鹿児島県の豊かな自然に囲まれた霧島市にキャンパスを構える霧島高等学校は、生徒一人ひとりの個性を尊重し、未来を切り拓く力を育む、地域に根ざした魅力あれる学校です。2008年に牧園高等学校と栗野工業高等学校が統合して誕生した歴史を持ち、普通科系の総合学科と専門学科である機械科を併設することで、多様な進路希望に対応できるユニークな教育環境を実現しています。 在校生からは「先生が親身に話を聞いてくれる」といった声も多く、少人数制のメリットを活かした、きめ細やかな指導が霧島高等学校の大きな特長と言えるでしょう。
霧島高等学校の基本情報
霧島高等学校の偏差値・難易度・併願校
機械科:38 総合学科:37
霧島高等学校に設置されている学科・コース
機械科 どんなことを学ぶ場所か:ものづくりの基礎・基本となる知識や技術を、実習を中心に学びます。少人数制で、きめ細やかな指導を受けられるのが特長です。 どんな生徒におすすめか:将来、ものづくりに関わる仕事がしたい、専門的な技術を身につけて社会で活躍したいと考えている生徒におすすめです。
総合学科 1年次では普通教科を中心に基礎学力を固めながら、様々な分野の授業を体験し、自分の興味・関心や将来の進路について考えます。 2年次からは、以下の系列・コースに分かれて専門性を深めていきます。 人文芸術系列 進学コース:大学・短大・専門学校への進学や公務員を目指し、普通教科を重点的に学習します。 音楽コース:ピアノや声楽など音楽の基礎から学び、音楽系の進路や幼稚園教諭などを目指します。 美術コース:絵画やデザインなど、美術の分野を基礎からじっくりと学び、専門的な力を伸ばします。
生活科学系列 調理、被服、保育といった家庭に関する専門分野や、茶道、華道などの伝統文化を学びます。
観光マネジメント系列 「おもてなし」の心を学び、観光に関する専門知識や、簿記・情報処理などの商業系の資格取得を目指します。
霧島高等学校の特色・校風
校風:キーワードで表すと「アットホーム」「地域密着」「個性を尊重」といった言葉が当てはまるでしょう。生徒と先生の距離が近く、落ち着いた雰囲気の中で学校生活を送ることができるようです。 宿題の量:宿題の量については、特に多いという口コミは見られませんが、専門的な学習や資格取得を目指す上では、日々の予習・復習が大切になります。 校則:校則は、他の高校と比較して平均的か、やや緩やかという意見が多いようです。 月に一度、頭髪や服装の検査が行われるとのことです。 スマートフォンの使用については、ルールを守った上での使用が認められているようです。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、部活動や学校行事には活発に取り組むなど、メリハリのある学校生活を送っているようです。先輩後輩の仲も良く、優しい先輩が多いという口コミもあります。 アルバイト:アルバイトについては、特別な規定に関する情報は見当たりませんでしたが、高校生のアルバイトは学業に支障のない範囲で行うことが一般的です。許可制の場合もあるため、希望する場合は学校に確認することをおすすめします。 制服の評判:男子は一般的な学ランです。 女子の制服は、ファッションデザイナーの畠山巧氏がデザインしたブランド「T・H・D La maison」のもので、おしゃれで可愛いと評判のようです。 土曜授業:土曜授業の有無に関する明確な情報は見つかりませんでした。
霧島高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
体育祭:例年10月頃に開催されます。 近年では、学年対抗ではなく、出身中学校などを基にした縦割りのチームで競い合う形式が取られており、学年を超えた交流が深まるイベントとなっています。 機械科の生徒が活躍する「重量挙げ」など、ユニークな種目もあるようです。 文化祭(霧高祭):例年11月頃に行われ、各クラスや文化部が日頃の活動の成果を発表する場となっています。 展示やステージ発表など、多彩な催しで盛り上がります。 修学旅行:2年生の12月に実施されます。 事前学習を通して訪問先への理解を深め、仲間との絆を深める貴重な機会となっています。 クラスマッチ:7月と12月の年2回開催され、クラス対抗で様々なスポーツを楽しみます。 一日遠足(4月)や芸術鑑賞会(11月)など、学年や学校全体で楽しむ行事も企画されています。
