舞鶴工業高等専門学校(舞鶴高専)は、未来のエンジニアを目指す君たちにとって、夢への扉を開く特別な場所です。一般的な高校とは少し違い、5年間の一貫教育を通して、ものづくりの楽しさや科学技術の奥深さを、実践的に学ぶことができます。中学校を卒業してすぐに専門分野の学習をスタートできるのが、舞鶴高専の大きな魅力です。
舞鶴工業高等専門学校の基本情報
舞鶴工業高等専門学校の偏差値・難易度・併願校
機械工学科:62 電気情報工学科:62 電子制御工学科:62 建設システム工学科:62
舞鶴工業高等専門学校に設置されている学科・コース
機械工学科 – 生活を豊かにする機械の設計や製作を学びます。ロボットや自動車など、動くものづくりに興味がある人におすすめです。電気情報工学科 – 電気エネルギーや情報通信技術のプロを目指します。コンピュータやネットワーク、電子回路などに強い関心を持つ生徒に最適です。電子制御工学科 – 機械と電子回路、コンピュータを組み合わせて賢い機械(メカトロニクス製品)を作る技術を学びます。ロボット制御やプログラミングが好きな人に向いています。建設システム工学科 – 人々が安全で快適に暮らすための街づくりや建築を学びます。橋やダムなどの社会基盤や、機能的な建物の設計に興味がある生徒におすすめです。
舞鶴工業高等専門学校の特色・校風
校風のキーワード :自主自律、実践的、専門志向、アットホーム宿題・課題の量 :専門科目の学習が中心となるため、実験レポートや課題は多い傾向にあります。計画的に学習を進める自己管理能力が求められます。校則 :校則は比較的緩やかで、制服はなく私服での通学が認められています。髪型や髪染め、ピアスの着用なども基本的には自由です。スマートフォンの持ち込みも許可されており、生徒の自主性に任されている部分が多いようです。生徒たちの雰囲気 :ものづくりや科学技術が好きな生徒が集まっているため、真面目で探究心の強い生徒が多いようです。共通の興味を持つ仲間と、専門的な話題で盛り上がれる環境です。アルバイト :アルバイトは原則として禁止されていませんが、学業との両立が求められます。制服 :指定の制服はありません。式典などでは標準服(スーツなど)を着用することが推奨されています。土曜授業 :基本的に土曜授業はありません。寮生活 :遠方からの学生のために学生寮(鶴友寮)が完備されており、多くの学生が寮生活を送っています。 全体の約7割にあたる学生が寮で生活しており、共同生活を通して協調性や人間性を育む場にもなっています。 ただし、寮の規則は学校の校則に比べて厳しいという声や、二人部屋でのプライバシーに関する意見も見られます。
舞鶴工業高等専門学校の部活動・イベント
部活動
イベント
舞鶴工業高等専門学校の進学実績
舞鶴工業高等専門学校の特長・アピールポイント
5年間の一貫した専門教育 :中学校卒業後すぐに、大学レベルの専門分野までを5年間かけてじっくりと学ぶことができます。実践重視のカリキュラム :座学だけでなく、実験や実習、卒業研究に多くの時間が割かれており、手を動かしながら本物の技術を身につけることができます。驚異的な就職率と高い評価 :卒業生は産業界から即戦力として高く評価されており、就職率は毎年ほぼ100%を達成しています。国公立大学への編入学制度 :多くの卒業生が、全国の有名国公立大学の3年次に編入しており、さらに高度な研究者・技術者を目指す道が開かれています。充実した学生寮 :遠方からの学生も安心して学業に専念できるよう、約580名を収容できる大規模な学生寮が完備されています。グローバルな視野を育む国際交流 :4年生全員を対象とした海外の連携大学への派遣研修などを実施し、国際感覚豊かな技術者の育成に力を入れています。自由で大学に近い校風 :私服通学が可能で校則も緩やかなため、自主性と責任感を持ちながらのびのびと学生生活を送ることができます。
舞鶴工業高等専門学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「専門的な知識を深く学べるので、将来やりたいことが決まっている人には最高の環境」 「就職に非常に強く、大手企業からの求人も多いので安心感がある」 「大学への編入という選択肢もあり、進路の幅が広い」 「校則が自由で、大学のような雰囲気で過ごせるのが良い」 「同じ趣味や目標を持つ友人ができやすく、話が合う仲間と出会える」
気になる点 「実験レポートや課題が多く、勉強はかなり大変。自主的に勉強しないとついていけなくなる」 「赤点が60点と高く、単位を落とすと留年の可能性があるため、学業への真剣な取り組みが必須」 「最寄り駅からバスを利用する必要があり、交通の便はあまり良くない」 「寮の規則が厳しかったり、建物が少し古いと感じる部分がある」 「学科によっては男子生徒の割合が非常に高い」
アクセス・通学
JR舞鶴線・小浜線「東舞鶴駅」から 京都交通バス(朝来循環線)に乗車し、「国立高専前」バス停で下車(所要時間:約20分)。 タクシーを利用した場合、約12分。
舞鶴工業高等専門学校受験生へのワンポイントアドバイス