120年の歴史と伝統を誇る東洋女子高等学校は、グローバル社会で活躍できる女性の育成を目指す、魅力あふれる学校です。中高一貫ではないため、高校から入学する生徒全員が同じスタートラインに立ち、新しい仲間と学校生活を築いていけるのが大きな特長です。 これから始まる高校生活に、期待と少しの不安を抱いている皆さんに、東洋女子高等学校がどのような場所なのか、詳しくご紹介します。
東洋女子高等学校の基本情報
東洋女子高等学校の偏差値・難易度・併願校
特別進学コース: 偏差値 58-59 総合進学コース: 偏差値 49
東洋女子高等学校に設置されている学科・コース
特別進学コース
国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指すコースです。1年次から大学受験を意識したカリキュラムが組まれ、放課後や長期休暇中には予備校講師による必修の講座も開講されるなど、手厚いサポート体制が整っています。 総合進学コース
多様な進路希望に対応し、大学進学を軸にしながらも部活動や課外活動との両立を図りたい生徒におすすめのコースです。2年次からは興味や関心に合わせて8つの系統(国際関係・人文社会・福祉教育・芸術・経済経営・健康科学・生命科学・数物科学)に分かれ、専門性を深めていきます。
東洋女子高等学校の特色・校風
宿題の量:課題や小テストは多いという声があり、日々の学習習慣が身につきやすい環境のようです。 校則:校則は厳しいという口コミが多く見られます。特に、服装や頭髪、スマートフォンの使用に関するルールは細かく定められているようです。スマートフォンは校内での使用が禁止されており、登校後は電源を切って鞄にしまう決まりです。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多いという印象です。一方で、行事などでは活発に活動する姿も見られます。 アルバイト:原則として禁止されていますが、特別な事情がある場合は許可制となるようです。 制服の評判:桜をモチーフにしたピンクのリボンが特徴的な、品格と知性を表現したデザインのブレザーです。清楚で可愛らしいと評判ですが、着こなしに関する校則は厳しいという意見もあります。 土曜授業:土曜日も午前中に4時間の平常授業があります。また、月に2〜3回、探究学習プログラムである「土曜講座」も実施されます。
東洋女子高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
翔舞祭(体育祭):6月に行われる体育祭は、東京武道館を貸し切って実施されます。室内なので天候に左右されず、日焼けの心配もない環境で思い切り競技に打ち込めます。保護者の観覧も可能です。 秋桜祭(学園祭):9月に行われる学園祭は、1日目が校内でのクラス企画、2日目は校外のホール「北とぴあ」を借りて、文化部による舞台発表が行われるのが大きな特徴です。クラスメイトや部活の仲間と協力し合い、創り上げる達成感を味わえます。 修学旅行:2年生の秋に長崎・福岡を訪れます(3泊4日)。平和公園での学習や、ハウステンボスでの自主研修など、学びと楽しみが詰まったプログラムです。
東洋女子高等学校の進学実績
主な私立大学:日本大学、東洋大学、大東文化大学、帝京大学、獨協大学、日本女子大学、共立女子大学など
東洋女子高等学校の特長・アピールポイント
TJグローバル教育:ネイティブ教員による授業やオンライン英会話、オーストラリアやニュージーランドへの語学研修(希望者)など、世界で活躍するための英語力を養うプログラムが充実しています。 問題探究型学習「土曜講座」:月に数回土曜日に開講され、社会問題の解決策を考えたり、地域活性化について議論したりと、主体的に学ぶ力を育みます。 きめ細やかな進路指導:生徒数が多くない利点を活かし、生徒一人ひとりと向き合った丁寧な進路サポートが受けられます。1年次から計画的に進路指導が行われます。 中高一貫ではない高校単独校:入学生全員が同じスタートラインから高校生活を始められるため、新しい友人関係を築きやすい環境です。 充実した施設:校舎はきれいで、掃除が行き届いていると評判です。また、250円で温かいランチが食べられるカフェテリアも生徒に人気です。 本格的な舞台で輝ける学園祭:学園祭の2日目は、外部の本格的なホール「北とぴあ」で開催され、文化部の生徒たちが日頃の練習の成果を存分に発揮できます。 伝統のマナー教育:社会に出てからも役立つ礼儀作法を身につけるためのマナー講座が、各学年で実施されます。
東洋女子高等学校の口コミ・評判のまとめ
「先生方が親身で、生徒一人ひとりへのサポートが手厚い」という口コミが多く見られます。 「校舎が綺麗で、学習環境が整っている」と評価されています。 「生徒数が少ない分、クラスの団結力が強く、アットホームな雰囲気」という声もあります。 「指定校推薦の枠が多く、進学に有利」と感じている生徒もいるようです。 「カフェテリアの日替わりランチが安くて美味しい」と評判です。
「校則が厳しい」という意見が最も多く見られます。特に、スマホの使用制限や服装に関する規則を窮屈に感じる生徒がいるようです。 「グラウンドが小さい」という指摘があります。 「駅から学校までの通学路が決められている」といった細かいルールがあるようです。
アクセス・通学
JR山手線・都営三田線「巣鴨駅」南口から徒歩約7〜9分 都営三田線「千石駅」A4出口から徒歩約11分
東洋女子高等学校受験生へのワンポイントアドバイス