桐陽高等学校は、静岡県沼津市に位置し、「INTELLIGENT(知性)」と「INTERNATIONAL(国際性)」の2つのステージを教育の柱に掲げる、活気あふれる私立の共学校です。一人ひとりの進路目標に合わせて細かく設定されたコースと、熱心な先生方のサポート体制が、桐陽高等学校の大きな魅力と言えるでしょう。自分の可能性を信じ、夢に向かって大きく成長したいと考える中学生にとって、桐陽高等学校は非常に恵まれた環境を提供しています。
桐陽高等学校の基本情報
桐陽高等学校の偏差値・難易度・併願校
英数進学コース:59-60 留学進学コース:56 国際進学コース:51-52 特別進学コース:46-49 普通コース:38-40
桐陽高等学校に設置されている学科・コース
英数進学コース どんなことを学ぶ場所か:国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指し、ハイレベルな授業を展開します。少人数制で、きめ細やかな指導が受けられるのが特徴です。 どんな生徒におすすめか:高い目標を持ち、仲間と切磋琢磨しながら学力を徹底的に伸ばしたい人におすすめです。
特別進学コース どんなことを学ぶ場所か:部活動と勉強を両立させながら、有名私立大学などを目指します。文系・理系の選択はもちろん、多様な進路希望に対応できるカリキュラムが組まれています。 どんな生徒におすすめか:勉強も部活動もどちらも全力で頑張りたい、充実した高校生活を送りたい人にぴったりです。
普通コース どんなことを学ぶ場所か:基礎学力の定着を図りながら、体験学習などを通して自分の興味や関心を探求し、大学進学から専門学校、就職まで幅広い進路に対応します。 どんな生徒におすすめか:高校生活を通して、自分の将来の夢や目標をじっくり見つけたい人におすすめです。
国際進学コース どんなことを学ぶ場所か:約3ヶ月間のオーストラリア中期留学を経験し、実践的な英語力と異文化理解を深めます。難関私立大学の文系学部などを目指します。 どんな生徒におすすめか:英語が好きで、海外の文化に触れながら語学力を伸ばし、大学進学に活かしたい人に最適です。
留学進学コース どんなことを学ぶ場所か:約1年間の長期留学を行い、ネイティブレベルの英語力を習得します。帰国後は、その高い語学力を武器に難関私立大学の文系学部などを目指します。 どんな生徒におすすめか:本格的な留学を経験し、世界で通用する英語力を身につけたいという強い意志のある人におすすめです。
桐陽高等学校の特色・校風
宿題の量:コースによって差はありますが、特に進学系のコースでは毎日小テストがあるなど、家庭学習を促す仕組みが整っており、宿題の量はやや多めという声が多いようです。 校則:他の高校と比較すると、校則は厳しいという意見が多く見られます。 特に頭髪や服装に関する指導は厳しいようです。 スマートフォンは校内での使用が禁止されており、朝に回収されるという決まりがあります。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、行事や部活動では活発に活動するなど、オンとオフの切り替えが上手な生徒が多いようです。同じ目標を持つ仲間と一体感が生まれやすい環境です。 アルバイト:原則として禁止されています。 制服の評判:制服は、特に女子生徒からの人気が高いようです。渡辺麻友さんが着用したこともある、可愛らしいデザインが特徴です。 土曜授業:土曜講座などが開講されており、学習の機会が多く設けられています。
桐陽高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 野球部:過去には夏の甲子園に出場した実績を持つ伝統ある部です。 「神様は観ている」という信念のもと、甲子園再出場を目指して日々厳しい練習に励んでいます。 女子サッカー部:静岡県で最初に創設された歴史ある部です。 全国大会での勝利を目標に掲げ、練習に打ち込んでいます。 チアリーダー部(Merry Bunnies):全国大会にも出場する強豪部です。 明るい笑顔とパフォーマンスで、多くの人々に元気を届けています。
文化部 吹奏楽部:「感謝・絆・貢献」をモットーに、東海大会出場を目指して楽しく活動しています。 eスポーツ部やアカペラ部など、比較的新しく珍しい部活動も設立されており、多様な興味に応えています。
