札幌清田高等学校は、国際的な視野を育む教育と、盛んな部活動が両立できることで知られる、札幌市立の高等学校です。1975年に開校し、「キヨコー」の愛称で地域に親しまれてきました。国際交流に力を入れている札幌清田高等学校は、これからのグローバル社会で活躍したいと考える中学生にとって、非常に魅力的な選択肢の一つと言えるでしょう。
札幌清田高等学校の基本情報
札幌清田高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科 グローバルコース: 60 普通科 普通コース: 59
北海高等学校 札幌光星高等学校 札幌第一高等学校 北星学園大学附属高等学校 北海道科学大学高等学校
札幌清田高等学校に設置されている学科・コース
普通コース どんなことを学ぶ場所か:幅広い進路希望に対応できるよう、2年次から文系・理系などに分かれ、興味や関心に応じた科目選択が可能なカリキュラムが組まれています。 プレゼンテーション能力の育成にも力を入れています。 どんな生徒におすすめか:国公立大学や私立大学への進学を目指し、自分の進路に合わせてじっくりと学びたい生徒におすすめです。
グローバルコース どんなことを学ぶ場所か:「Think Globally, Act Locally(地球規模で考え、地域で行動する)」をモットーに、英語でのコミュニケーション能力や国際問題への理解を深める専門的な授業が多く設置されています。 どんな生徒におすすめか:将来、海外と関わる仕事がしたい、英語をとことん学びたい、国際的な視野を身につけたいという強い意欲を持つ生徒に最適です。
札幌清田高等学校の特色・校風
校風のキーワード : 文武両道、グローバル、自主自律宿題の量 : 口コミでは「課題の量が多い」という声が多数見られます。 特に長期休暇中は講習と合わせて多くの課題が出されることがあるようです。計画的に学習を進める習慣が身につくとも言えます。校則 : 「比較的自由」という意見が多いようです。 もちろん、高校生としての節度は求められますが、生徒の自主性を尊重する校風がうかがえます。スマホの持ち込みは可能で、服装についても細かすぎる規定は少ないようです。ただし、髪を染めることなどは認められていないようです。生徒たちの雰囲気 : 真面目に学習に取り組む生徒が多い一方で、学校行事などでは非常に盛り上がる、明るく活発な雰囲気があるようです。アルバイト : アルバイトは原則として禁止されていませんが、学業との両立が前提となります。制服の評判 : 制服は紺色のブレザーで、特に女子の制服は夏服・冬服で着こなしのバリエーションがあり、可愛らしいと評判です。 スラックスの選択も可能です。土曜授業 : 基本的に土曜授業はありませんが、模試などが実施されることがあります。
札幌清田高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動 ラグビー部 : 過去に何度も花園(全国大会)への出場経験がある強豪として知られています。放送局 : 全国大会の常連であり、数々の賞を受賞している実績があります。吹奏楽局 : コンクールでの実績も豊富で、地域のイベントなどでも演奏を披露しています。野球部 : こちらも力を入れており、専用のページで活動状況が詳しく紹介されています。
全体の様子
多くの生徒が部活動に加入しており、放課後の校内は活気に満ちています。文武両道を掲げる学校らしく、学習と部活動を高いレベルで両立させている生徒が多いのが特徴です。
イベント
清田祭(学校祭) : 毎年夏に開催される文化祭で、クラスごとの出店やステージ発表など、大変な盛り上がりを見せます。グローバルコースの生徒がフェアトレードカフェを出店するなど、特色ある企画も見られます。体育祭 : 球技大会の形式で行われ、「清田カップ」とも呼ばれています。クラス対抗で様々な競技に熱中し、学年を超えて交流が深まります。修学旅行 : 近年では韓国を訪れるなど、国際交流を意識した研修旅行が企画されることもあります。 普通科の生徒も海外研修に参加する機会があるようです。
札幌清田高等学校の進学実績
国公立大学
最新の進路状況(2024年3月卒業生)によると、北海道大学に5名、小樽商科大学、北海道教育大学、室蘭工業大学など、道内の主要な国公立大学に多くの合格者を出しています。 難関私立大学
道外の難関私立大学では、立教大学や明治大学などへの合格実績があります。 その他
道内では北海学園大学、北星学園大学、北海道科学大学などへの進学者が多い傾向にあります。 また、グローバルコースを中心に海外の大学へ進学する生徒もいます。 進学サポート
夏季・冬季休業中には進学講習が開かれ、受験に向けた学力向上をサポートしています。また、単位制のカリキュラムを活かし、個々の進路希望に応じた科目選択ができることも、高い進学実績につながっています。
札幌清田高等学校の特長・アピールポイント
特色ある「グローバルコース」の設置 : 英語教育に特化し、国際的な視野を養う独自のカリキュラムが用意されています。ALT(外国語指導助手)の先生が常駐しており、日常的に英語に触れる機会が豊富です。柔軟な「単位制」カリキュラム : 生徒一人ひとりの興味や関心、進路希望に応じて授業を選択できる単位制を導入しています。 これにより、自分の目標に合わせた学習計画を立てることが可能です。プレゼンテーション能力の育成 : グローバルコースだけでなく、普通コースでもプレゼンテーションを取り入れた授業を積極的に行い、「伝える力」を養っています。盛んな国際交流 : 海外研修やオンラインでの交流など、異文化に触れる機会が豊富に用意されており、グローバルな人材育成を目指しています。活気あふれる学校行事 : 生徒が主体となって作り上げる学校祭「清田祭」や体育祭は、学校全体が一つになる大きなイベントです。フェアトレードへの取り組み : グローバルコースを中心に、フェアトレードについて学び、学校祭で商品を販売するなど、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。文武両道を実現できる環境 : 多くの部活動が全道・全国レベルで活躍しており、学業と部活動の両方に全力で打ち込める環境が整っています。
札幌清田高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「学校祭や体育祭などの行事が本当に楽しく、クラスの団結力が深まる」という声が非常に多いです。 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれる」「学習サポートが手厚い」といった、進路指導への評価が高いようです。 「グローバルコースでは英語に触れる機会が多く、英語力が伸びた」という満足の声も聞かれます。 「部活動が盛んで、目標に向かって仲間と頑張れる環境が良い」という意見も多数あります。 「校舎が比較的きれいで過ごしやすい」という口コミもあります。
気になる点 「駅から遠く、坂の上にあるため通学が大変」という声は多くの生徒から挙がっています。 バスを利用する生徒がほとんどです。 「課題の量がとにかく多い」と感じる生徒も少なくないようです。 自分の学習時間を確保するためには、計画性が求められます。 一部の口コミでは「校則が少し厳しいと感じる部分もある」という意見も見られます。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス :地下鉄東西線「南郷18丁目駅」から中央バスに乗車し、「北野3-3」または「北野中学校前」で下車、徒歩約5分。 地下鉄東豊線「福住駅」から中央バスに乗車し、「北野中学校前」で下車、徒歩約5分。 地下鉄東西線「大谷地駅」からもバス路線があります。
通学エリア :
所在地である清田区や、隣接する豊平区、厚別区、白石区などから通学している生徒が多いようです。交通の便から、地下鉄沿線に住む生徒がバスに乗り換えて通学するケースが一般的です。
札幌清田高等学校受験生へのワンポイントアドバイス