香川中央高等学校、通称「香中(かちゅう)」は、高松市香川町に広大なキャンパスを構える、活気あふれる県立高校です。1986年に開校し、「文武両道」の精神のもと、これまで多くの卒業生を社会に送り出してきました。
香川中央高等学校の基本情報
香川中央高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値
普通科:51〜52
合格に必要な内申点の目安
主な併願校
高松中央高等学校 大手前高松中学・高等学校 英明高等学校 高松高等学院
香川中央高等学校に設置されている学科・コース
アドバンスコース
国公立大学や難関私立大学への進学を目指す選抜コースです。高いレベルの授業で、志望校合格に向けた実力を養います。 人文コース
文系学部への進学を希望する生徒向けのコース。文学、歴史、国際関係など、人文科学や社会科学分野の学びを深めます。 理数コース
理系学部への進学を目指す生徒に最適です。理学、工学、農学、医療系など、幅広い理系分野に対応したカリキュラムが組まれています。 芸術表現コース
美術や音楽、書道といった芸術分野や、保育系の大学・専門学校への進学を考えている人におすすめのコースです。 スポーツ科学コース
体育系の大学や専門学校、医療系の道へ進みたい生徒のためのコース。スポーツに関する科学的な知識や実践的なスキルを学びます。 メディアコミュニケーションコース
情報系の専門学校や文系の大学を目指す生徒に適しています。コンピュータの活用や情報発信のスキルを磨きます。
香川中央高等学校の特色・校風
宿題の量
コースや学年によって差はありますが、全体的には「やや多い」と感じる生徒が多いようです。特にアドバンスコースでは、日々の予習・復習が欠かせません。 校則
校則は「やや厳しい」という声が多く聞かれます。特に頭髪や服装に関する指導は定期的におこなわれるようです。 スマートフォンの校内での使用は原則禁止で、保護者の許可を得て持ち込むことはできますが、電源を切っておく必要があります。 生徒たちの雰囲気
真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、部活動や学校行事には一丸となって全力で取り組む活発さも持ち合わせています。 様々なコースがあるため、多様な個性を持つ生徒が集まっているのも特徴です。 アルバイト
原則として禁止されていますが、家庭の事情など特別な理由がある場合は、許可を得て行うことが可能です。 制服の評判
男子はブレザーにネクタイ、女子はブレザーにリボンタイとスカートです。 デザインについては賛否両論ありますが、清楚で落ち着いた印象という声が多いです。 土曜授業
土曜授業は基本的にありませんが、模試や補習などが行われることがあります。
香川中央高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動 ハンドボール部 :男女ともに全国大会の常連で、輝かしい実績を誇ります。ウエイトリフティング部 :全国屈指の強豪校として知られ、多くの選手が全国の舞台で活躍しています。アーチェリー部、水泳部、レスリング部、ホッケー部、なぎなた部 :これらの部活動も全国大会に出場するなど、高いレベルで活動しています。
全体の様子
運動部だけでなく、吹奏楽部や書道部、放送部などの文化部も活発に活動しています。 多くの生徒が部活動に加入しており、放課後はキャンパスの至る所から活気のある声が聞こえてきます。
イベント
文化祭・体育祭(香中祭)
文化祭と体育祭は「香中祭」として、毎年大変な盛り上がりを見せます。クラスTシャツを作ったり、ユニークな出し物を企画したりと、生徒たちの創造性と団結力が発揮される一大イベントです。 歩歩笑(ほほえ)ウォーク
学校の名物行事の一つで、約25kmの道のりを全校生徒で歩きます。 友人との会話を楽しみながら、美しい景色の中を歩くことで、心身ともにリフレッシュできると評判です。 修学旅行
近年は東京方面へ行くことが多いようです。 班別での自主研修や、東京ディズニーランドなどを訪れることもあり、生徒たちにとっては最高の思い出となるイベントです。
香川中央高等学校の進学実績
主な大学進学実績(令和5年度卒業生) 国公立大学 :42名香川大学、徳島大学、岡山大学、鳥取大学、島根大学、筑波大学など
私立大学 :248名関西の大学(京都産業大学など)や、県内の私立大学への進学者が多い傾向にあります。 過去には早稲田大学や中央大学、東洋大学などへの合格者もいます。
その他の進路
専門学校へは62名、就職は11名となっています。 特に看護・医療系の専門学校への進学者が多いのも特徴です。 進学サポート
長期休業中の補習や、希望者向けの講習などが充実しており、生徒の学力向上をサポートする体制が整っています。また、コースごとに大学や専門学校を訪問する機会も設けられており、早い段階から進路意識を高めることができます。
香川中央高等学校の特長・アピールポイント
夢が見つかる6つの専門コース
1年生から自分の興味に合わせて学べるコース制は最大の特長。将来の目標が明確な人はもちろん、高校生活の中で夢を見つけたい人にも最適な環境です。 全国レベルの部活動
ハンドボール部やウエイトリフティング部をはじめ、数多くの部が全国大会で活躍。高いレベルでスポーツや文化活動に打ち込めます。 「ことばの力」を育む教育
弁論大会や海外語学研修など、自分の考えを表現し、他者とコミュニケーションをとる力を養う独自の取り組みが充実しています。 地域と連携した探究活動
「総合的な探究の時間」では、地域社会の課題解決に取り組むなど、実践的な学びを通して社会性を育みます。 自然に囲まれた広大なキャンパス
香東川のほとりに位置する緑豊かなキャンパスは、落ち着いて学校生活を送るのに最適な環境です。 ユニークな学校行事「歩歩笑ウォーク」
約25kmを歩き通す名物行事。仲間と励まし合いながらゴールを目指す経験は、かけがえのない思い出になります。 きめ細やかな進路指導
大学進学から専門学校、就職まで、多様な進路希望に対応できる手厚いサポート体制が整っています。
香川中央高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「コース制なので、自分の進路に合った勉強がしやすい」 「部活動に本気で打ち込みたい人には最高の環境。全国を目指せる部が多い」 「先生方が熱心で、進路相談にも親身になってくれる」 「ほほえみウォークなどの学校行事が楽しく、クラスの団結力が強まる」 「社会に出るために必要なマナーや規律を学ぶことができる」
気になる点 「校則が他の高校に比べて厳しいと感じることがある。特に頭髪検査は細かい」 「先生によっては、生徒との距離を感じることがあるという声も」 「最寄り駅から少し距離があるので、アクセスが少し不便」 「校舎が少し古い部分がある」 「スマホの校内使用が禁止なのが不便」
アクセス・通学
バス ことでんバス「香川中央高校」行に乗車、「高校前」バス停下車すぐ。 JR高松駅や瓦町駅などからバスが出ています。
電車 ことでん琴平線「一宮駅」下車、徒歩約23分(約1.8km)。 ことでん琴平線「円座駅」下車、徒歩約33分。
香川中央高等学校受験生へのワンポイントアドバイス