聖カピタニオ女子高等学校は、愛知県瀬戸市に佇む、カトリックの教えを基盤とした歴史ある私立の女子高校です。1963年の開校以来、創立者である聖バルトロメア・カピタニオの「愛の実践」の精神を受け継ぎ、生徒一人ひとりを大切にする家庭的な雰囲気の中で、知性と豊かな心を育む教育を続けています。 グローバル化が進む現代社会で活躍できる女性の育成を目指し、聖カピタニオ女子高等学校では質の高いリベラルアーツ教育や充実した英語教育、多彩な海外研修プログラムが用意されています。
聖カピタニオ女子高等学校の基本情報
聖カピタニオ女子高等学校の偏差値・難易度・併願校
英語コース : 52普通コース : 45
聖カピタニオ女子高等学校に設置されている学科・コース
普通コース どんなことを学ぶ場所か:幅広い教養と普遍的な人間力を身につけることを目指すコースです。 探究的な学びや体験学習を通して、変化の激しい社会で必要とされる思考力や判断力を養います。 どんな生徒におすすめか:文系・理系を問わず、様々な分野に興味があり、自分の可能性を広げたいと考えている生徒におすすめです。
英語コース どんなことを学ぶ場所か:英語の4技能(読む・書く・聴く・話す)をバランスよく伸ばし、国際的な感覚を身につけることに特化したコースです。 ネイティブ教員による授業や海外研修など、実践的な学びの機会が豊富に用意されています。 どんな生徒におすすめか:英語が好きで、将来は語学力を活かした仕事に就きたい、あるいは海外で活躍したいという夢を持っている生徒に最適です。
聖カピタニオ女子高等学校の特色・校風
宿題の量 : 宿題の量は、コースや学年によって差があるようですが、「多すぎる」という声はあまり聞かれません。予習・復習をきちんと行う習慣が身につく、適度な量が出される傾向にあるようです。校則 : 校則は、他の私立高校と比較すると、やや厳しめという意見が見られます。特に服装や頭髪に関する指導はしっかりしているようです。スマートフォンの校内での使用については、ルールが定められており、休み時間などの使用は制限されていることが多いようです。生徒たちの雰囲気 : 真面目で心優しい生徒が多いと言われています。女子校ならではの和気あいあいとした雰囲気で、いじめなどの話はほとんど聞かれません。生徒同士の仲が良く、学年を超えた交流も盛んです。アルバイト : アルバイトは原則として禁止されていますが、家庭の事情など、特別な理由がある場合は学校に申請し、許可を得ることで可能になる場合があります。制服の評判 : 2007年にリニューアルされた制服は、清楚で可愛らしいデザインが評判です。 紺を基調としたブレザーにチェック柄のスカートで、リボンやネクタイも選べるため、生徒からの人気は高いようです。土曜授業 : 土曜授業は基本的にありません。週5日制で、週末は部活動や自分の時間に集中できる環境です。
聖カピタニオ女子高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
学園祭・体育祭(9月) : 毎年9月に行われる学園祭と体育祭は、学校全体が一体となって盛り上がる最大のイベントです。 学園祭では、クラスごとの展示やステージ発表、有志によるパフォーマンスなどが行われ、生徒たちの個性と創造性が光ります。 体育祭では、クラス対抗で様々な競技に熱戦を繰り広げ、応援にも力が入ります。修学旅行(2年次11月) : 2年生の11月には、長崎へ修学旅行に行きます。 カトリックの学校として、日本のキリスト教の歴史に触れ、平和の尊さについて深く学ぶ貴重な機会となっています。 班別での自主研修もあり、友人との思い出を深めることができます。クリスマス会(12月) : 12月には、厳かな雰囲気の中でクリスマス会が行われます。 聖劇やハンドベルの演奏、聖歌隊の合唱などを通して、クリスマスの本当の意味を分かち合います。海外研修 : 希望者を対象に、イタリア研修旅行やインド体験学習、オーストラリアへの短期留学など、多彩な海外研修プログラムが用意されています。 異文化に触れ、国際的な視野を広げる絶好の機会です。
