新潟県立柏崎総合高等学校は、自分の興味や将来の夢に合わせて、幅広い分野から学びたい科目を自分で選べる「総合学科」の高校です。普通科の勉強はもちろん、農業、工業、商業、家庭科、福祉といった専門的な知識や技術も深く学べるのが、柏崎総合高等学校の大きな魅力と言えるでしょう。一人ひとりの「好き」や「やってみたい」という気持ちを大切にし、それを将来の進路へと繋げるための多彩な学びのステージが用意されています。
新潟県立柏崎総合高等学校の基本情報 
新潟県立柏崎総合高等学校の偏差値・難易度・併願校 
偏差値 
総合学科:42 
難易度・内申点の目安 
主な併願校 
新潟産業大学附属高等学校 帝京長岡高等学校 中越高等学校 
新潟県立柏崎総合高等学校に設置されている学科・コース 
人文・自然系列 どんなことを学ぶ?:国語、地理歴史、公民、数学、理科といった普通科目に重点を置き、大学進学に対応できる学力を養います。文系・理系のどちらの進路にも対応可能です。 どんな生徒におすすめ?:国公立大学や私立大学への進学を考えている人、幅広い教養を身につけたい人におすすめです。 
アグリ・フード系列 どんなことを学ぶ?:野菜や草花の栽培、食品の製造・加工、地域の環境問題など、農業と食に関する専門的な知識と技術を実践的に学びます。 どんな生徒におすすめ?:農業や食品開発、環境保全に興味がある人、将来、食に関する仕事に就きたい人におすすめです。 
ビジネス・情報系列 どんなことを学ぶ?:簿記や会計、情報処理、プログラミングなど、ビジネス社会で即戦力となる知識とスキルを習得します。 どんな生徒におすすめ?:将来、事務職や販売職、IT関連の仕事を目指している人、資格取得に挑戦したい人におすすめです。 
生活・福祉系列 どんなことを学ぶ?:衣食住に関する知識、保育や介護の基本的な技術など、人々の生活を豊かにするための学問を学びます。 どんな生徒におすすめ?:保育士や介護福祉士、栄養士などを目指している人、人の役に立つ仕事に就きたいと考えている人におすすめです。 
新潟県立柏崎総合高等学校の特色・校風 
校風・雰囲気 キーワード:「自主・創造」「個性尊重」「地域との連携」 総合学科という特性上、様々な興味や目標を持った生徒が集まっています。そのため、お互いの個性を認め合い、高め合っていこうという雰囲気が強いようです。先生方も生徒一人ひとりの進路希望に親身に寄り添ってくれるという声が多く聞かれます。 
宿題の量 選択する科目によって差はありますが、全体的には標準的な量のようです。ただし、資格取得を目指す系列や大学進学に力を入れている系列では、課題が多くなる傾向があります。 
校則 校則は、他の公立高校と比較して、標準的かやや緩やかという意見が多いようです。 スマホの持ち込み :持ち込みは許可されていますが、授業中の使用は禁止されるなど、一定のルールが定められています。服装 :制服の着用が義務付けられています。頭髪については、過度な染髪やパーマは指導の対象となることがあります。
生徒たちの雰囲気 真面目で落ち着いた生徒から、活発で明るい生徒まで様々です。自分の興味のある分野を専門的に学んでいる生徒が多いため、目標に向かって意欲的に取り組む姿勢が見られます。 
アルバイト アルバイトは原則として許可制となっている場合が多いようです。長期休暇中など、学業に支障のない範囲で認められるケースがあります。 
制服の評判 制服は、特に女子生徒からの人気が高いようです。 落ち着いたデザインでありながら、可愛らしさもあると評判です。 
土曜授業 土曜授業の有無については、年度によって異なる可能性があるため、学校説明会などで確認することをおすすめします。 
新潟県立柏崎総合高等学校の部活動・イベント 
部活動 
運動部 陸上競技部、野球部、ソフトテニス部、バスケットボール部(男女)、バドミントン部、女子バレーボール部、卓球部、弓道部など、多くの部が県大会出場を目指して日々練習に励んでいます。 特に、弓道部は集中力を高め、礼儀作法も身につくと人気です。 
文化部 吹奏楽部、芸術部(漫画班、書道班、写真班)、手芸部、茶華道部、自然科学部など、多彩な文化部があります。 茶華道部では、講師の先生から本格的な指導を受けることができ、礼儀作法も身につきます。 文化祭での作品展示や発表は、日頃の活動の成果を披露する大きな舞台となっています。 
イベント 
みずほ祭(文化祭) 毎年秋に開催される文化祭は、最大のイベントの一つです。クラスごとの企画や文化部の発表、有志によるステージなど、多彩な催しで盛り上がります。 地域の方々も訪れ、学校全体が活気に包まれます。 
体育祭 軍に分かれて総合優勝を目指す体育祭は、非常に盛り上がる行事です。 競技だけでなく、応援合戦やパネル、衣装などでも競い合い、クラスや軍の絆が深まります。 
