神田女学園高等学校は、130年以上の歴史を誇る、グローバルな視点を育むことに力を入れている私立の女子校です。都心にありながら落ち着いた環境で、生徒一人ひとりの個性を伸ばし、将来世界で活躍できる女性を育てることを目指しています。長い伝統の中で培われた品格教育を大切にしながらも、常に新しい時代に合わせた教育を積極的に取り入れているのが神田女学園の大きな魅力です。
神田女学園高等学校の基本情報
神田女学園高等学校の偏差値・難易度・併願校
学科・コースごとの偏差値
グローバルコース:52 アドバンストコース:52 フューチャーコース(キャリアデザインコース):41
難易度の目安
主な併願校
神田女学園高等学校に設置されている学科・コース
グローバルコース どんなことを学ぶ? :留学が必須のコースで、語学力と国際感覚を徹底的に磨きます。期間や国を選べる留学制度があり、現地の高校の卒業資格も取得できるプログラムもあります。どんな生徒におすすめ? :将来、海外の大学に進学したり、国際的な舞台で活躍したいと考えている人に最適です。
アドバンストコース どんなことを学ぶ? :国公立大学や難関私立大学への一般受験での合格を目指し、1年生の時からハイレベルな授業を展開します。効率的な学習指導で、着実に実力を養成します。どんな生徒におすすめ? :明確な目標大学があり、受験勉強に集中して取り組みたい、学力を大きく伸ばしたいという強い意志のある人におすすめです。
キャリアデザインコース(旧フューチャーコース) どんなことを学ぶ? :「探究型の学び」と、英語に加えて韓国語・中国語・フランス語から一つを選択して学ぶ「多言語教育」が大きな柱です。 様々な経験を通して、自分の興味や関心を深め、将来の夢を見つけることを目指します。どんな生徒におすすめ? :まだ将来の夢がはっきり決まっていないけれど、高校生活を通して自分の「好き」を見つけ、それを将来につなげたいと考えている人にぴったりです。
神田女学園高等学校の特色・校風
学校の雰囲気
キーワード:グローバル、探究心、アットホーム、品格ある個人
生徒たちのリアルな声
宿題の量:コースによりますが、日々の課題や予習・復習が求められるため、決して少なくはないようです。特にアドバンストコースは大学受験を見据えているため、計画的な学習習慣が大切になります。 校則:以前に比べて生徒会を中心に緩和されてきているという声があります。 しかし、一般的な私立女子校として、服装や頭髪に関する指導はきちんと行われているようです。スマホの使用については、校内でのルールを守ることが求められます。 生徒たちの雰囲気:コースによって多少カラーは異なりますが、全体的に明るく活発な生徒が多いようです。女子校ならではの和気あいあいとした雰囲気で、先生と生徒の距離が近いのも特徴です。 アルバイト:原則として禁止されているようですが、家庭の事情などにより許可される場合もあるようです。事前に学校への相談が必要です。 制服の評判:上品で可愛らしいデザインだと評判です。ブレザーにチェックのスカートを合わせるスタイルで、リボンやネクタイ、セーターの色などを選べるため、自分らしい着こなしを楽しめます。 土曜授業:土曜日も授業が行われることがあります。 講習や探究活動の時間に充てられることが多いようです。
神田女学園高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部では特にソフトボール部が全国レベルの実績を誇り、強豪として知られています。 ダンス部も活発に活動しており、大会での活躍が目立ちます。 文化部も多彩で、特にソーラン節&和太鼓部や長唄部といった、日本の伝統文化に触れられる珍しい部活動があるのが特徴です。 吹奏楽部や軽音楽部なども人気があります。 運動部、文化部ともに種類が豊富で、中高合同で活動する部も多く、学年を超えた交流が盛んです。
イベント
体育祭(6月):全校生徒がクラス対抗で競い合います。応援合戦など、学年を超えて団結する伝統の種目が名物です。 姫竹祭(文化祭、9月):毎年9月に行われる文化祭は「姫竹祭(ひめちくさい)」と呼ばれ、多くの来場者で賑わいます。 各クラスや部活動が趣向を凝らした展示や発表、パフォーマンスを披露します。 修学旅行:高校2年生の時に沖縄へ行きます。平和学習やマリンスポーツ体験など、充実したプログラムが組まれており、生徒たちにとって忘れられない思い出となるようです。 その他:合唱祭や球技大会、芸術鑑賞会など、年間を通して多彩なイベントが企画されています。
