未来の技術者やイノベーターを目指す君に、八戸工業高等専門学校(通称:八戸高専)は、夢への最短ルートを照らしてくれる特別な学びの場です。ここは一般的な高校とは少し違い、「ものづくり」や科学技術に情熱を燃やす君のような生徒が、中学卒業後すぐに専門的な知識と技術を深く学ぶための5年制の学校。その先には、社会で即戦力として活躍するプロの技術者への道がはっきりと見えています。
八戸高専が提供するのは、5年間の一貫教育プログラムです。これは、高校の3年間と大学の最初の2年間を合わせたような、非常に密度の濃い学びの期間を意味します。普通の高校が幅広い教養を学ぶ場所だとすれば、高専は「好き」を「専門性」へと育てる場所。実験や実習を豊富に取り入れた実践的なカリキュラムを通じて、理論だけでなく、実際に手を動かして課題を解決する力を徹底的に鍛え上げます。
「何かを組み立てるのが好きだ」「難しい問題を解くことにワクワクする」「世の中の役に立つスキルを早く身につけたい」。もし君がそう思うなら、この先をぜひ読み進めてください。この記事では、八戸工業高等専門学校の挑戦的な授業や活気あふれる部活動、そして卒業生を待つ素晴らしい未来まで、アドバイザーとして君が知りたい情報を余すところなく、親身になって解説していきます。
八戸工業高等専門学校の基本情報
まずは、八戸高専の基本的な情報を確認しましょう。国立の学校であること、そして男女共学である点が大きな特徴です。
項目 | 内容 |
正式名称 | 独立行政法人国立高等専門学校機構 八戸工業高等専門学校 |
区分 | 国立 |
男女別 | 男女共学 |
所在地 | 〒039-1192 青森県八戸市田面木字上野平16-1 |
代表電話番号 | 0178-27-7233 (入試・キャリア支援係) |
公式サイト | https://www.hachinohe-ct.ac.jp/ |
八戸工業高等専門学校の偏差値・難易度・併願校
八戸高専を目指す上で、最も気になるのがどのくらいの学力が必要かという点でしょう。ここでは偏差値や内申点の目安、そして併願校について具体的に見ていきます。
偏差値と難易度の目安
八戸工業高等専門学校の偏差値は、おおよそ「65」とされています。これは全国の高専の平均偏差値62.2を上回る高い数値であり、青森県内でもトップクラスの難易度です。
ただし、この数字だけでは本当の難しさは測れません。高専は、工業や科学技術に強い興味を持つ生徒が集まるため、受験生の目的意識が非常に高く、同じ偏差値の普通科高校と比べても、より専門分野に特化した厳しい競争になる傾向があります。偏差値が近いからという理由だけで選ぶのではなく、「なぜ高専で学びたいのか」という強い意志が合格の鍵を握ります。
参考として、同じくらいの偏差値の高校をいくつか紹介します。
学校種別 | 学校名 | 偏差値の目安 |
八戸高専 | 産業システム工学科 | 約65 |
同じくらいの高専 | 仙台高専 | 65 |
東京高専 | 65 | |
県内の公立高校 | 八戸北高等学校 | 64 |
青森東高等学校 | 63 | |
県内の私立高校 | 八戸聖ウルスラ学院高等学校 | 58 |
八戸工業大学第二高等学校 | 57 |
合格に必要な内申点の目安
推薦選抜での出願を考えている場合、内申点(調査書点)が非常に重要になります。出願資格として、「3年間の5段階評定の合計が108以上」であることが求められています。これは、3年間で平均して年間36点、つまり9教科の平均が「4」以上でなければならない計算です。理科や数学だけでなく、全ての教科で安定して高い成績を収めていることが前提となります。
主な併願校と注意点
八戸高専の入試制度は少し特殊なので、併願を考える際は注意が必要です。
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一般の学力選抜で受験する場合:八戸高専を受験し、青森県立高校など他の公立高校を併願することが可能です。
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「複数校受験制度」を利用する場合:東北地区の八戸高専、仙台高専、秋田高専をまとめて受験できる便利な制度ですが、この制度を利用すると、公立高校との併願はできなくなります。
このため、多くの受験生は滑り止めとして私立高校を併願します。主な併願先としては、八戸工業大学第二高等学校、八戸聖ウルスラ学院高等学校、青森山田高等学校などが挙げられます。
また、学力検査では「傾斜配点」が採用されており、理科・英語・数学の点数が重視されます(理科と数学が2倍、英語が1.5倍)。これは、八戸工業高等専門学校が受験生に求める能力を明確に示しています。合格を勝ち取るためには、特にこの3教科、中でも数学と理科で他の受験生に差をつける学力を身につけることが不可欠です。
八戸工業高等専門学校に設置されている学科・コース
八戸高専の大きな特徴は、「産業システム工学科」という1つの学科の中に、専門性の異なる4つのコースが設置されている点です。これにより、自分の専門を深く追求しながらも、他の分野の知識にも触れることができ、分野を横断した新しい発想を生み出す力が育まれます。
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機械・医工学コース
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どんなことを学ぶ?:ロボットやエネルギー技術といった機械工学の基礎から、医療機器開発などの最先端の医工学分野まで幅広く学びます。
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どんな生徒におすすめ?:ものづくりが好きで、特に人の役に立つ機械やロボット、医療技術に興味がある人におすすめです。
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電気情報工学コース
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どんなことを学ぶ?:エネルギーを生み出す電気、スマホやPCを動かす電子回路、インターネットなどの情報通信技術まで、現代社会に不可欠な電気と情報のプロを目指します。
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どんな生徒におすすめ?:コンピュータやプログラミング、AI、スマートデバイスの仕組みに興味があり、未来のIT社会を支えたい人にぴったりです。
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マテリアル・バイオ工学コース
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どんなことを学ぶ?:新しい機能を持つ素材(マテリアル)の開発や、生物の力を応用した技術(バイオテクノロジー)について、化学や生物学をベースに学びます。
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どんな生徒におすすめ?:化学実験や生物の観察が好きで、環境に優しい新素材や、食品・医薬品開発などに関心がある人に向いています。
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環境都市・建築デザインコース
