那覇高等学校は、1910年創立という100年以上の長い歴史と輝かしい伝統を誇る、沖縄県を代表する進学校の一つです。那覇市の中心部という恵まれた立地にありながら、緑豊かな落ち着いた環境で学ぶことができます。多くの卒業生が県内外の様々な分野で活躍しており、そのネットワークは生徒たちにとって大きな財産となっています。
那覇高等学校の基本情報
那覇高等学校の偏差値・難易度・併願校
那覇高等学校に設置されている学科・コース
普通科:2年次からは、生徒一人ひとりの興味や関心、そして卒業後の進路希望に応じて「文系」と「理系」に分かれます。 文系では国語や社会、理系では数学や理科の授業が多くなるなど、それぞれの進路目標に合わせた専門的な学習を深めていくことができます。幅広い学問分野に対応できるカリキュラムが組まれており、国公立大学や難関私立大学への進学を目指す生徒におすすめです。
那覇高等学校の特色・校風
宿題の量:進学校ということもあり、日々の予習・復習が前提となるため、宿題や課題の量はやや多いと感じる生徒もいるようです。特に試験前には課題が多くなる傾向があります。 校則:他の高校と比較すると、校則は比較的緩やかであるという声が多く聞かれます。 例えば、昼休みに学校の外へ外出することが許可されているなど、生徒の自主性に任されている部分が多いようです。 スマートフォンの持ち込みは可能ですが、授業中の使用は禁止されています。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、学校行事や部活動には積極的に参加する活発な一面も持ち合わせています。 生徒同士の仲が良く、いじめなどの話はほとんど聞かれないという口コミも多く見られます。 アルバイト:原則として禁止されています。 制服:制服はありますが、2020年から性別に関わらずスカートタイプとズボンタイプを自由に選べる「制服自由選択制」を導入しています。 これは、多様性を尊重する那覇高校の姿勢の表れと言えるでしょう。 土曜授業:現在、土曜授業は実施されていません。
那覇高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動としては、男女バスケットボール部、サッカー部、剣道部などが挙げられます。これらは県内でも常に上位の成績を収める強豪として知られています。 文化部では、吹奏楽部が長年にわたり九州大会や全国大会へ出場するなど、輝かしい実績を誇っています。 また、放送部も全国大会の常連です。 少し珍しい部活動としては、プラネタリウムが設置されていることから天文部などもあります。
イベント
城岳祭(じょうがくさい):文化祭にあたるイベントで、各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表、ステージパフォーマンスを繰り広げます。那覇高生が一丸となって作り上げる、学校最大のイベントの一つです。 体育祭:城岳祭と並ぶ大きなイベントで、クラス対抗で様々な競技に熱中します。応援合戦なども見どころで、生徒たちの団結力が一層深まります。 修学旅行:例年、2年生の12月に関東方面へ行くことが多いようです。 その他:新入生歓迎球技大会、校内弁論大会、芸術鑑賞会など、年間を通して様々な行事が計画されています。
那覇高等学校の進学実績
国公立大学:地元の琉球大学へ最も多くの合格者を輩出しています。その他、九州大学や熊本大学などの九州地方の大学や、県外の国公立大学へも多数の合格者を出しています。 難関私立大学:早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学や、MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)、関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館)といった難関私立大学にも毎年合格者を出しています。 その他:県内の沖縄国際大学や沖縄大学への進学者も多いです。また、専門学校への進学や就職を選ぶ生徒もいます。
那覇高等学校の特長・アピールポイント
100年を超える歴史と伝統:多くの著名な卒業生を輩出しており、その歴史と伝統は生徒たちの誇りとなっています。 文武両道の実践:学業だけでなく、部活動や学校行事にも全力で取り組む校風が根付いています。 都心に位置する恵まれた立地:那覇市の中心部にありながら、静かで落ち着いた学習環境が整っています。国際通りも近く、放課後の活動にも便利です。 制服自由選択制の導入:多様性を尊重し、生徒一人ひとりが自分らしくいられる環境づくりを進めています。 充実した進路指導:早朝講座や補習、卒業生による講演会「城岳講座」など、生徒の進路実現をサポートする体制が整っています。 活発な学校行事:生徒が主体となって作り上げる「城岳祭」や体育祭は、学校生活を大いに盛り上げます。
那覇高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「自由な校風で、のびのびと高校生活が送れる」という声が非常に多いです。 「行事がとても楽しく、クラスや学校全体の団結力が強い」といった意見も目立ちます。 「モノレールの駅やバス停が近く、交通の便が良い」という立地の良さを評価する声も多数あります。 「周りの生徒のレベルが高く、勉強も部活も切磋琢磨できる環境がある」と感じている生徒が多いようです。
気になる点: 「校舎や体育館などの施設が少し古い」という意見が見られます。 「学校が坂の上にあるため、毎日の通学が少し大変」という声もあります。 「進学校なので、課題やテスト勉強が大変」と感じる生徒もいるようです。
アクセス・通学
最寄り駅: 沖縄都市モノレール(ゆいレール)「県庁前駅」から徒歩約8分 沖縄都市モノレール(ゆいレール)「美栄橋駅」から徒歩約10分 沖縄都市モノレール(ゆいレール)「壺川駅」から徒歩約12分
バスでのアクセス: 「那覇高校前」バス停から徒歩約1分 「開南」バス停から徒歩約3〜5分
那覇高等学校受験生へのワンポイントアドバイス