聖カピタニオ女子高等学校の進学実績
国公立大学 : 国公立大学への進学者も少数ながら輩出しています。難関私立大学 : カトリック校である特色を活かした「カトリック推薦」制度があり、上智大学や南山大学へは毎年多くの合格者を出しています。その他、進学者が多い大学 : 高大連携協定を結んでいる愛知淑徳大学、椙山女学園大学、金城学院大学をはじめ、地元の私立大学への進学者が多いのが特徴です。 近年では、看護や理学療法などの医療系や、法学、経済学といった社会科学系の学部への進学が増加傾向にあります。進学サポート : 少人数制の利点を活かし、小論文指導や面接練習など、個別のニーズに合わせたきめ細やかな指導を行っています。 また、全国約130の大学から指定校推薦枠を得ており、生徒の選択肢を広げています。
聖カピタニオ女子高等学校の特長・アピールポイント
カトリックの教えに基づく人間教育 : 毎日の「朝の祈り」や宗教の授業を通して、他者への思いやりや感謝の心を育みます。 「清い心・責任・奉仕」という教育方針のもと、社会に貢献できる女性を育成します。少人数制による家庭的な雰囲気 : 生徒一人ひとりに先生の目が行き届きやすく、学習面でも生活面でも手厚いサポートが受けられます。 先生と生徒の距離が近く、何でも相談しやすい環境です。充実したグローバル教育 : ネイティブ教員による実践的な英語の授業に加え、イタリア、インド、オーストラリアなど、多彩な海外研修プログラムが用意されており、国際感覚を養うことができます。リベラルアーツ教育の実践 : 専門分野にとらわれない幅広い教養を身につけることで、物事を多角的に捉える力や、変化の激しい社会を生き抜くための思考力を育みます。高大連携による進路サポート : 上智大学や南山大学をはじめとする7つの大学と高大連携協定を結んでおり、大学の講義を体験したり、推薦入試で有利に進学したりすることが可能です。女子教育の伝統と実績 : 創立以来、女子教育に特化してきた歴史とノウハウがあります。 「女性学」といった独自の授業もあり、女性としての生き方やキャリアについて深く考える機会が設けられています。最新のICT環境 : 2022年度から生徒一人1台のiPadが導入され、全ホームルーム教室に大型モニターが設置されるなど、ICTを活用した先進的な学習環境が整っています。
聖カピタニオ女子高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「先生方がとても親身で、勉強や進路の相談に熱心に乗ってくれる」という声が非常に多いです。 「女子だけの環境なので、気兼ねなくのびのびと過ごせる」「いじめがなく、みんな仲が良い」といった、友人関係の良さを挙げる声も目立ちます。 「指定校推薦の枠が多く、有名私立大学に進学しやすい」という進学面でのメリットを評価する意見もあります。 「学校行事が楽しく、クラスの団結力が強い」「制服が可愛い」など、学校生活の充実度に関するポジティブな口コミも多数見られます。
気になる点 :「校則が少し厳しいと感じることがある」という意見が一部で見られます。特に、服装やスマートフォンの使用に関するルールについての声が多いようです。 「最寄り駅から少し歩くので、アクセスが少し不便」という立地に関する指摘もあります。 「施設が全体的に少し古い」という声も聞かれますが、清掃は行き届いており、清潔感はあるようです。 「良くも悪くも、のんびりした雰囲気なので、高いレベルで競い合いたい人には物足りないかもしれない」という意見もありました。
アクセス・通学
電車でのアクセス :愛知環状鉄道「瀬戸口駅」より徒歩約15分 名鉄瀬戸線「水野駅」より徒歩約20分 名鉄瀬戸線「新瀬戸駅」より徒歩約22分
スクールバス :多治見、豊田、三好、藤が丘、平針など、各方面へ4路線のスクールバスが運行されており、遠方からの通学も便利です。
聖カピタニオ女子高等学校受験生へのワンポイントアドバイス