東邦大学付属東邦高等学校は、千葉県習志野市にキャンパスを構える、豊かな自然に囲まれた中高一貫の共学私立学校です。医学部を持つ東邦大学の付属校として、特に理系教育や医学部進学に強みを持つことで知られています。生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出すことを目指す教育が特徴で、多くの受験生が憧れる進学校の一つです。
東邦大学付属東邦高等学校の基本情報
東邦大学付属東邦高等学校に設置されている学科・コース
東邦大学付属東邦高等学校の特色・校風
東邦大学付属東邦高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部
特に水泳部は、一年中使える室内温水プールという恵まれた環境を活かし、関東大会や全国大会で実績を重ねる強豪として知られています。 陸上競技部も多くの選手が県大会に進出し、卒業生の中には箱根駅伝に出場した選手もいます。 その他、サッカー部、テニス部、ハンドボール部なども活発に活動しています。 文化部
文化部もユニークで専門的な活動を行う部が揃っています。考古学部は、県内の遺跡研究などを行い、全国の高校で唯一、国立国会図書館から雑誌コードを付与された学術雑誌「東邦考古」を刊行していることで有名です。 また、弱電部では、パソコンを使ったプログラミングや電子工作、ロボット製作などに取り組んでいます。
イベント
銀杏祭(文化祭)
毎年9月に行われる文化祭は「銀杏祭(いちょうさい)」と呼ばれ、学校のシンボルである大銀杏にちなんで名付けられました。 各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表を行い、大変な盛り上がりを見せます。 生徒たちの創造力や才能が発揮される、一年で最も楽しみな行事の一つです。 体育祭
10月に行われる体育祭は、クラス対抗で様々な競技に臨み、学年を超えて団結力を高めるイベントです。 生徒たちが企画・運営にも関わり、全員参加で楽しみます。 修学旅行
高校2年生の9月には修学旅行が実施されます。 行き先は年度によって異なりますが、仲間との絆を深める貴重な機会となっています。その他、1年生を対象とした文化的行事なども行われます。
東邦大学付属東邦高等学校の進学実績
国公立大学 東京大学:10名 京都大学:2名 旧帝大+一橋・東工大:合計25名 国公立大学医学部医学科:15名(現役12名)
難関私立大学 早慶上理ICU(早稲田、慶應義塾、上智、東京理科、国際基督教):合計333名 GMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政):合計268名 私立大学の医・歯・薬・獣医学部:合計183名(現役138名)
東邦大学付属東邦高等学校の特長・アピールポイント
東邦大学との強力な連携
医学部を持つ総合大学の付属校として、大学の教授による出張講義や、外科手術も体験できる「学問体験講座」など、高度で専門的な学びに触れる機会が豊富に用意されています。 特に医学部には15名の推薦枠があります。 探究型学習「自分探し学習」
生徒の知的好奇心を引き出し、主体的な学びを促す「自分探し学習」が教育の中心にあります。 興味のあるテーマを深く掘り下げる探究活動を通して、思考力や表現力を養います。 充実した教育施設
広大なキャンパスには、最新の望遠鏡を備えた天体観測室や、一年中利用可能な温水プール、400名を収容できる多目的ホールなど、生徒の学びや活動をサポートする施設が整っています。 多彩なグローバル教育プログラム
希望者対象の海外研修プログラムや、夏休みに実施されるオールイングリッシュの授業など、国際的な視野を広げるためのプログラムが充実しています。 文理を問わないリベラルアーツ教育
理系に強いイメージがありますが、文系の生徒も深く学べるリベラルアーツ型のカリキュラムを実践しています。 「読書マラソンノート」といったユニークな取り組みで、表現力や語彙力も育みます。 専門性の高いユニークな部活動
全国的にも珍しい学術雑誌を刊行する「考古学部」や、ロボット製作に取り組む「弱電部」など、自分の興味を専門的に追求できる部活動が数多く存在します。 自主性を育む自由な校風
校則は比較的緩やかで、生徒の自主性が尊重されています。 生徒会活動や学校行事も生徒主体で運営され、のびのびとした学校生活を送ることができます。
東邦大学付属東邦高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「進学実績が良く、特に医学部や難関大学を目指す環境が整っている」という評価が非常に多いです。 「天体観測室や温水プールなど、私立ならではの施設が充実している」という点も高く評価されています。 「校則が比較的緩やかで、自由な雰囲気の中でのびのびと学校生活が送れる」という口コミも目立ちます。 「先生方の面倒見が良く、真面目で一生懸命な生徒が多いので、良い環境で青春を過ごせる」といった声もあります。
気になる点 「部活動によって活動量や実績に差があり、温度差を感じることがある」という意見が見られます。 「文化祭で調理が禁止されているなど、一部の行事に制限がある」点を残念に思う声も少数ですがあるようです。 最寄り駅から少し歩くため、「駅から少し遠い」と感じる生徒もいるようです。
アクセス・通学
JR総武線「津田沼」駅下車、北口のバス乗り場から京成バスで約15分、「東邦大付属東邦中学・高等学校前」下車、徒歩約2分。 京成本線「京成大久保」駅下車、徒歩約10〜11分。