香川県立三本松高等学校は、1900年(明治33年)創立の、120年以上の歴史と伝統を誇る進学校です。東かがわ市に位置し、地域の教育をリードする存在として、これまで多くの優れた人材を社会に送り出してきました。落ち着いた学習環境の中で、生徒一人ひとりが自分の夢や目標に向かって、のびのびと学校生活を送っています。
三本松高等学校の基本情報
三本松高等学校の偏差値・難易度・併願校
三本松高等学校に設置されている学科・コース
普通科 選抜コース: 国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指すコースです。高いレベルの授業が展開され、応用力を養います。国際コース: 英語教育に重点を置き、国際感覚を身につけることを目標とします。海外語学研修などの機会も用意されています。文系コース: 国語や英語を中心に学び、文系の大学や専門学校への進学を目指します。3年生では進路に合わせた科目選択が可能です。理系コース: 数学や理科を中心に学び、理系の大学や専門学校への進学を目指します。
理数科 50年以上の歴史を持つ学科で、科学的な探究活動に力を入れています。スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の経験を活かした先進的な理科教育が特徴で、国内外での研修も行われます。
三本松高等学校の特色・校風
宿題の量: 宿題は、進学校ということもあり、毎日コツコツと取り組む必要がある量が課されることが多いようです。特に選抜クラスや理数科では、予習・復習が欠かせません。校則: 他の高校と比較して、特に厳しいという声は少なく、緩やかだと感じる生徒が多いようです。ただし、服装指導が定期的に行われたり、頭髪の加工(パーマや染色)は禁止されていたりするなど、高校生としての基本的なルールは守る必要があります。スマートフォンの校内での使用については、ルールを守って使用することが求められます。生徒たちの雰囲気: 真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、行事などでは一丸となって盛り上がる活気もあります。勉強を頑張りたい生徒、部活動に打ち込みたい生徒など、様々なタイプの生徒が互いに尊重し合える環境だと言えるでしょう。アルバイト: アルバイトは原則として禁止されていませんが、学業との両立を考え、学校に相談することが推奨されています。制服: 制服は、伝統的なデザインで、男子は黒の詰襟、女子は紺のブレザーです。「地味で華やかさはない」という意見もありますが、清楚で良いという声も聞かれます。土曜授業: 現在、土曜授業は実施されていないようです。
三本松高等学校の部活動・イベント
部活動
野球部: 甲子園への出場経験があり、県内では強豪校として知られています。専用グラウンドや雨天練習場など、施設も充実しています。弓道部: 全国大会の常連で、女子は準優勝の実績もあります。弓道場(甲矢館)という専用施設で日々練習に励んでいます。フェンシング部: 全国大会に出場するなど、高いレベルで活動しています。こちらも専用のフェンシング場(騎進館)が完備されています。科学部: スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の経験を活かし、全国高等学校総合文化祭に出場するなど、研究活動で成果を上げています。
イベント
体育祭(4月): クラス対抗で様々な競技に挑み、大きな盛り上がりを見せます。文化祭(三高祭)(9月): 各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表、ステージパフォーマンスを繰り広げます。地域の方々も訪れる、学校最大のイベントの一つです。修学旅行(1月): 普通科の2年生が参加します。行き先は年によって異なりますが、仲間との絆を深める貴重な機会です。創立記念虎丸登山(4月): 学校の伝統行事で、新入生と上級生が一緒に地元の虎丸山に登ります。耐寒マラソン(2月): 冬の体力づくりの一環として行われる伝統行事です。
三本松高等学校の進学実績
国公立大学: 岡山大学、香川大学、徳島大学など、地元の大学を中心に、毎年多くの合格者を出しています。旧帝国大学にも合格者を輩出しています。難関私立大学: 関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学(関関同立)といった関西の難関私立大学にも、毎年コンスタントに合格者を出しています。その他の進路: 大学進学だけでなく、専門学校への進学や就職など、生徒一人ひとりの多様な進路希望に対応しています。
三本松高等学校の特長・アピールポイント
120年以上の歴史と伝統: 明治時代から続く伝統校であり、多くの卒業生が各界で活躍しています。落ち着いた環境で学習に集中できます。「くくり募集」による柔軟なコース選択: 高校入学後に自分の適性を見極めてから、普通科か理数科か、さらにその中のコースを選ぶことができます。スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の経験を活かした理数教育: 理数科では、大学や研究機関と連携した高度な探究活動や、海外でのフィールド研修など、先進的な学びを体験できます。特色ある国際コース: 国際コースでは、海外語学研修などを通して、実践的な英語力と国際感覚を養うことができます。文武両道を支える充実した施設: 野球専用グラウンド、弓道場、フェンシング場など、部活動に打ち込める環境が整っています。生徒の主体性を育む学校行事: 体育祭や文化祭(三高祭)など、生徒が中心となって企画・運営する行事が多く、自主性や協調性を育む機会が豊富です。地域に根差した教育活動: 地元の自然や文化に触れる「虎丸登山」のような伝統行事も大切にしています。
三本松高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が熱心で、質問にも丁寧に対応してくれる」という声が多いようです。 「進学実績が良く、国公立大学を目指せる環境が整っている」という点は、多くの生徒や保護者から評価されています。 「落ち着いた雰囲気で、真面目に勉強したい人にはぴったりの学校」という意見が多く見られます。 「部活動が盛んで、勉強と両立しながら高校生活を楽しめる」という口コミも多数あります。 「伝統行事や学校祭が楽しく、クラスの団結力が強まる」といった声も聞かれます。
気になる点: 「制服が少し地味だと感じる」という意見があります。 「進学校なので、授業の進度が速く、ついていくのが大変な時がある」という声も一部で見られます。 「施設は新しい校舎もありますが、一部古い部分も残っている」という口コミもあります。 「駅から近いが、東かがわ市という立地から、高松市方面から通うには少し時間がかかる」という点も挙げられます。
アクセス・通学
最寄り駅: JR高徳線「三本松駅」から徒歩約10分
最寄りバス停: 大川バス「三本松」バス停から徒歩約8分
三本松高等学校受験生へのワンポイントアドバイス