東京都立青梅総合高等学校、通称「青総(あおそう)」は、「自分でつくる、自分の未来」をキャッチフレーズに掲げる、個性豊かな学校です。西多摩地区で唯一の総合学科高校として、普通科目だけでなく、農業や福祉、国際文化など幅広い分野を学べるのが最大の魅力です。
東京都立青梅総合高等学校の基本情報
東京都立青梅総合高等学校の偏差値・難易度・併願校
東京都立青梅総合高等学校に設置されている学科・コース
文科・理科系列: 大学進学などを目指し、幅広い普通科目を深く学びます。文系・理系のどちらの進路にも対応できる力を養いたい人におすすめです。 国際・文化系列: 語学や芸術、日本の伝統文化などを学び、国際社会で活躍できる力を身につけます。海外や異文化に興味がある人、芸術が好きな人にぴったりです。 生命・環境系列: バイオテクノロジーや栽培、環境問題について学びます。生き物や自然、環境の保全に関心がある人におすすめです。 食品・生活系列: 食や衣・住といった生活に関わる分野を専門的に学びます。調理や栄養、デザインなどに興味がある人に向いています。 人間・健康系列: 福祉や健康、人と関わる仕事について学びます。将来、介護や保育、人の役に立つ仕事がしたいと考えている人におすすめです。
東京都立青梅総合高等学校の特色・校風
宿題の量と校則: 宿題はほとんどなく、提出物で評価されることが多いようです。校則は、髪染めやピアス、化粧は禁止されていますが、他の都立高校と比較すると緩やかだという声が多いです。通学カバンは指定がなく、機能的なものであれば自由です。スマホの持ち込みは可能で、授業中に使用しなければ特に厳しい制限はないようです。 生徒たちの雰囲気: 穏やかで平和な雰囲気で、自分の好きなことに打ち込んでいる生徒が多い印象です。総合学科という特性上、様々な興味関心を持つ生徒が集まるため、多様な価値観に触れることができます。 アルバイト: アルバイトは申請制で許可されています。 制服の評判: 制服はブレザータイプです。正装時以外は、紺、ベージュ、グレーのセーターやベストを組み合わせることができ、着こなしの自由度は比較的高めです。 土曜授業: 土曜授業はありません。
東京都立青梅総合高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部: サッカー部(男女)、野球部、ソフトボール部、テニス部、バスケットボール部(男女)、ダンス部、陸上競技部など、多くの部が活発に活動しています。 文化部: 特に演劇部は高い実績を誇ることで知られています。その他にも、吹奏楽部、軽音楽部、和太鼓部といった音楽系の部活や、美術部、文芸部、園芸部、日本文化部などユニークな部活も多数あります。
イベント
青総祭(文化祭): 毎年9月に行われる文化祭は、学校最大のイベントです。お化け屋敷や縁日、ジェットコースターなど、各クラスが趣向を凝らした出し物で大変な盛り上がりを見せます。全日制と定時制が合同で開催するのも特徴です。 体育祭: クラス対抗リレーや部活動対抗リレーなど、白熱した戦いが繰り広げられます。クラスTシャツや応援グッズを作って、クラス一丸となって楽しむイベントです。 その他の行事: 1年次のフレッシュマンキャンプ、2年次の修学旅行、合唱祭、芸術鑑賞教室など、年間を通して様々な行事が予定されています。
東京都立青梅総合高等学校の進学実績
大学進学: 卒業生の進路は、4年制大学、短期大学、専門学校、就職など多岐にわたります。近年の大学進学実績を見ると、東洋大学、日本大学、明星大学、帝京大学、大東文化大学などへの進学者が多い傾向にあります。 指定校推薦: 多くの大学から指定校推薦の枠があり、これを活用して進学する生徒も少なくありません。 進路サポート: 先生方が親身になって面接や小論文の指導をしてくれるなど、手厚いサポート体制が整っています。卒業研究やプレゼンテーションなど、人前で発表する機会も多く、推薦入試などでその経験が活かされています。
東京都立青梅総合高等学校の特長・アピールポイント
自分だけの時間割が作れる総合学科: 最大の特長は、やはり総合学科であることです。100以上の講座から自分の興味や進路に合わせて科目を選択し、未来の自分をデザインできます。 都立高校随一の広大な敷地と自然環境: 東京ドーム約14個分とも言われる広大な敷地には、農場や茶畑、演習林まであります。この環境を活かした「食と農」に関する専門的な授業は、他校では体験できません。 多彩な部活動と活気あふれる学校行事: 強豪の演劇部をはじめ、個性豊かな部活動が揃っています。生徒が主役となって作り上げる文化祭「青総祭」は、学校全体が一体となる一大イベントです。 充実した国際交流プログラム: ドイツの姉妹校との交換留学プログラムがあり、短期留学を通じて国際感覚を養うことができます。 駅から近く通学に便利: JR青梅線の「東青梅駅」から徒歩約3〜4分というアクセスの良さも魅力の一つです。
東京都立青梅総合高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「自由な校風で、のびのびと高校生活を送れる」という意見が非常に多いです。 「総合学科なので、自分の好きなことや興味のあることを見つけやすい」 「先生たちが親身に進路相談に乗ってくれる」 「文化祭や体育祭などの行事が本当に楽しく、クラスの団結力が強まる」 「駅から近いので通学が楽」
気になる点: 「自由な反面、自分で考えて行動しないと3年間があっという間に過ぎてしまう」という声もあります。自己管理能力が求められるようです。 「大学進学を目指すなら、自分から積極的に勉強する必要がある」 「施設が少し古いと感じる部分がある」
アクセス・通学
最寄り駅: JR青梅線「東青梅駅」南口から徒歩約3〜4分 バスでのアクセス: 西東京バス「青梅総合高校前」バス停から徒歩約2分
東京都立青梅総合高等学校受験生へのワンポイントアドバイス