大阪府立柴島高等学校は、「一人ひとりの違いを認め、互いを尊重し合える人間関係の中で、自分の持てる力を最大限に伸ばす」ことを教育の柱に掲げる、個性豊かな高校です。 1996年に大阪府で初の総合学科高校として新たなスタートを切り、多様な進路希望に対応できるカリキュラムが大きな魅力となっています。 自分の興味や関心に合わせて、140を超える科目から授業を選択できるため、「自分だけの時間割」で高校生活を送ることができます。
大阪府立柴島高等学校の基本情報
大阪府立柴島高等学校の偏差値・難易度・併願校
大阪府立柴島高等学校に設置されている学科・コース
グローバル(人文科学):国語、地理歴史、英語などを中心に学びます。文系大学への進学や、国際的な分野に興味がある生徒におすすめです。 コミュニティ(社会科学):公民や商業などを中心に学びます。 経済・経営系への進学や、就職して社会で必要となるスキルを身につけたい生徒に適しています。 ヒューマン(人間科学):家庭科、看護、福祉、保健体育などを中心に学びます。 医療看護系や体育系、福祉系の進路を目指す生徒におすすめで、特に看護や福祉を学べるのは総合学科の中でも珍しいです。 ライフ(人間科学):芸術や家庭科などを中心に学びます。専門学校への進学や、クリエイティブな分野に興味がある生徒におすすめです。 ネイチャー(自然科学):数学、理科などを中心に学びます。理工系や農学系の大学への進学を目指す生徒に適しています。
大阪府立柴島高等学校の特色・校風
宿題の量:宿題の量は、選択する科目によって異なりますが、全体的には標準的という声が多いようです。自分で学習計画を立てて進める力が求められます。 校則:校則は比較的緩やかで、生徒の自主性を尊重する傾向があります。 スマートフォンの持ち込みは許可されており、アルバイトも可能です。 服装に関しても、制服の着こなしはある程度の自由が認められているようです。 生徒たちの雰囲気:明るく活発な生徒が多く、学校行事や部活動に積極的に取り組む姿が見られます。 総合学科という特性上、様々な興味や目標を持った生徒が集まるため、多様な価値観に触れることができます。 アルバイト:アルバイトは許可されています。 制服の評判:制服は男女ともにブレザースタイルで、シンプルで着こなしやすいと評判です。 ネクタイとリボンは赤と紺の2色から選ぶことができ、女子はスラックスも選択可能です。 土曜授業:基本的に土曜授業はありません。
大阪府立柴島高等学校の部活動・イベント
部活動
ダンス部:全国大会の常連で、数々の輝かしい実績を誇ります。 様々なジャンルのダンスに取り組んでおり、表現力豊かなパフォーマンスは多くの人を魅了しています。オリンピックのイベントに参加した経験もあります。 和太鼓部:こちらも全国大会に出場する実力を持つ部活動です。 迫力ある演奏は、地域のイベントなどでも披露され、高い評価を得ています。 軽音楽部:全国規模の大会でグランプリを受賞するなど、高いレベルで活動しています。 校内でのミニライブなども行われ、学校を盛り上げています。 その他の部活動:運動部では、女子バスケットボール部や女子サッカー部、バドミントン部なども活発に活動しています。 文化部も吹奏楽部、書道部、美術工芸部など多岐にわたり、それぞれの目標に向かって熱心に取り組んでいます。
イベント
体育祭(5月):クラス対抗で様々な競技に熱中し、学年を超えて盛り上がります。 文化祭(10月):各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表、ステージパフォーマンスを繰り広げます。 中学生も制服着用で見学できる場合があるようです。 修学旅行(2年次):行き先は年によって異なりますが、仲間との絆を深める貴重な機会となっています。 授業発表会:総合学科ならではの行事で、日頃の学習の成果を発表する場が設けられています。
大阪府立柴島高等学校の進学実績
国公立大学:大阪公立大学などへの合格実績があります。 難関私立大学(関関同立など):関西大学、関西学院大学、立命館大学などへの合格者を出しています。 その他、進学者が多い大学:近畿大学、甲南大学、龍谷大学、京都産業大学といった近畿圏の主要私立大学への進学者が多いのが特徴です。 また、関西外国語大学、大阪芸術大学など、特定の分野に強みを持つ大学へ進む生徒もいます。 専門学校・就職:看護・医療系の専門学校や、保育系の学校への進学者もいます。就職では、阪急電鉄、資生堂、ロイヤルホテルなど、幅広い業種の企業への実績があります。
大阪府立柴島高等学校の特長・アピールポイント
自分だけの時間割が作れる総合学科:最大の特長は、約140もの多様な選択科目から自分の興味や進路に合わせて授業を選べる総合学科のシステムです。 普通教科に加え、看護、福祉、陶芸、グラフィックデザイン、発酵科学など、専門的な科目も学ぶことができます。 「未来を変える力」を育むコアカリキュラム:3年間を通して体系的に学ぶ独自の「コアカリキュラム」を設置しています。 1年次の「ライフプランニング」、2年次の「協働」「小論文」、3年次の「卒業研究」などを通して、社会で必要となる主体性や思考力を養います。 全国レベルの活気ある部活動:ダンス部、和太鼓部、軽音楽部をはじめ、多くの部活動が全国大会で活躍するなど、非常に活発です。 多様性を尊重するインクルーシブな環境:「知的障がい生徒自立支援コース(アミティエ)」を設置しており、障がいの有無に関わらず、すべての生徒が「ともに学び、ともに育つ」環境が整っています。 充実した施設・設備:大阪府内の高校で最大級の敷地面積を誇り、広いグラウンドや複数のテニスコート、農園、陶芸室、福祉実習室、トレーニングルームなど、学習内容に応じた専門的な施設が充実しています。 抜群のアクセス:阪急千里線「柴島駅」と阪急京都線「崇禅寺駅」の2つの駅からそれぞれ徒歩約3分という、非常に便利な立地です。 生徒の主体性を育む自由な校風:比較的緩やかな校則のもと、生徒がのびのびと学校生活を送っています。 学校行事なども生徒が主体となって企画・運営することが多いようです。
大阪府立柴島高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「総合学科なので、自分の好きなことを学べるのが楽しい」 「部活動が盛んで、特にダンス部や軽音部は全国レベル。本気で打ち込みたい人におすすめ」 「校則が緩めで、アルバイトもできるので自由度が高い」 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」 「色々な考えを持つ友達ができて、毎日が刺激的」 「制服がシンプルで可愛いと評判。ネクタイやリボンの色が選べるのが良い」 「体育祭や文化祭などの行事がとても盛り上がる」
気になる点: 「自由な反面、自分でしっかりしないと流されてしまう可能性がある」 「選択科目によっては、希望者が多いと抽選になることがある」 「施設が少し古いと感じる部分がある」 「大学進学を目指すなら、塾に通うなど自分で努力する必要がある」
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス: 阪急千里線「柴島駅」より徒歩約3分 阪急京都線「崇禅寺駅」より徒歩約4分
バスでのアクセス: 大阪シティバス「長柄橋北詰」バス停より徒歩約5分
大阪府立柴島高等学校受験生へのワンポイントアドバイス