、東洋大学、東海大学など全国の様々な大学への合格者を出しています。 就職に関しても、公務員(新潟県警察、柏崎市消防など)や地元企業への就職実績があり、就職率は100%を達成しています。
このような実績を支えているのが、手厚い進学サポート体制です。放課後には「ASドリカムプロジェクト」と呼ばれる個別指導が行われ、生徒一人ひとりの夢の実現をサポートしています。 また、学習支援クラウドサービス「Classi」を導入し、中学校の復習から大学入試対策まで、ICTを活用した学習支援も充実しています。
新潟産業大学附属高等学校の特長・アピールポイント
新潟産業大学附属高等学校には、他の高校にはない独自の魅力がたくさんあります。
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全国レベルで活躍できる強力な部活動: 野球、レスリング、卓球、陸上など、多くの部活動が全国大会で輝かしい成績を収めています。
 
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一人ひとりに合わせた丁寧な進路指導: 進学から就職まで、生徒の希望に寄り添ったきめ細やかなサポートで、夢の実現を後押しします。
 
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新潟産業大学への附属校推薦: 系列大学である新潟産業大学への進学が優遇されており、学費の減免制度なども充実しています。
 
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最新のICT教育環境: 全ての教室に電子黒板が設置され、Wi-Fi環境も整備されています。 ICTを活用した分かりやすい授業が展開されています。
 
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ユニークな新設部活動: 2023年度からダンス部とドローン部が新設され、新しいことにチャレンジしたい生徒の受け皿となっています。
 
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充実した高大連携プログラム: 新潟産業大学と連携し、海岸清掃などのSDGs活動や、大学の強化指定部との合同練習などを通じて、高校生のうちから大学の学びに触れる機会が豊富にあります。
 
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安心の寮生活: 部活動専用の寮が完備されており、遠方からの生徒も安心して学校生活に集中できる環境が整っています。
 
新潟産業大学附属高等学校の口コミ・評判のまとめ
新潟産業大学附属高等学校に関する口コミをまとめると、以下のような声が見られました。
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良い点:
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「部活動に本気で打ち込みたい人には最高の環境。先生方も熱心に応援してくれる。」
 
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「進路相談に親身に乗ってくれる先生が多く、安心して受験に臨めた。」
 
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「体育祭や文化祭などの行事がとても盛り上がり、クラスの団結力が強まる。」
 
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「挨拶がしっかりできる生徒が多く、礼儀正しい校風だと思う。」
 
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「自然に囲まれた静かな環境で、勉強に集中できる。」
 
 
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気になる点:
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「校則が他の高校に比べて少し厳しいと感じることがある。特にスマホのルールは不便に感じる人もいるかもしれない。」
 
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「施設や校舎が少し古いという意見がある。」
 
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「最寄り駅から近いのは良いが、場所によっては通学が少し大変かもしれない。」
 
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「特進クラスとそれ以外のクラスで、少し雰囲気が違うように感じる。」
 
 
アクセス・通学
新潟産業大学附属高等学校へのアクセスは以下の通りです。
駅からのアクセスが非常に良く、電車通学の生徒にとっては大変便利な立地です。 柏崎市内はもちろん、上越市や長岡市など、県内の広い範囲から生徒が通学しています。また、遠方の生徒のために部活動専用の寮も完備されています。
新潟産業大学附属高等学校受験生へのワンポイントアドバイス
新潟産業大学附属高等学校は、「何かに夢中になりたい!」という強い気持ちを持っている君にぴったりの学校です。全国を目指せる部活動に打ち込むのもよし、先生方の手厚いサポートを受けながら志望大学合格を目指すのもよし。君の「やりたい」という情熱を、学校全体で応援してくれる温かい雰囲気があります。
特に、スポーツで自分の限界に挑戦したいと考えている生徒や、目標に向かって仲間と切磋琢磨する高校生活を送りたい生徒には、最高の環境が整っていると言えるでしょう。受験勉強では、まずは中学校の基礎をしっかりと固めることが大切です。苦手科目をなくし、得意科目をさらに伸ばすことで、自信を持って入試に臨むことができます。新潟産業大学附属高等学校で、君だけの熱い3年間を過ごしてみませんか。応援しています!
※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。