札幌北陵高等学校は、札幌市北区に位置し、文武両道を掲げながら生徒一人ひとりの進路実現を力強くサポートすることで知られる公立高校です。緑豊かな落ち着いた環境の中で、生徒たちは日々の学習や部活動、多彩な学校行事に全力で打ち込んでいます。
札幌北陵高等学校の基本情報
札幌北陵高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値:60
札幌北陵高等学校の偏差値は60とされており、しっかりとした学力が求められます。 難易度のイメージ
同じくらいの偏差値の高校としては、札幌啓成高校(普通科)、札幌藻岩高校(普通科)、札幌新川高校(普通科)などがあります。これらの高校と比較検討する受験生が多いようです。合格に必要な内申点の目安としては、Cランク以上が一つの基準とされていますが、Bランクの生徒も多く受験する傾向があります。もちろん、当日の学力試験の結果も非常に重要です。 主な併願校
札幌北陵高等学校を受験する生徒の多くは、私立高校として札幌光星高等学校、札幌第一高等学校、北海高等学校などを併願する傾向があります。これらの高校は、北陵高校と学力レベルが近いことや、それぞれの学校の特色に魅力を感じる生徒が多いようです。
札幌北陵高等学校に設置されている学科・コース
普通科
大学進学を目指すための幅広い知識と教養を身につける学科です。2年生の後期から文系・理系に分かれ、それぞれの進路希望に応じた専門的な科目を深く学んでいきます。国公立大学や難関私立大学への進学を希望する生徒におすすめです。
札幌北陵高等学校の特色・校風
宿題の量
宿題は毎日出るようで、特に長期休暇中の課題は多いと感じる声があります。日々の予習・復習と合わせて計画的に進める習慣が大切になります。 校則
校則は、他の公立高校と比較して標準的か、やや緩やかだという意見が多いようです。スマートフォンの持ち込みは許可されていますが、授業中の使用はもちろん禁止です。服装については、制服の着こなしに関する指導はありますが、厳しすぎると感じる生徒は少ないようです。頭髪については、染髪やパーマは禁止されています。 生徒たちの雰囲気
真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、学校行事や部活動には全力で取り組む活発な一面も持ち合わせています。勉強と部活、行事をバランス良く楽しみたい生徒が多いようです。 アルバイト
アルバイトは原則として禁止されていますが、家庭の事情など特別な理由がある場合は、許可を得て行うことが可能です。 制服
制服は2022年度にリニューアルされました。男女ともにブレザータイプで、落ち着いたデザインが好評のようです。特に女子のスラックスも選択できる点が評価されています。 土曜授業
基本的に土曜授業はありません。
札幌北陵高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動 ハンドボール部 :男女ともに強豪として知られ、特に女子は全国大会出場の常連です。弓道部 :集中力を高め、心身を鍛えることができる人気の部活動で、全国大会への出場経験も豊富です。陸上競技部、少林寺拳法部 :これらの部も全国大会での活躍が見られます。美術部 :さっぽろ雪まつりのスノーオブジェコンテストで札幌市長賞を受賞するなど、文化部も高い実績を誇ります。
イベント
北陵祭(学校祭)
7月上旬に行われる最大のイベントです。クラスごとに準備する展示や出店はもちろん、最大の見どころは「行灯行列」です。 クラスで制作した巨大な行灯を担いで夜の街を練り歩く姿は圧巻で、地域の名物にもなっています。 一般公開日には多くの来場者で賑わいます。 体育大会
8月に行われます。クラス対抗で様々な競技に臨み、団結力を高めます。 見学旅行(修学旅行)
2年生の10月に関西方面へ行くことが多いようです。 古都の歴史や文化に触れる貴重な体験となります。
札幌北陵高等学校の進学実績
国公立大学
北海道大学や小樽商科大学、北海道教育大学、室蘭工業大学など、道内の主要な国公立大学に毎年多数の合格者を出しています。令和5年度には国公立大学全体で86名の合格実績があります。 難関私立大学
北海学園大学や北星学園大学、北海道科学大学などの道内私立大学を中心に、多くの生徒が進学しています。 その他の進路
大学進学だけでなく、短期大学や看護・医療系の専門学校への進学者、また公務員として就職する生徒もいます。 進学サポート
「授業で勝負」をスローガンに、日々の授業を大切にしています。 また、長期休業中の進学講習や、1年生からの計画的な進路指導、頻繁に行われる進路相談など、生徒の進学をサポートする体制が整っています。
札幌北陵高等学校の特長・アピールポイント
スローガン「自分を、ひらけ。」が示す主体性の尊重
生徒が自らの可能性を信じ、さまざまなことに挑戦できる校風があります。 伝統の「行灯行列」がある北陵祭
学校生活一番の思い出として挙げる生徒も多い、非常に盛り上がる学校祭です。 クラスが一丸となって作り上げる達成感は格別です。 全国レベルで活躍する活発な部活動
ハンドボール部や弓道部をはじめ、多くの部活動が高いレベルで活動しており、文武両道を実現できる環境です。 3ステージ制による計画的な進路指導
「基礎育成期」「実力伸長期」「進路達成期」と3年間を区分し、生徒一人ひとりの進路希望に合わせたきめ細やかなサポートを行っています。 落ち着いた学習環境
住宅街に囲まれた静かな環境で、日々の学習に集中して取り組むことができます。
札幌北陵高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方が熱心で、質問にも丁寧に対応してくれる」という声が多く、進学サポートの手厚さが評価されています。 「行事が本当に楽しく、クラスの団結力が深まる」といった、学校行事への満足度が非常に高いようです。 「真面目な生徒が多く、落ち着いて勉強できる環境がある」という意見も多く見られます。 「部活動が盛んで、高い目標を持って取り組める」と、文武両道を目指す生徒からの支持も厚いです。
気になる点 「校舎が古い」という意見は多く聞かれます。 特に、冬の寒さや夏の暑さに関する声があります。 「駅から少し歩くので、アクセスが不便に感じることもある」という声もあります。 「課題が多い」と感じる生徒もいるようです。
アクセス・通学
最寄り駅・バス停からのアクセス 中央バス「北陵高校前」停留所から徒歩約2分 地下鉄南北線「麻生駅」、地下鉄東豊線「栄町駅」、JR「札幌駅」などから「北陵高校前」行きのバスが運行されています。
通学エリア
学校が札幌市北区にあるため、北区や東区、石狩市方面から通学している生徒が多い傾向にあります。様々なエリアからバス路線が通じているため、広範囲からの通学が可能です。
札幌北陵高等学校受験生へのワンポイントアドバイス