駒込高等学校は、東京都文京区に位置する、長い歴史と先進的な教育をあわせ持つ私立の共学校です。 340年以上の歴史を誇る仏教系の学校で、その教えに基づいた心の教育を大切にしています。 「一隅を照らす」という建学の精神のもと、生徒一人ひとりが持つ個性を輝かせ、社会の様々な場所で活躍できる人材の育成を目指しています。
駒込高等学校の基本情報
駒込高等学校の偏差値・難易度・併願校
理系先進コース:65 国際教養コース:64 スーパーアドバンスコース:64 アドバンスコースA:60
駒込高等学校に設置されている学科・コース
理系先進コース どんなことを学ぶ場所か:科学・技術・工学・芸術・数学を融合させた「STEAM教育」を実践し、探究心や論理的思考力を養います。 埼玉大学と連携した授業など、大学レベルの学びに触れる機会も豊富です。 どんな生徒におすすめか:理数系科目が得意で、将来は研究者や技術者、IT分野などで活躍したいと考えている人におすすめです。
国際教養コース どんなことを学ぶ場所か:英語によるディベートやプレゼンテーション、卒業論文の作成などを通じて、世界で通用する高度な英語力と国際感覚を身につけます。 海外大学への進学も視野に入れたカリキュラムが特徴です。 どんな生徒におすすめか:英語が好きで、将来は海外で働きたい、国際的な問題に関心があるという人におすすめです。
Sコース / 特Sコース どんなことを学ぶ場所か:国公立大学や難関私立大学への進学を目指し、2年次から文系・理系に分かれて、それぞれの進路に特化した学習を進めます。 上位グレードとして「特Sコース」が編成されます。 どんな生徒におすすめか:幅広い学問分野に興味があり、自分の適性を見極めながら、高いレベルの大学進学を目指したい人におすすめです。
駒込高等学校の特色・校風
校風・生徒の雰囲気:全体的に落ち着いていて真面目な生徒が多いようです。 いわゆる「陽キャ」ばかりでなく、様々なタイプの生徒がそれぞれの学校生活を楽しんでいるという声が見られます。先生方は熱心で、生徒一人ひとりへのサポートが手厚いと評判です。 校則:校則は、他の私立高校と比較すると、やや厳しいと感じる生徒が多いようです。特に、スマートフォンの使用に関しては、校内での使用が制限されているため、不便に感じるという意見が見られます。服装や頭髪に関する指導も定期的に行われるようです。 宿題・学習:コースにもよりますが、宿題や小テストは多めに出される傾向があります。特に、難関大学を目指すコースでは、日々の学習習慣が非常に重要になります。 制服:2020年度から新しいデザインの制服が導入されました。 落ち着いた紺色のブレザースタイルで、生徒からの評判は良いようです。 アルバイト:原則として禁止されていますが、家庭の事情など、特別な理由がある場合は許可されることもあるようです。 土曜授業:土曜授業は実施されています。
駒込高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部
アメリカンフットボール部やラグビー部、男子ハンドボール部などが活発に活動しています。 特に和太鼓部は全国大会出場を目指して練習に励んでおり、地域のイベントなどでも活躍しています。 文化部
文化部も多種多様で、吹奏楽部、演劇部、書道部、茶道部といった文化系の部活動が充実しています。 珍しい部活動としては、仏教研究会やかるた部などがあります。
イベント
玉蘭祭(文化祭):毎年9月に行われる文化祭は、駒込高校で最も盛り上がるイベントの一つです。 各クラスや部活動が趣向を凝らした展示や発表、模擬店などを企画し、多くの来場者で賑わいます。 体育祭:体育祭はクラス対抗で様々な競技が行われ、応援にも熱が入ります。 修学旅行:高校2年生の修学旅行では、ハワイやシンガポール・マレーシアなどを訪れ、異文化に触れる貴重な体験をします。 仏教行事:仏教系の学校ならではの行事も大きな特徴です。高校1年生の時には、比叡山での研修が行われ、座禅などを通して自己と向き合う時間を持ちます。
駒込高等学校の進学実績
国公立大学:26名 主な合格大学:東京科学大学(2名)、北海道大学(1名)など
難関私立大学 早慶上理ICU:91名(早稲田大学22名、慶應義塾大学4名など) GMARCH:277名(明治大学63名、青山学院大学31名、立教大学、中央大学、法政大学)
その他 日本大学(100名)や東洋大学(74名)など、多くの生徒が希望の進路を実現しています。 医学部医学科へも5名の合格者を出しています。
駒込高等学校の特長・アピールポイント
仏教の教えに基づく人間教育:建学の精神「一隅を照らす」のもと、自分と向き合い、他者を思いやる心を育む教育を実践しています。 週に一度の座禅や、比叡山での宿泊研修など、特色あるプログラムを通じて、豊かな人間性を養います。 先進的なSTEAM教育:理系先進コースでは、科学・技術・工学・芸術・数学を横断的に学ぶSTEAM教育を導入しています。 埼玉大学と連携した授業など、高度で実践的な学びの機会が豊富に用意されています。 世界で活躍するためのグローバル教育:国際教養コースを中心に、海外大学への進学も視野に入れたハイレベルな英語教育を行っています。 留学制度も充実しており、オーストラリアやニュージーランドへの長期留学や、マルタ島への短期留学プログラムなどがあります。 最先端のICT教育環境:早い段階からICT教育に力を入れており、全教室に電子黒板が設置されています。 タブレット端末を活用した授業も積極的に行われています。 多様な進路希望に対応する3コース制:生徒の学力や目標に合わせて「理系先進」「国際教養」「S/特S」の3つのコースを設置。 それぞれのコースで専門性を高め、希望の進路を実現するための最適なカリキュラムが提供されます。 都心にありながら落ち着いた学習環境:文京区千駄木の閑静な住宅街に位置し、緑豊かな落ち着いた環境で学ぶことができます。 複数の駅から徒歩圏内というアクセスの良さも魅力です。 面倒見の良さと手厚いサポート:先生方が生徒一人ひとりに親身になって寄り添い、学習面から生活面まで手厚くサポートしてくれると評判です。
駒込高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方がとても熱心で、質問にも丁寧に対応してくれる」「面倒見が良い」といった、教師のサポート体制を評価する声が非常に多いようです。 「行事がとても盛り上がって楽しい」「クラスの団結力が強い」など、学校行事に対する満足度も高い傾向があります。 「校舎が綺麗で過ごしやすい」「図書館が充実している」といった施設面での高評価も見られます。 「落ち着いた雰囲気で、いじめなどもなく安心して学校生活が送れる」という声も多く聞かれます。
気になる点: 「校則が厳しい」と感じる生徒が多いようです。特にスマートフォンや服装に関する規則について、もう少し自由度が欲しいという意見が見られます。 「都心にあるため校庭が狭い」という点が挙げられることがあります。 体育の授業や部活動の練習場所に限りがあると感じる場合があるようです。 「駅から少し歩く」「坂道が多い」といった、アクセスに関する意見も一部で見られます。 仏教系の学校であるため、週に一度の朝礼での座禅や宗教行事があり、これに慣れない生徒もいるようです。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス 東京メトロ南北線「本駒込駅」から徒歩約5分 東京メトロ千代田線「千駄木駅」から徒歩約7分 都営三田線「白山駅」から徒歩約7分
駒込高等学校受験生へのワンポイントアドバイス