藤女子高等学校は、札幌市北区に位置する、カトリックの教えを基盤とした伝統ある私立の女子校です。1925年の創立以来、多くの卒業生を社会に送り出してきました。その歴史の中で培われた品位ある校風と、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出す教育が、藤女子高等学校の大きな魅力となっています。

これまでは中高一貫教育のみでしたが、2025年度からは高校からの入学も可能になる「3ヵ年コース」が新設され、新たな歴史の一歩を踏み出します。 これから高校選びをする皆さんにとって、藤女子高等学校がどのような学校なのか、その具体的な姿を詳しくお伝えしていきます。

この記事では、偏差値や進学実績といった学習面はもちろん、学校生活を彩る部活動やイベント、在校生や卒業生からのリアルな口コミまで、幅広くご紹介します。皆さんの高校選びの参考に、そして藤女子高等学校の魅力を発見するきっかけになれば嬉しいです。

藤女子高等学校の基本情報

以下に藤女子高等学校の基本的な情報をまとめました。

項目 内容
正式名称 藤女子高等学校
公立/私立の別 私立
共学/女子校の別 女子校
所在地 〒001-0016 北海道札幌市北区北16条西2丁目1-2
代表電話番号 011-707-5001
公式サイトURL https://www.fuji-gjshs.jp/

藤女子高等学校の偏差値・難易度・併願校

2025年度から高校募集が開始されるため、藤女子高等学校の高校入試における偏差値はまだ確定的なものがありません。しかし、これまでの中高一貫校としての実績や、同じくらいのレベルの高校を参考にすると、一定の学力が求められることは間違いないでしょう。

一部の高校情報サイトでは、中学受験の難易度から換算した参考偏差値として「51」や「52」といった数値が示されています。 これは北海道内でも上位に位置するレベルです。合格に必要な内申点の目安としては、公立高校の裁量問題採択校を受験する層が意識するランクが参考になるかもしれません。

藤女子高等学校を第一志望とする場合、併願校としては、同じ札幌市内の私立高校である札幌光星高等学校、札幌第一高等学校、北海高等学校などが考えられます。また、公立高校では、札幌南高等学校、札幌北高等学校、札幌西高等学校、札幌東高等学校といった進学校を受験する生徒が併願するケースが多くなると予想されます。

藤女子高等学校に設置されている学科・コース

2025年度から新たに高校3ヵ年コースが設置される藤女子高等学校では、生徒一人ひとりの進路希望や学習スタイルに合わせたコースが用意される予定です。

  • 特別進学コース:国公立大学や難関私立大学への進学を目指し、ハイレベルな学力を養成することに特化したコースです。応用力を高める授業や演習が多く、高い目標を持つ生徒におすすめです。

  • 総合進学コース:部活動や課外活動など、勉強以外の活動にも力を入れながら、多様な進路実現を目指すコースです。基礎学力を定着させ、それぞれの興味や関心に応じた学習を進めたい生徒に適しています。

藤女子高等学校の特色・校風

藤女子高等学校の校風は、「落ち着いた雰囲気」「品がある」といった言葉で表現されることが多いようです。カトリックの教えに基づいた教育が行われており、「謙遜・忠実・潔白」が校訓として掲げられています。

  • 校則:他の高校と比較すると、校則はやや厳しめという意見が見られます。特に、髪型(肩についたら結ぶ)、スカート丈、スマートフォンの使用に関するルールは細かく定められているようです。 校内でのスマートフォンの使用は原則禁止で、朝に預ける決まりになっているという口コミもあります。

  • 宿題の量:宿題の量は、先生や学年によって差があるようですが、「多い」と感じる生徒もいるようです。特に長期休暇中の課題は計画的に進める必要があります。

  • 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多いという印象が強いようです。女子校ならではの和気あいあいとした雰囲気の中で、互いに高め合いながら学校生活を送っている様子がうかがえます。

  • アルバイト:原則として禁止されています。

  • 制服の評判:伝統的な濃紺のセーラー服で、校訓である「謙遜・忠実・潔白」を象徴する三本線が入っているのが特徴です。 上品で可愛らしいと評判ですが、夏服が白のセーラー服であるため、汚れが目立ちやすいという声もあります。

  • 土曜授業:希望者が参加できる土曜講習があり、英語と数学のハイレベルな授業が行われています。

藤女子高等学校の部活動・イベント

部活動

藤女子高等学校では、運動部・文化部ともに様々な部活動や同好会が活動しています。

特に新体操部は全国大会に出場経験のある強豪として知られています。 また、文化部では、カトリック校ならではの「宗教研究会」があり、聖書を読んだりボランティア活動を企画・運営したりしています。 少し珍しいところでは、フライトシミュレーターを使って操縦の基礎を学ぶ「パイロット同好会」や、百人一首の腕を磨く「競技かるた同好会」など、ユニークな活動も行われています。

