東野高等学校は、埼玉県入間市の緑豊かな環境の中にあり、一人ひとりの個性を尊重し、自主性を育む教育で知られる私立高校です。2025年には学園創立100周年、そして東野高等学校としては開校40周年を迎える、伝統と革新が共存する学校です。ユニークなデザインの校舎が特徴的な広大なキャンパスで、生徒たちはのびのびと学校生活を送っています。
東野高等学校の基本情報
東野高等学校の偏差値・難易度・併願校
特進コース(I&Sクラス): 50-58 進学コース(Aクラス): 44-50
東野高等学校に設置されている学科・コース
特進コース I&Sクラス
国公立大学や難関私立大学、さらには海外大学への現役合格を目指すコースです。英語力を徹底的に鍛える「Iクラス」と、高い目標達成能力を養う「Sクラス」の特徴を融合させた文理横断型の学びが特徴です。放課後や長期休暇中の講習、勉強合宿など、手厚いサポート体制が整っています。 進学コース Aクラス
部活動や学校行事にも積極的に参加しながら、中堅私立大学への現役合格を目指すコースです。中学の復習から丁寧に行い、基礎学力の定着を重視しています。2年次からは文系・理系に分かれ、それぞれの進路希望に合わせた学習を進めます。
東野高等学校の特色・校風
宿題の量 :コースやクラスによって異なりますが、特に特進コースでは講習なども含め、学習量は多い傾向にあるようです。年間1000時間の家庭学習を目標に掲げているという情報もあり、自主的な学習習慣が求められます。校則 :以前は厳しいという声もありましたが、近年は見直しが進んでいるようです。生徒の要望を取り入れ、校内でのスマホ使用が許可されるなど、時代に合わせて柔軟に対応する姿勢が見られます。生徒たちの雰囲気 :活発な生徒が多く、充実した学校生活を送っている印象です。コースによって雰囲気は異なり、進学コースは元気で明るい生徒が多く、特進コースは落ち着いて学習に取り組む生徒が多いようです。アルバイト :原則として禁止されていますが、特別な事情がある場合は許可制となっているようです。制服の評判 :制服は男女ともに「かっこいい」「かわいい」と評判が良いようです。土曜授業 :土曜日は「選べる土曜日」として、講習や課外活動のほか、独自の多彩な教養講座が開講されています。中でも「東野SDGs」という探究活動は、学年やクラスを超えて生徒たちが主体的に取り組む特色あるプログラムです。
東野高等学校の部活動・イベント
部活動
ダンス部 :「礼儀」を大切にしながら、大会優勝を目指して日々厳しい練習に励んでいます。そのパフォーマンスは非常にレベルが高く、学校の顔ともいえる存在です。陸上競技部 :校内にクロスカントリーコースがあるなど、恵まれた環境で練習に打ち込めます。多くの選手が関東大会や全国大会で活躍しています。サッカー部 :強化指定部に指定されており、県リーグ昇格を目指して活発に活動しています。その他 :野球部や吹奏楽部も強化指定部として力を入れているほか、バドミントン部、剣道部なども活発に活動しています。文化部では、文芸部がコンクールで入選するなど、様々な部がそれぞれの目標に向かって活動しています。
イベント
蒼穹祭(体育祭) :毎年、学校外の運動場などを借りて盛大に開催されます。クラスごとにデザインしたTシャツを着て、競技や応援に熱が入ります。盈華祭(文化祭) :各クラスや部活動が趣向を凝らした企画で来場者を楽しませます。芸術部の共同制作や、有志によるステージ発表など、見どころが満載です。修学旅行 :行き先はコースによって異なり、カナダ、沖縄、北海道など、多様な選択肢があります。特に、特進コースのカナダ修学旅行は、異文化理解を深める貴重な機会となっています。その他 :合唱祭や芸術鑑賞会、1年生が参加する「東野ウォーク」など、生徒同士の交流を深めるイベントが数多く用意されています。
東野高等学校の進学実績
国公立大学 :筑波大学、宇都宮大学、埼玉県立大学などへの合格実績があります。難関私立大学 :早稲田大学、GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)などに合格者を出しています。その他 :日東駒専(日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学)や大東亜帝国(大東文化大学、東海大学、亜細亜大学、帝京大学、国士舘大学)といった大学に多くの生徒が進学しています。専門学校への進学や就職など、多様な進路選択にも対応しています。
東野高等学校の特長・アピールポイント
緑豊かな広大なキャンパスと個性的な校舎 :約2万坪の広大な敷地に、著名な建築家が設計した20棟以上のユニークな校舎が点在しています。自然に囲まれた美しい環境は、生徒の感性を豊かに育みます。「選べる土曜日」と独自の探究活動「東野SDGs」 :土曜日は通常の授業ではなく、生徒が主体的に学ぶ時間です。特に、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマにした探究活動では、生徒自らが企画・実行するプロジェクトを通して、社会貢献への意識と実践力を養います。充実したグローバル教育 :特進コースを中心に、海外大学進学や留学を視野に入れたプログラムが充実しています。英検指導にも力を入れており、在学中に1級や準1級に合格する生徒もいます。全国レベルで活躍する部活動 :ダンス部や陸上競技部をはじめ、多くの部活動が高いレベルで活動しており、文武両道を実践できる環境です。手厚い進路サポート体制 :教職員が生徒一人ひとりに寄り添い、夢の発見から実現までを全力でバックアップします。講習や個別指導が充実しており、近年、大学進学実績が飛躍的に伸びています。9方面からのスクールバス :川越駅、入間市駅、小手指駅など、埼玉・東京の9つの駅からスクールバスが運行されており、広範囲からの通学が可能です。生徒の自主性を尊重する校風 :校則の見直しなど、生徒の声に耳を傾け、より良い学校生活を生徒と共に創り上げていこうという姿勢があります。
東野高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方が親身で、面倒見が良い」という声が非常に多いです。進路相談など、一人ひとりに寄り添ったサポートが評価されています。 「制服がかっこいい・かわいい」と、デザインに対する満足度が高いようです。 「部活動が盛んで、充実した高校生活が送れる」という意見も多く見られます。 「校則が柔軟に見直されている」点をポジティブに捉える声もあります。 「自分を変えたい、高校から頑張りたいと思っている人におすすめ」という卒業生からの評価もあります。
気になる点 「駅から遠く、スクールバスが必須」という立地面での不便さを指摘する声があります。 「施設の老朽化が気になる部分がある」という意見も見られます。 「コースによって生徒の雰囲気がかなり違う」と感じる生徒もいるようです。 「学習意欲は本人次第」という意見もあり、自主性が求められる環境であることがうかがえます。
アクセス・通学
最寄り駅 :西武池袋線「仏子駅」(南口から徒歩約57分)、JR八高線「箱根ヶ崎駅」(東口から徒歩約50分)などがありますが、いずれの駅からも距離があります。スクールバス :以下の9つの駅からスクールバスが運行されており、多くの生徒が利用しています。JR埼京線・東武東上線「川越駅」 西武池袋線「入間市駅」「小手指駅」「東飯能駅」 西武新宿線「狭山市駅」 JR八高線「箱根ヶ崎駅」 JR青梅線「小作駅」 多摩都市モノレール線「上北台駅」 JR青梅線・五日市線・八高線・西武拝島線「拝島駅」
東野高等学校受験生へのワンポイントアドバイス