沖縄県名護市に、スポーツに青春を捧げたい生徒たちのためのユニークな高校、エナジックスポーツ高等学院があります。2021年に通信制高校サポート校として開校し、2024年から全日制課程も設置された新しい学校です。「世界へ翔く、トップアスリートの育成」をスローガンに掲げ、文武両道で世界に通用する人材を育てることを目指しています。
エナジックスポーツ高等学院の基本情報
エナジックスポーツ高等学院に設置されているコース
一般通信制コース : 自分のペースで学習を進め、高校卒業資格の取得を目指すコースです。登校に縛られず、スポーツや他の活動との両立がしやすいのが特長です。国際ビジネススキルアップコース : 実践的な英語力やICTスキルを身につけ、グローバルな舞台で活躍したい生徒におすすめのコースです。特別講座 : 上記のコースに加えて、追加料金なしで英検、簿記、情報検定などの資格取得に向けた講座を受講できます。
エナジックスポーツ高等学院の特色・校風
宿題・課題 : 通信制課程が中心となるため、レポート提出が主な学習となります。自主的な学習計画と自己管理能力が求められる環境です。校則 : 服装は基本的に自由で、制服の購入も任意です。生徒の自主性を尊重する、比較的緩やかな校風と言えるでしょう。アルバイトに関する明確な規定は見当たりませんでしたが、スポーツとの両立が前提となります。スマホの持ち込みなども、一般的な常識の範囲内であれば特に厳しくないようです。生徒の雰囲気 : 「本気でスポーツに取り組みたい」「プロを目指したい」という高い志を持った生徒が集まっています。全寮制の生徒も多く、共同生活を通じてチームワークや自己管理能力を養っています。制服 : 制服はありますが、購入は任意となっています。全日制の行事の際などに着用する機会があるようです。土曜授業 : 通信制のため、決まった土曜授業はありません。スクーリングは年2回、8日程度行われます。
エナジックスポーツ高等学院の部活動・イベント
部活動
硬式野球部 : 2022年創部ながら、わずか3年でセンバツ甲子園への出場を決めるなど、急成長を遂げています。監督の指示を待つのではなく、選手自身が考えてプレーする「ノーサイン野球」が特徴で、選手の自主性を育む指導方針が注目されています。プロ野球選手も輩出しており、プロを目指す生徒にとっては最高の環境が整っています。ゴルフ部 : ゴルフ部も全国大会に出場するなど実績豊富です。メンタルトレーニングにも力を入れており、技術だけでなく精神面でも成長できる環境があります。その他の部活動 : 2025年度からは駅伝部、ボウリング部、卓球部の新設も予定されており、さらに活動の幅が広がる予定です。
イベント
エナジックスポーツ高等学院の進学実績
大学進学 : スポーツ推薦を利用して、沖縄国際大学、九州共立大学、東亜大学、国際武道大学といった大学へ進学する生徒が多いようです。プロ・実業団 : 硬式野球部からは埼玉西武ライオンズへ入団した選手もおり、プロアスリートへの道も開かれています。就職 : 母体企業であるエナジックグループへの就職や、その他一般企業への就職など、多様な選択肢があります。
エナジックスポーツ高等学院の特長・アピールポイント
プロレベルの練習環境 : 屋内練習場やトレーニング室、ゴルフコースが隣接するなど、トップアスリートを目指すための施設が非常に充実しています。専門家による質の高い指導 : 甲子園出場経験のある監督や、各分野の専門的な知識を持つコーチ陣から直接指導を受けられます。自主性を育む「ノーサイン野球」 : 野球部では監督がサインを出さず、選手たちが自ら状況を判断してプレーする指導法を導入しており、思考力と判断力を養います。グローバル人材の育成 : 毎朝の英語学習を取り入れるなど、世界で活躍できる語学力やコミュニケーション能力の育成に力を入れています。心と体を支えるサポート体制 : スポーツ心理学を取り入れたメンタルトレーニングや、栄養士が監修する食事が提供されるなど、総合的なアスリートサポートが充実しています。資格取得の推進 : 情報処理検定やワープロ検定など、将来社会で役立つ資格の取得を学校がサポートしており、スポーツ以外の分野でも強みを身につけることができます。快適な寮生活 : 「ホテル並みに綺麗」と評判の寮が完備されており、全国から集まる仲間と切磋琢磨しながら共同生活を送ることができます。
エナジックスポーツ高等学院の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「スポーツに本気で打ち込める環境が整っている」 「野球部やゴルフ部の指導レベルが非常に高い」 「寮の設備が綺麗で快適に過ごせる」 「自主性を重んじる校風なので、自己管理能力が身につく」 「英語教育にも力を入れており、将来の選択肢が広がる」
気になる点 :「名護市にあるため、交通の便が少し不便」という声があります。 「通信制の学習スタイルに慣れるまでは、自主的な学習計画が必要」 「スポーツに特化している分、一般的な進学校とは雰囲気が異なる」という意見も見られます。
アクセス・通学
所在地 : 沖縄県名護市字瀬嵩296アクセス : 沖縄自動車道「宜野座IC」から車で約20分その他 : 那覇市近郊の生徒向けに、南風原町に那覇学習センターも設置されています。全国から生徒が集まるため、多くの生徒は寮生活を送っています。