イベント

藤女子高等学校の学校生活は、多彩なイベントによって彩られています。

  • 藤祭(学校祭):毎年秋に開催される最大のイベントです。クラスごとの展示やステージ発表、模擬店などで大変盛り上がります。

  • 体育祭:学年やクラス対抗で様々な競技に熱中し、団結力を深める一日です。

  • 宗教行事:カトリック校ならではの行事で、クリスマスミサや聖歌コンクールなど、心を落ち着けて自分と向き合う静かで厳かな時間も大切にされています。

  • 修学旅行:研修旅行として、国内の様々な場所を訪れ、歴史や文化を学びます。友人との絆を深める貴重な機会となっています。

藤女子高等学校の進学実績

藤女子高等学校は、伝統的に高い進学実績を誇っています。卒業生の多くが4年制大学へ進学しており、国公立大学や難関私立大学にも多数の合格者を輩出しています。

2025年度の大学入試では、北海道大学4名、札幌医科大学(医学科)1名などの国公立大学に合格者を出しています。 また、道外の難関私立大学では、慶應義塾大学1名、上智大学2名、明治大学などの合格実績があります。

姉妹校である藤女子大学へは例年多くの生徒が進学しており、2025年度入試では44名が合格しています。 また、天使大学への進学者も多いのが特徴です。 進学実績を支える取り組みとして、放課後や長期休暇中の講習が充実しており、生徒一人ひとりの進路希望に合わせた手厚いサポートが行われています。

藤女子高等学校の特長・アピールポイント

藤女子高等学校には、他の高校にはない独自の魅力がたくさんあります。

  • 創立100周年を迎える伝統と実績:1925年の創立以来、女子教育の先駆者として多くの卒業生を育成してきた歴史と伝統があります。

  • カトリックの教えに基づく人間教育:「自分の力を他者のために」という奉仕の心を育み、思いやりと温かい心を持った女性の育成を目指しています。

  • 2025年度からの高校3ヵ年コース新設:これまでの中高一貫教育に加え、新たに高校から入学する生徒を受け入れ、多様な価値観が交わる新しい環境が生まれます。

  • 充実したグローバル教育:異文化を理解し、自分の考えを表現できる力を養う国際教育に力を入れています。

  • 65分授業の導入:1コマの授業時間を65分に設定し、対話や探究、実験といった主体的な学びの時間を十分に確保しています。

  • 札幌駅からのアクセスが良い立地:JR札幌駅から徒歩圏内、地下鉄の駅からも近く、札幌市内や近郊から非常に通いやすい場所にあります。

  • 上智大学との高大連携協定:同じカトリック系の大学である上智大学と連携し、生徒や教職員の交流を通じて教育の質を高めています。

藤女子高等学校の口コミ・評判のまとめ

藤女子高等学校に関する口コミをまとめました。

  • 良い点:

    • 「先生方のサポートが手厚く、親身に進路相談に乗ってくれる」という声が多く見られます。

    • 「落ち着いた環境で勉強に集中できる」「同じ目標を持つ友人と高め合える」といった学習環境への評価が高いようです。

    • 「伝統あるセーラー服が可愛い」「施設が綺麗で充実している」という意見もあります。

    • 「女子校なので、気兼ねなく学校生活を楽しめる」という声も多く聞かれます。

  • 気になる点:

    • 「校則が他の高校に比べて厳しい」と感じる生徒がいるようです。特にスマートフォンに関するルールには様々な意見があります。

    • 「女子校特有の人間関係に気を使うことがある」という声も一部で見られます。

    • 「お嬢様学校というイメージを持たれがちだが、実際はごく普通の生徒が多い」という口コミもあります。

アクセス・通学

藤女子高等学校は交通の便が非常に良い場所にあります。

  • 地下鉄南北線「北18条駅」より徒歩約5分

  • 地下鉄東豊線「北13条東駅」より徒歩約9分

  • JR「札幌駅」より徒歩約15分

  • 中央バス「北15条西1丁目」停留所より徒歩約1分

札幌市内全域はもちろん、江別市、岩見沢市、小樽市、千歳市など、JRや地下鉄で札幌駅までアクセスしやすい様々なエリアから生徒が通学しています。

藤女子高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

藤女子高等学校は、落ち着いた環境の中で、しっかりと自分と向き合い、目標に向かって努力したいと考えているあなたにぴったりの学校です。伝統と品格のある校風の中で、知性と教養を深め、生涯付き合える友人との出会いが待っています。特に、国公立大学や難関私立大学への進学を真剣に考えている人、あるいは医療系や語学系の分野に興味がある人には、その夢を実現するための最高の環境が整っていると言えるでしょう。

2025年度から始まる高校入試では、北海道の公立高校入試の形式に合わせた問題が出題される傾向にあるようです。 ですから、まずは中学校の授業内容を完璧に理解し、基礎学力を固めることが何よりも大切です。その上で、応用問題にも対応できる思考力を養うために、過去の公立高校入試問題などにも積極的にチャレンジしてみてください。新しい歴史を創る一員として、藤女子高等学校で充実した3年間を送ることを心から応援しています。

※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。