イベント
桐陽祭(文化祭・体育祭):6月に行われる学校最大のイベントです。 文化の部では、各クラスの模擬店や文化部の発表で盛り上がります。特に、全校生徒で集めたアルミ缶を使って巨大な絵を描く「アルミ缶アート」は桐陽高校の名物となっており、その収益は寄付されるなど、社会貢献にも繋がっています。 体育の部では、クラス対抗で様々な競技に熱中します。 修学旅行:行き先は年度によって異なりますが、生徒たちにとっては高校生活の大きな楽しみの一つです。 その他:球技大会やミュージックフェスなど、年間を通して様々な行事が企画されており、生徒たちが活躍する場面が多く用意されています。
桐陽高等学校の進学実績
国公立大学 北海道大学、東北大学、名古屋大学、京都大学、九州大学といった旧帝国大学や、浜松医科大学、東京外国語大学など、難関国公立大学への合格者を輩出しています。
難関私立大学 早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)、関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)など、全国の有名私立大学に多数の合格者を出しています。
その他の進路 上記の大学以外にも、県内外の多くの私立大学や短期大学、専門学校への進学、そして就職と、生徒の多様な進路希望に対応しています。
桐陽高等学校の特長・アピールポイント
目的別の5つの専門コース:国公立大学進学から長期留学まで、生徒一人ひとりの多様な目標に対応できる細やかなコース設定が最大の特長です。 国際教育プログラムの充実:1年間の長期留学(留学進学コース)や3ヶ月の中期留学(国際進学コース)など、本格的な留学プログラムが用意されており、グローバルな視野を養うことができます。 手厚い学習サポート体制:毎朝の学習時間、放課後の「桐陽塾」、土曜講座など、授業以外の学習機会が豊富に提供されており、学力向上を徹底的にサポートします。 活気あふれる部活動:甲子園出場経験のある野球部や全国レベルのチアリーダー部をはじめ、多くの部活動が活発に活動しており、文武両道を実現できる環境です。 名物の「アルミ缶アート」:文化祭で全校生徒が協力して制作する巨大なアート作品は、学校の一体感を象徴する伝統行事となっています。 駅からのアクセスの良さ:JR沼津駅から徒歩圏内という通学のしやすさも、生徒にとっては大きな魅力です。 熱心で面倒見の良い先生方:生徒と先生の距離が近く、学習面だけでなく学校生活全般にわたって親身なサポートが受けられると評判です。
桐陽高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方がとても熱心で、質問にも丁寧に対応してくれる」「進路相談に親身に乗ってくれる」など、教師のサポート体制の手厚さを評価する声が非常に多いようです。 「同じ目標を持つ仲間がいるので、クラスの雰囲気が良く、勉強に集中できる」「行事がとても楽しく、クラスの団結力が強い」といった、充実した学校生活に関するポジティブな意見が目立ちます。 「朝学習や放課後の桐陽塾など、勉強する環境が整っているおかげで学力が伸びた」という、学習環境への満足度の高い声も多数あります。 「制服が可愛いと友達に褒められる」など、制服のデザインを気に入っている生徒が多いようです。
気になる点 「校則が他の高校に比べて厳しいと感じる」「スマートフォンの校内使用が禁止なのは不便」といった、校則に関する意見が最も多く見られます。 「グラウンドが学校から少し離れた場所にあり、体育の授業の移動が大変」という、施設面に関する声があります。 「コースによっては課題や小テストが多く、毎日勉強が大変」という意見もあり、ある程度の学習量は覚悟する必要がありそうです。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス JR東海道本線・御殿場線「沼津駅」北口から徒歩約8分~12分 バスを利用する場合は、「桐陽高校前」バス停で下車すると目の前です。
通学エリア 所在地である沼津市をはじめ、三島市、富士市、御殿場市、裾野市など、静岡県東部を中心に幅広い地域から生徒が通学しています。 沼津駅からのアクセスが良いため、電車を利用して通学する生徒が多いようです。
桐陽高等学校受験生へのワンポイントアドバイス