霧島高等学校の進学実績
国公立大学・私立大学:四年制大学への進学者もおり、特に総合学科の進学コースでは、個別指導などを通じて大学入試に対応できる学力の育成に力を入れています。 短期大学・専門学校:保育、看護、調理、美容、ITなど、専門的な知識や技術を身につけるために短期大学や専門学校へ進学する生徒が多くいます。 就職:機械科で学んだ専門技術を活かして、製造業をはじめとする県内企業へ就職する生徒が多数います。総合学科の生徒も、観光業やサービス業など、多様な職種に就いています。学校と企業との連携も強く、安定した就職実績を誇ります。
霧島高等学校の特長・アピールポイント
多様な学びを実現する2つの学科
専門技術を究める「機械科」と、自分の興味関心に合わせて学べる「総合学科」があり、一人ひとりの「なりたい未来」に合わせた学習が可能です。 少人数制による手厚い個別指導
生徒一人ひとりに先生の目が行き届きやすく、学習面から進路相談まで、親身なサポートを受けられます。 分からないことを気軽に質問できるアットホームな雰囲気が魅力です。 地域と連携した実践的な学び「きりしま学」
学校の活性化プランとして「きりしま学」を推進しています。 総合学科の「おもてなし活動」や機械科の「ものづくり」を通して地域に貢献するなど、実践的な学びの機会が豊富です。 観光のプロを目指せる「観光マネジメント系列」
総合学科には、霧島という観光地に立地する高校ならではの「観光マネジメント系列」があります。 「おもてなし」の心を学び、地域を舞台に活躍できる人材を目指します。 充実した資格取得サポート
機械科での各種技術系の資格はもちろん、総合学科の観光マネジメント系列では簿記や情報処理など、将来に役立つ様々な資格取得にチャレンジできます。 デザイナーズブランドのおしゃれな女子制服
女子の制服は、ファッションデザイナー畠山巧氏のブランド「T・H・D La maison」を採用しており、生徒からも人気が高いです。 豊かな自然に囲まれた学習環境
霧島温泉郷の近くに位置し、JR霧島温泉駅からは徒歩約7分と、自然豊かで落ち着いた環境で学ぶことができます。 生徒による駅の美化活動など、地域を大切にする心も育まれています。
霧島高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生が親身になって話を聞いてくれる」という声が非常に多く、生徒と先生の距離の近さ、サポートの手厚さがうかがえます。 「少人数なので、分からないところを質問しやすい」といった、少人数教育のメリットを実感している生徒が多いようです。 「自分の頑張りが評価されやすい」と感じている生徒もおり、一人ひとりの努力をしっかりと見てくれる環境があるようです。 「中学時代は不登校だったが、霧島高校に入学してからは楽しそうに通っている」という保護者からの感謝の声もあり、生徒の居場所づくりにも力を入れていることが分かります。 「怖いイメージがあったが、入学してみると優しい先輩が多かった」という口コミもあり、アットホームな雰囲気のようです。
気になる点 「相談した内容が、いつの間にか他の先生にも伝わっていることがある」という声が一部でありました。 先生同士の情報共有が密であることの裏返しとも言えますが、プライバシーの面で気になる生徒もいるかもしれません。 立地について、自然に囲まれている反面、公共交通機関が限られるため、通学の利便性を気にする声もあります。特に大雨などの際には交通機関に影響が出ることもあるようです。 生徒数の減少に伴い、部活動によっては人数が少なく、活動が制限される場合があるかもしれません。
アクセス・通学
最寄り駅 JR肥薩線「霧島温泉駅」から徒歩約7分
霧島高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