神田女学園高等学校の進学実績
最新の大学進学実績(2024年)
国公立大学:3名 難関私立大学 早慶上理ICU:上智大学、東京理科大学などに合格者を出しています。 GMARCH:明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学など、合計14名以上の合格実績があります。
その他:日本大学、東洋大学、駒澤大学といった大学や、日本女子大学、東京女子大学などの女子大学へも多数の生徒が進学しています。 また、海外の大学へ進学する生徒もいるのが大きな特徴です。
進学サポート
放課後や長期休暇中には、受験対策講座や集中講習が数多く開講されます。 大学と連携したプログラムや、社会の第一線で活躍する卒業生を招いての講演会なども実施され、生徒たちが早い段階から自分のキャリアについて考える機会を提供しています。
神田女学園高等学校の特長・アピールポイント
徹底したグローバル教育:留学必須のグローバルコースだけでなく、全校生徒がネイティブ教員から英語を学ぶ機会が豊富にあります。 第二外国語(韓国語、中国語、フランス語)の学習も選択でき、トリリンガル(3か国語話者)を目指せる環境です。 「ニコルプロジェクト」という独自の探究学習:生徒が自分の興味関心に基づいてテーマを設定し、1年間かけて研究・発表するプログラムです。 自分で課題を見つけ、解決する力が養われます。 カナダの高校卒業資格も得られる「DDP」:グローバルコースでは、カナダの高校に約2年間留学し、神田女学園と現地校の両方の卒業資格を取得できる「ダブルディプロマプログラム」が用意されています。 都心ならではの便利なアクセス:水道橋駅や神保町駅など、複数の駅から徒歩圏内という抜群の立地です。 都内だけでなく、千葉、埼玉、神奈川など様々なエリアから生徒が通学しています。 充実したICT環境と綺麗な校舎:2008年に建て替えられた校舎は明るく清潔感があり、ICT設備も整っています。 生徒たちが快適に学習できる環境が魅力です。 伝統文化に触れる機会:長唄部やソーラン節&和太鼓部など、日本の伝統文化を体験できるユニークな部活動があります。 手厚い進路・学習サポート:先生と生徒の距離が近く、勉強や進路について気軽に相談できるアットホームな雰囲気があります。 一人ひとりの学習状況をきめ細かく把握し、個別にサポートしてくれます。
神田女学園高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点
「英語力が本当に伸びる」という声が非常に多いです。ネイティブの先生との距離が近く、日常的に英語に触れる機会が豊富な点が評価されています。 「先生方のサポートが手厚い」という意見も目立ちます。勉強だけでなく、進路や学校生活の悩みにも親身に相談に乗ってくれるようです。 「施設が綺麗で過ごしやすい」という口コミも多く見られます。新しく清潔な校舎は、日々の学習のモチベーションにもつながっているようです。 「探究学習を通して自分の好きなことを見つけられた」という声もあり、主体性を育む教育が評価されています。 「留学制度が充実している」点は、国際的なキャリアを目指す生徒にとって大きな魅力となっています。
気になる点
一部の口コミでは、「コースによって生徒の学習意欲に差がある」といった指摘が見られます。 「授業中、少し騒がしくなってしまうクラスもある」という声も聞かれます。 校則については、「他の高校に比べると少し厳しいと感じる部分もある」という意見もありますが、これは個人の感じ方による差が大きいようです。
アクセス・通学
JR総武線・都営三田線「水道橋駅」から徒歩約5分 東京メトロ半蔵門線・都営三田線・都営新宿線「神保町駅」から徒歩約5分 JR中央線・東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」から徒歩約10分 その他、九段下駅や後楽園駅など、合計6駅9路線が利用可能で、都内はもちろん、千葉、埼玉、神奈川方面からも多くの生徒が無理なく通学しています。
神田女学園高等学校受験生へのワンポイントアドバイス