長崎県立口加高等学校は、1902年(明治35年)創立の「私立口之津女子手芸学校」を前身とする、110年以上の歴史と伝統を誇る高等学校です。 卒業生は2万人を超え、様々な分野で活躍しています。南島原市の豊かな自然に囲まれた環境で、生徒一人ひとりの夢や目標の実現を大切にする教育を実践しています。
長崎県立口加高等学校の基本情報
長崎県立口加高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科(グローカルコース、普通コース、生活創造コース) : 47福祉科 : 47
長崎県立口加高等学校に設置されている学科・コース
普通科 普通コース どんなことを学ぶ場所か:国公立大学や私立大学、短期大学、専門学校への進学から就職まで、幅広い進路希望に対応するための学力をバランス良く身につけます。 どんな生徒におすすめか:まだ将来の夢が明確に決まっていないけれど、高校で様々な可能性を探りたいと考えている人におすすめです。
普通科 グローカルコース どんなことを学ぶ場所か:地域(ローカル)と地球(グローバル)の両方の視点を持ち、地域社会の課題解決や国際社会で活躍できる力を養います。探究学習やフィールドワークが充実しています。 どんな生徒におすすめか:地域の活性化に興味がある人や、将来は海外と関わる仕事がしたいと考えている人におすすめです。
普通科 生活創造コース どんなことを学ぶ場所か:食物、保育、被服など、生活に関わる専門的な知識と技術を学びます。短期大学や専門学校への進学、関連分野への就職を目指します。 どんな生徒におすすめか:料理やお菓子作り、子どもと関わることが好きな人、ファッションやデザインに興味がある人におすすめです。
福祉科 どんなことを学ぶ場所か:介護福祉士の国家資格取得を目指し、専門的な知識と技術を学びます。地域の福祉施設での実習などを通して、豊かな人間性を育みます。 どんな生徒におすすめか:人の役に立ちたいという強い気持ちがあり、将来、介護や医療、福祉の分野で活躍したいと考えている人におすすめです。
長崎県立口加高等学校の特色・校風
校風のキーワード : 地域貢献、文武両道、アットホーム宿題の量 : 1年生のうちは数学で毎日課題が出されることがあるようですが、他の教科は週末にまとめて出されることが多いようです。 授業の復習をしっかり行えば対応できる量だという声があります。校則 : 他の高校と比較して、校則は標準的か、やや厳しいと感じる生徒もいるようです。 特に頭髪に関する指導は厳しいという口コミが見られます。スマートフォンの持ち込みは原則禁止されていますが、遠征などの特別な場合には許可されることもあるようです。生徒たちの雰囲気 : 生徒たちは全体的に穏やかで、のんびりとした雰囲気があるようです。 先生と生徒の距離が近く、アットホームな環境で学校生活を送ることができます。アルバイト : アルバイトは原則として許可されていません。制服 : 2019年度に制服が一新され、可愛らしいと評判のようです。 夏服・冬服ともに体温調節がしやすいデザインになっています。土曜授業 : 基本的に土曜授業はありません。
長崎県立口加高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 : 陸上競技部やソフトテニス部、バレーボール部などが県大会で活躍しています。特に駅伝部は、県高校駅伝競走大会への出場経験もあります。文化部 : 吹奏楽部は地域のイベントでの演奏会や定期演奏会を積極的に行っており、地域に根ざした活動をしています。 また、農業高校としての側面も持つため、農業クラブの活動も盛んです。
イベント
体育祭 : 例年9月に行われ、クラス一丸となって優勝を目指します。菖蒲祭(文化祭) : 11月頃に開催される文化祭で、各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表を行います。修学旅行 : 12月に関西方面へ行くことが多いようです。その他 : 新入生を歓迎する宿泊研修や歓迎遠足、校内スポーツ大会など、年間を通して様々な行事が予定されています。
長崎県立口加高等学校の進学実績
国公立大学 : 長崎大学、長崎県立大学、佐賀大学など、地元の国公立大学への進学者を輩出しています。私立大学・短期大学 : 福岡大学、長崎国際大学、活水女子大学など、幅広い私立大学・短期大学へ進学しています。専門学校 : 看護・医療系、福祉系、保育系、調理・栄養系など、専門知識を活かせる分野への進学者が多い傾向にあります。就職 : 地元企業を中心に、公務員を含め安定した就職実績があります。
長崎県立口加高等学校の特長・アピールポイント
県内公立高校で初の「福祉科」 : 介護福祉士の国家資格取得を目指せる専門学科があり、地域社会の福祉に貢献できる人材を育成しています。地域と連携した「グローカルコース」 : 南島原市の豊かな自然や歴史をフィールドに、地域課題の探究学習を実践。 生徒の主体性や協働性を育みます。「人を大切にする」教育 : 生徒一人ひとりの夢や目標に優劣をつけず、全ての生徒を大切にするという教育モットーが根付いています。生徒と教師の距離が近いアットホームな環境 : 先生方が親身に寄り添い、学習面だけでなく学校生活全般をサポートしてくれます。活発なボランティア活動 : 福祉施設での演奏会や地域の清掃活動など、年間を通して多くの生徒がボランティアに参加し、地域社会に貢献しています。充実したICT環境 : 校内全館にWi-Fiが整備され、一人一台のPCを活用した探究的な学びを進めています。NPO法人による学生寮 : 自宅が遠方の生徒のために、学校の近くにNPO法人が運営する寮が設置されており、安心して学校生活を送れる環境が整っています。
長崎県立口加高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「先生方が親身になって相談に乗ってくれるので、安心して学校生活が送れる」 「生徒が主体となって行う学校行事がとても楽しく、クラスの団結力が深まる」 「専門的な知識が学べる学科・コースがあり、将来の夢に直結する勉強ができる」 「自然に囲まれた落ち着いた環境で、勉強に集中できる」 「新しい制服が可愛くて気に入っている」
気になる点 :「頭髪など、校則が少し厳しいと感じることがある」 「進学実績において、一部の進学校と比較すると物足りなさを感じるという意見がある」 「交通の便があまり良くなく、バス通学の生徒が多い」 「施設の老朽化が少し気になる部分がある」
アクセス・通学
最寄りのバス停 : 島鉄バス「口加高校前」バス停から徒歩約5分通学エリア : 南島原市を中心に、島原市や雲仙市など、島原半島全域から生徒が通学しています。多くの生徒がバスを利用して通学していますが、自転車や原付バイクでの通学も許可されています。
長崎県立口加高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