修学旅行 例年、2年次に実施されます。行き先は年度によって異なりますが、生徒たちにとっては高校生活の中でも特に楽しみな行事の一つです。 
球技大会・マラソン大会 クラス対抗でドッジボールやバレーボールなどを楽しむ球技大会や、秋の風を感じながら走るマラソン大会も行われています。 
新潟県立柏崎総合高等学校の進学実績 
主な進学先 
国公立大学 新潟大学、新潟県立大学、長岡造形大学、上越教育大学など、地元の国公立大学への進学者が見られます。 
私立大学 新潟産業大学、新潟工科大学、長岡大学、新潟医療福祉大学など、県内の私立大学を中心に、多くの生徒が進学しています。 
短期大学・専門学校 専門的な知識や技術をさらに深めるため、短期大学や専門学校へ進学する生徒が非常に多いのが特徴です。 特に、看護、福祉、保育、調理、美容、IT関連の専門学校が人気のようです。 
就職 地元柏崎市やその周辺地域の企業を中心に、多くの生徒が就職しています。製造業、サービス業、事務職など、職種は多岐にわたります。学校で取得した資格や専門知識を活かして活躍する卒業生も少なくありません。 
進路サポート 
新潟県立柏崎総合高等学校の特長・アピールポイント 
自分だけの時間割で学べる「総合学科」 最大の特長は、やはり総合学科であることです。 普通科目の学習に加え、農業、商業、工業、家庭、福祉といった専門分野の科目を、自分の興味や進路に合わせて自由に組み合わせ、オリジナルの時間割を作成できます。 
4つの多彩な「系列」で専門性を追求 「人文・自然」「アグリ・フード」「ビジネス・情報」「生活・福祉」という4つの系列が用意されており、2年生からはいずれかの系列を中心に学習を進めます。 これにより、自分の夢に直結する専門的な知識や技術を深く学ぶことができます。 
歴史ある城跡に建つ緑豊かなキャンパス 学校は、かつて琵琶島城があった城跡に建てられており、緑豊かで広大な敷地を誇ります。 校内には史跡も残っており、歴史と自然に囲まれた落ち着いた環境で学ぶことができます。 
充実した専門施設・設備 旧農業高校と商業高校が統合して生まれた経緯から、温室、食品製造棟、情報処理室、福祉実習室など、各系列の専門的な学習に対応した充実した施設・設備が整っています。 
将来を見据えたキャリア教育 1年次の「産業社会と人間」の授業では、社会で活躍する大人から話を聞く機会や、職業調べなどを通して、自分の生き方や将来について深く考えます。 このような早期からのキャリア教育が、明確な目的意識を持って学習に取り組む姿勢を育みます。 
新潟県立柏崎総合高等学校の口コミ・評判のまとめ 
良い点 
自分の好きなことを学べる 「専門的な分野を高校生のうちから学べるのが嬉しい」「自分の興味に合わせて授業を選べるので、勉強が楽しい」といった、総合学科のカリキュラムに対する満足度の高い声が最も多く見られます。 
先生のサポートが手厚い 「進路相談に親身になって乗ってくれる」「分からないところを丁寧に教えてくれる先生が多い」など、生徒一人ひとりに寄り添う教員の姿勢を評価する声が多数あります。 
資格取得に強い 「簿記や情報処理など、将来役立つ資格がたくさん取れる」「資格取得のためのサポートが充実している」という口コミも多く、就職を考えている生徒にとって大きな魅力となっているようです。 
制服が可愛い 特に女子生徒から「制服が可愛くて気に入っている」という声が多く聞かれます。 
気になる点 
駅から少し遠い 最寄りの柏崎駅から徒歩で約20〜30分と、少し距離があるため、「駅から遠いのが少し不便」という声があります。 バスの利用や自転車通学の生徒が多いようです。 
施設が古い部分もある 歴史のある学校のため、「校舎の一部が古いと感じる」という意見も見られます。ただし、専門的な実習棟などは比較的新しく、学習に必要な設備は整っています。 
進学も就職も中途半端に感じる人も 幅広い進路に対応している反面、「大学進学に特化しているわけでも、就職に特化しているわけでもない」と感じる生徒もいるようです。明確な目標を持って科目を選択することが、充実した学校生活を送る鍵となります。 
アクセス・通学 
最寄り駅からのアクセス JR信越本線・越後線「柏崎駅」 :徒歩で約20〜30分。バスを利用する場合 :柏崎駅前からバスに乗車し、「総合高校前」バス停で下車、徒歩約4分。
自動車でのアクセス 北陸自動車道「柏崎IC」から約5km。 
通学エリア 多くの生徒が柏崎市内から通学していますが、刈羽村や上越市、長岡市など、近隣の市町村から通う生徒もいます。JRやバスなどの公共交通機関を利用する生徒のほか、自転車で通学する生徒も多いようです。 
新潟県立柏崎総合高等学校受験生へのワンポイントアドバイス 

