二松学舍大学附属柏高等学校は、千葉県柏市に広大なキャンパスを構える、長い歴史と伝統を持つ私立高校です。140年以上にわたり受け継がれる「論語」の教えを教育の根幹に置き、「人間力」と「学力」の双方を育むことを目指しています。緑豊かな落ち着いた環境の中で、生徒一人ひとりが自分の目標に向かってのびのびと学校生活を送っているのが、この二松学舍大学附属柏高等学校の大きな魅力と言えるでしょう。
二松学舍大学附属柏高等学校の基本情報
二松学舍大学附属柏高等学校の偏差値・難易度・併願校
スーパー特進コース: 63 特進コース: 59 進学コース: 52 (※2026年度より募集停止)
公立高校: 千葉東高校、船橋高校、東葛飾高校、柏高校、小金高校、鎌ヶ谷高校、柏南高校 私立高校: 日本体育大学柏高校、中央学院高校、専修大学松戸高校、芝浦工業大学柏高校
二松学舍大学附属柏高等学校に設置されている学科・コース
スーパー特進コース どんなことを学ぶ場所か:最難関国公立大学や早稲田、慶應義塾、上智、東京理科大学レベルの最難関私立大学への現役合格を目指すコースです。難易度の高い授業や演習が展開されます。 どんな生徒におすすめか:高い目標を持ち、日々の学習に真剣に取り組める生徒や、仲間と切磋琢磨しながら学力を最大限に伸ばしたい生徒におすすめです。
特進コース どんなことを学ぶ場所か:GMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)レベルの難関私立大学を目指します。部活動との両立を図りながら、着実に学力を伸ばせるカリキュラムが特徴です。 どんな生徒におすすめか:勉強と部活動のどちらも頑張りたい、文武両道を目指す生徒にぴったりのコースです。
二松学舍大学附属柏高等学校の特色・校風
宿題の量:コースや学年によりますが、日々の学習習慣を身につけるために、適切な量の宿題が出されるようです。特にスーパー特進コースでは、予習・復習が前提となるため、家庭学習の時間が重要になります。 校則:他の私立高校と比較して、特に厳しいという声は少ないようです。ただし、スマートフォンの校内での使用については、ルールが定められており、授業中の使用はもちろん禁止されています。服装や頭髪に関する指導も、高校生としての品位を保つ範囲で行われているようです。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、部活動や学校行事には活発に取り組むなど、メリハリのある生徒が多いという評判です。コースによって雰囲気は少し異なり、スーパー特進コースはより学習意欲の高い生徒が集まる傾向があります。 アルバイト:原則として禁止されているようです。学業に専念することが求められます。 制服の評判:制服は、落ち着いたデザインで生徒からは比較的好評のようです。特に女子の制服は可愛いという声も聞かれます。 土曜授業:土曜授業が実施されており、学習時間の確保に力が入れられています。
二松学舍大学附属柏高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部:特にハンドボール部は全国大会出場の常連として知られています。野球部やサッカー部、陸上部なども熱心に活動しており、専用のグラウンドなど施設が充実しているのも魅力です。運動部は全部で15部活あり、多くの生徒が活動に励んでいます。 文化部:吹奏楽部や軽音楽部、書道部などが活発に活動しています。珍しい部活動としては、カヌー同好会やゴルフ同好会などがあり、生徒の多様な興味に応えています。文化部は全部で12部活あり、こちらも多くの生徒が所属しています。
イベント
松陵祭(文化祭):毎年9月に行われる文化祭は「松陵祭(しょうりょうさい)」と呼ばれ、クラスや部活動ごとの展示・発表、有志によるステージパフォーマンスなどで大変盛り上がります。 体育祭:体育祭は、クラス対抗で様々な競技が行われ、クラスの団結力を高める大きなイベントとなっています。 修学旅行:2年生の時に実施され、行き先は台湾など海外になることが多いようです。異文化に触れる貴重な体験ができます。 芸術鑑賞会:1年生を対象に、歌舞伎教室などが開かれることもあり、日本の伝統文化に触れる機会も設けられています。
二松学舍大学附属柏高等学校の進学実績
国公立大学:筑波大学、千葉大学、茨城大学などへの進学実績があります。 難関私立大学:早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学といった最難関私立大学や、GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)への合格者が多数出ています。 その他:系列校である二松学舍大学への推薦入学制度もありますが、利用者は一部で、多くの生徒が外部の大学へ進学するようです。また、日本大学や東洋大学、駒澤大学、専修大学といった大学への進学者も多くなっています。
二松学舍大学附属柏高等学校の特長・アピールポイント
140年以上の伝統を持つ「論語」教育:創立以来続く「論語」の授業を通じて、人として大切な道徳観や倫理観を学び、人間力を育みます。 広大で緑豊かなキャンパス:柏駅からスクールバスで約15分という立地にありながら、野球場、サッカー場、テニスコートなどを備えた広々とした敷地が魅力です。落ち着いた環境で学習や部活動に集中できます。 充実した学習支援体制「学習クラブ」:放課後19時過ぎまで、大学棟のラウンジで自習ができます。大学生のチューターも常駐しており、気軽に質問できる環境が整っています。 無料のスクールバス:柏駅、新柏駅、我孫子駅など複数のルートで無料のスクールバスが運行されており、通学の利便性が高いです。 「自問自答」を促す探究学習:自ら課題を見つけ、解決策を探る「探究学習」に力を入れています。これにより、思考力や表現力、主体性を養います。 グローバル教育の推進:台湾への修学旅行やオーストラリアへの語学研修など、海外で学ぶ機会が豊富に用意されており、国際的な視野を広げることができます。 大学レベルの施設:元々大学のキャンパスであった名残から、図書館や講義室などは大学のような充実した設備を誇ります。
二松学舍大学附属柏高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身になって相談に乗ってくれるので、勉強のことも進路のことも安心して相談できる」という声が多いようです。 「キャンパスが広く、自然に囲まれていて気持ちが良い。施設もきれいで充実している」といった、学習環境に対する満足度の高い口コミが見られます。 「部活動が盛んで、勉強と両立しながら頑張っている仲間が多く、刺激になる」という意見もあります。 「無料のスクールバスが便利で助かる」という通学面でのメリットを挙げる声も少なくありません。
気になる点: 「駅から少し距離があるので、スクールバスに乗り遅れると大変」といったアクセスに関する意見があります。 「校則が少し厳しいと感じることがある」という声も一部で見られますが、全体的には標準的という意見が多いようです。 「学校の周りにはお店が何もないので、寄り道などはできない」という立地に関する口コミもあります。
アクセス・通学
JR常磐線・東武アーバンパークライン「柏駅」東口よりスクールバスで約15分 東武アーバンパークライン「新柏駅」よりスクールバスで約15分 JR常磐線「我孫子駅」よりスクールバスで約15分 北総線ルート(印旛日本医大駅、印西牧の原駅、千葉ニュータウン中央駅、小室駅)のスクールバスもあります。
二松学舍大学附属柏高等学校受験生へのワンポイントアドバイス