東京都立江戸川高等学校は、80年以上の歴史と伝統を誇る、地域に根ざした人気の都立高校です。「文武両道」を教育の柱に掲げ、生徒一人ひとりが勉強にも部活動にも全力で打ち込める環境が整っています。進学指導推進校として、希望の進路を実現するための手厚いサポート体制も魅力の一つです。
東京都立江戸川高等学校の基本情報
東京都立江戸川高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値 : 普通科 53〜57
東京都立江戸川高等学校に設置されている学科・コース
普通科 : 幅広い科目をバランスよく学び、大学進学を中心とした多様な進路希望に対応できるカリキュラムが組まれています。2年生・3年生では、それぞれの興味や進路に合わせた科目選択が可能になり、自分の目標に向かって集中的に学習を深めることができます。
東京都立江戸川高等学校の特色・校風
校風のキーワード : 文武両道、自主自律、地域との連携
宿題の量 : 宿題の量は標準的か、やや多めと感じる生徒が多いようです。特に、週末課題や長期休暇中の課題は計画的に進める必要があります。校則 : 校則は、都立高校の中では標準的な厳しさと言えるでしょう。頭髪の染色やピアスなどの装身具は禁止されています。スマートフォンの校内での使用については、ルールを守った上での使用が許可されているようです。生徒たちの雰囲気 : 真面目で落ち着いている生徒が多い一方で、行事などではクラス一丸となって盛り上がる活発さも持ち合わせています。アルバイト : 原則として禁止されています。ただし、やむを得ない事情がある場合は、保護者の同意を得た上で学校に申請し、許可を得る必要があります。制服の評判 : 制服はなく、標準服が定められています。男子は詰襟の学生服、女子はブレザーにスカートまたはスラックスで、清楚なデザインが評判です。ただし、標準服の着用は義務ではないため、私服での登校も可能です。式典などの学校行事では標準服を着用します。土曜授業 : 年間18回程度の土曜授業が実施されており、授業時間数を確保し、学力向上を図っています。
東京都立江戸川高等学校の部活動・イベント
部活動
特に実績豊富な部活動 :硬式野球部 : 「甲子園一勝」を目標に掲げ、日々練習に励んでいます。東東京大会で上位に進出するなど、実績も豊富です。ソフトボール部 : インターハイ予選や関東公立大会に出場するなど、都内でも強豪として知られています。女子バスケットボール部 : 都大会ベスト32に入るなど、高いレベルで活動しています。
文化部の充実 : 運動部だけでなく文化部も活発です。吹奏楽部、軽音楽部、演劇部といった人気の部活動のほか、茶道部では外部講師を招いて本格的な表千家を学ぶことができます。
イベント
体育祭(6月) : クラス対抗で様々な競技に臨み、学校全体が熱気に包まれます。応援団のパフォーマンスも見どころの一つです。文化祭(9月) : 「江戸高祭」と呼ばれ、1年生は舞台発表、2年生は大掛かりな製作やイベント、3年生は模擬店など、各クラスが趣向を凝らした企画で来場者を楽しませます。中庭でのライブなども行われ、大変な盛り上がりを見せます。合唱祭(2月) : 1、2年生がクラスごとに課題曲と自由曲を披露し、美しいハーモニーを響かせます。修学旅行 : 2年生の12月に沖縄を訪れ、平和学習や文化体験、マリンスポーツなどを楽しみます。自然体験合宿 : 1年生の7月には、長野県にある菱野山荘で2泊3日の自然体験合宿を行います。オリエンテーリングなどを通して、クラスメイトとの親睦を深めます。
東京都立江戸川高等学校の進学実績
国公立大学 : 2025年度入試では、現役生10名、既卒生1名の計11名が合格しています。難関私立大学 : GMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)レベルの大学にも多くの合格者を出しています。その他の進路 : 多くの生徒が4年制大学へ進学しますが、短期大学や専門学校への進学、就職など、多様な進路を選択しています。
東京都立江戸川高等学校の特長・アピールポイント
進学指導推進校としての手厚いサポート : 東京都教育委員会から「進学指導推進校」に指定されており、大学進学に向けた充実した学習支援体制が整っています。文武両道を体現する活発な部活動 : 部活動加入率は90%を超え、多くの部が素晴らしい実績を上げています。生徒が主役の三大行事 : 体育祭・文化祭・合唱祭は「江戸高三大行事」と呼ばれ、生徒が中心となって企画・運営を行い、学校生活を大いに盛り上げています。授業時間を確保する土曜授業 : 年間18回の土曜授業を実施し、3年間で約200時間多くの授業時間を確保することで、学力の定着と向上を図っています。伝統の自然体験合宿 : 1年生の夏に長野県で行われる自然体験合宿は、豊かな自然の中で友情を育む貴重な機会となっています。広大なグラウンドと充実した施設 : 東京ドームのグラウンドよりも広い敷地には、野球やサッカーが同時にできるグラウンドや全天候型のテニスコートなど、充実した施設が揃っています。地域に根ざした80年以上の伝統 : 1940年の創立以来、地域社会に支えられながら発展してきた歴史と伝統があります。
東京都立江戸川高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「行事が本当に楽しくて、クラスの団結力が強まる」という声が非常に多いです。 「部活動が盛んで、目標に向かって仲間と頑張れる環境がある」 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれるので心強い」 「緑が多くて落ち着いた環境で勉強に集中できる」
気になる点 :「校舎や施設が少し古い部分がある」という意見が見られます。 「最寄りの新小岩駅から徒歩15分と、少し歩くのが大変」という声もあります。 「校則が思ったより厳しいと感じる人もいる」ようです。
アクセス・通学
最寄り駅 :JR総武線「新小岩駅」南口より徒歩約15分
バスを利用する場合 :JR「新小岩駅」から都バス(葛西駅・西葛西駅・船堀駅ゆき)に乗車、「江戸川高校前」下車、徒歩2分 東京メトロ東西線「葛西駅」「西葛西駅」から都バス(新小岩駅ゆき)に乗車、「江戸川高校前」下車、徒歩2分 都営新宿線「船堀駅」から都バス(新小岩駅ゆき)に乗車、「江戸川高校前」下車、徒歩2分
東京都立江戸川高等学校受験生へのワンポイントアドバイス