東京都立山崎高等学校は、町田市にある活気あふれる男女共学の都立高校です。 通称「山高(やまこう)」として地域に親しまれており、生徒一人ひとりの個性を尊重し、その可能性を最大限に引き出す教育を目指しています。
東京都立山崎高等学校の基本情報
東京都立山崎高等学校の偏差値・難易度・併願校
東京都立山崎高等学校に設置されている学科・コース
普通科 1年次では、芸術科目(音楽・美術・書道)以外は全員が同じ科目を履修し、中学校での学習内容の復習も含めて基礎学力の定着を図ります。特に数学と英語は習熟度別授業が行われ、一人ひとりの理解度に合わせて学習を進めることができます。 2年次からは文系・理系のコースに分かれ、それぞれの進路希望に応じた学習が始まります。 3年次では、必修科目に加えて、国公立大学や私立大学の受験に対応した科目から、就職希望者向けの科目まで、25科目もの豊富な選択科目の中から自分の進路に合わせて時間割を組むことができます。 このように、東京都立山崎高等学校では、生徒一人ひとりの夢の実現をサポートする柔軟なカリキュラムが用意されています。
東京都立山崎高等学校の特色・校風
宿題の量:多いという声は少なく、自分のペースで学習を進めやすいようです。 校則:以前は比較的緩やかでしたが、近年、少し厳しくなる傾向があるという口コミが見られます。 メイクや髪染め、ピアスなどは禁止されています。 スマートフォンの使用については、授業中はもちろん禁止ですが、休み時間などの使用は認められているようです。 生徒たちの雰囲気:素直で真面目な生徒が多く、落ち着いた学校生活を送りたい人には良い環境だと言えるでしょう。 いじめは少ないという声が多く聞かれます。 アルバイト:原則として禁止されていますが、家庭の事情など特別な理由がある場合は許可されることもあるようです。 制服の評判:男女ともにブレザータイプで、落ち着いたデザインが好評です。特に女子のスラックスも選択できる点が評価されています。 土曜授業:基本的にはありませんが、講習などが開かれることもあるようです。
東京都立山崎高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部では、特に関東大会への出場経験もあるアーチェリー部が有名です。 練習場所は校内の駐車場を利用するなど、工夫しながら活動しています。 その他、サッカー部、バスケットボール部、硬式テニス部なども活発に活動しています。 文化部では、吹奏楽部や演劇部などが人気です。 演劇部は文化祭での公演が名物となっており、高い評価を得ています。
イベント
体育祭:6月に行われる体育祭は、山高の三大行事の一つです。 誕生月で「春・夏・秋・冬」の4つの団に分かれて競い合います。 各団の応援合戦やデカパンリレー、騎馬戦など、ユニークな種目が多く、クラスや団の結束が深まります。 山高祭(文化祭):9月に行われる文化祭は、地域でも評判のイベントで、毎年多くの来場者で賑わいます。 3年生のクラスごとに行う演劇は特に人気が高く、本格的な舞台が繰り広げられます。 マラソン大会:冬には多摩丘陵の自然の中を走るマラソン大会が実施されます。 男子は約10km、女子は約6kmのコースを走ります。
東京都立山崎高等学校の進学実績
国公立大学:近年では、首都大学東京(現:東京都立大学)などへの合格実績があります。 難関私立大学:GMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)レベルでは、法政大学、明治大学、立教大学、成城大学などへの合格者が出ています。 その他、進学者が多い大学:日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学といった「日東駒専」や、明星大学、帝京大学、玉川大学、桜美林大学など、近隣の大学への進学者が多い傾向があります。 進学サポート:放課後や夏休みなどを利用した補習や講習が充実しており、生徒の学力向上をサポートしています。 また、1年次には全員がインターンシップを経験するなど、早期からのキャリア教育にも力を入れています。
東京都立山崎高等学校の特長・アピールポイント
ユネスコスクールとしての先進的な取り組み:多摩地域で唯一のユネスコスクールとして、ESD(持続可能な開発のための教育)を推進しています。 地域や世界が抱える課題について探究し、発表する活動が盛んです。 地域と連携した探究学習「山崎サミット」:町田市や山崎町の地域課題について調査・研究し、地域住民の方々と意見交換を行う「山崎サミット」という独自のプログラムがあります。 活発な国際交流:ロシアや韓国などの海外の学校とオンラインでの交流を積極的に行っており、グローバルな視野を養う機会が豊富です。 ICT機器の積極的な活用:生徒一人一台端末が整備されており、「MetaMoJi ClassRoom」というアプリを使って授業のノート提出を行うなど、ICTを活用した教育が進んでいます。 生徒が主役の盛り上がる学校行事:体育祭や文化祭は生徒が主体となって企画・運営され、学校全体が一体となって盛り上がります。 充実したキャリア教育:1年次からのインターンシップや計画的な進路ガイダンスなど、将来の夢を見つけ、実現するためのサポート体制が整っています。 伝統の「山高体操」:開校以来受け継がれている独自の準備体操があり、体育の授業や体育祭で全校生徒で行います。
東京都立山崎高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」「生徒の気持ちに寄り添ってくれる先生が多い」といった、教員のサポートの手厚さを評価する声が多く見られます。 「行事がとても楽しく、クラスの団結力が強まる」という意見も多く、学校行事の充実ぶりがうかがえます。 「いじめが少なく、落ち着いた雰囲気で過ごしやすい」という声もあり、安心して学校生活を送れる環境のようです。 「ユネスコスクールの活動を通して、普通ではできない経験ができた」といった、特色ある教育活動への満足度も高いようです。
気になる点: 「最寄り駅からバスに乗る必要があり、アクセスが少し不便」という意見があります。 「校則が少し厳しくなった」と感じる生徒もいるようです。 「体育祭やマラソン大会など、体を動かす行事が苦手な人には少し大変かもしれない」という声も見られます。
アクセス・通学
小田急線・JR横浜線「町田駅」からバスで約20〜23分、「山崎高校入口」または「北二号」バス停下車、徒歩約3分。 JR横浜線「古淵駅」からバスで約14〜15分、「北二号」バス停下車、徒歩約3分。
東京都立山崎高等学校受験生へのワンポイントアドバイス