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どんなことを学ぶ?:人々が安全で快適に暮らせる街や建物をデザインする技術を学びます。防災や環境問題も考慮した、持続可能な社会インフラづくりがテーマです。
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どんな生徒におすすめ?:建築物のデザインや街づくりに興味があり、人々の暮らしを支えるスケールの大きな仕事に挑戦したい人におすすめです。
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特に「機械・医工学コース」は、元々の「機械システムデザインコース」から2021年に名称変更されたもので、これは社会のニーズに合わせて教育内容を常に進化させている八戸工業高等専門学校の姿勢の表れです。伝統的な工学分野だけでなく、医療という新しい領域に挑戦できるのは、この学校の大きな魅力と言えるでしょう。
八戸工業高等専門学校の特色・校風
八戸高専の学校生活は、一言で表すなら「自由と自己責任」です。大学に近い雰囲気の中で、専門性を高めたい生徒にとっては最高の環境ですが、その自由には厳しい責任が伴います。
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キーワード:自由と自己責任、専門志向、実践的、落ち着いた雰囲気
中学生が本当に知りたい学校生活のリアル
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宿題の量は多いか少ないか
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「多い」と感じる生徒がほとんどです。特に専門科目は授業の進度が非常に速く、予習・復習は必須。課題やレポートも多く、計画的に学習を進める習慣が求められます。
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校則は厳しいか緩やかか
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全体的には「緩やか」で大学に近いという声が多いです。ただし、自由なのは自己管理ができることが前提です。
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スマホ:授業中の使用は原則禁止で、特別な事情がない限り許可が必要です。休み時間や放課後は比較的自由に使えるようですが、授業とプライベートの区別は厳しく求められます。
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服装:制服があり、「かわいい」と評判は良いようです。ただし、女子の制服はキュロットスカートで、丈を短く折ったりすることはできないという口コミもあり、守るべきルールはきちんと定められています。
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生徒たちの雰囲気
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「真面目」で「おもしろい」生徒が多いようです。同じ技術分野に興味を持つ仲間が集まるため、専門的な話で盛り上がれる独特の楽しさがあります。一方で、「自習ができる人が入るべき」という声も多く、自ら学ぶ意欲(やる気)がある生徒は大きく成長できますが、受け身の姿勢だと厳しい環境です。
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アルバイトは可能か
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可能です。ただし、低学年(1〜3年生)は学校の許可が必要で、1年生は冬休みと春休み期間のみ許可されるなど、学業に支障が出ないようルールが定められています。夜9時以降に及ぶアルバイトは禁止です。
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制服の評判はどうか
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口コミでは「かわいい」というポジティブな意見が見られます。
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土曜授業はあるか
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年間行事予定などを見る限り、毎週の土曜授業は基本的にないようです。ただし、学校行事や特別な講習などが入る可能性はあります。
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高専生活で最も厳しい「赤点60点」の壁
八戸高専の口コミで最も多く語られるのが、テストの合格点が「60点」であるという厳しさです。「これがとても苦痛」「毎年テストで苦しめられる」という声もあり、単位を落として留年(同じ学年を繰り返すこと)してしまう学生も毎年一定数いるのが現実です。この高専の雰囲気は、自由な反面、学業成績に対しては非常にシビア。この環境で5年間やっていけるか、強い覚悟が求められます。
八戸工業高等専門学校の部活動・イベント
厳しい勉強の合間にも、充実した学生生活を送るための部活動やイベントがたくさん用意されています。
部活動
部活動は非常に活発で、運動部・文化部ともに多くの選択肢があります。専門知識を活かせる、高専ならではの部活が人気です。
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ロボコン研究会
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八戸高専の顔とも言える部活動です。「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト(高専ロボコン)」の常連で、「全国トップクラス」と評される実力を持っています。大会での受賞歴も豊富で、仲間と協力して一つのロボットを作り上げる経験は、技術者としてのかけがえのない財産になります。ロボット開発に憧れて入学する生徒も少なくありません。
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高専ならではのユニークな部活動
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ロボコン研究会の他にも、「自動車工学部」や「電子工作部」など、ものづくり好きにはたまらない部活動があります。授業で学んだ知識をすぐに実践に移し、趣味を専門的なスキルにまで高めることができるのが魅力です。これらの活動は、単なる趣味ではなく、将来のキャリアに直結する貴重な経験となります。
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運動部・文化部の充実度
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もちろん、一般的な高校と同じように、野球、サッカー、バスケットボールなどの運動部や、吹奏楽、美術などの文化部も活発に活動しています。文武両道を目指すことも十分に可能な環境です。
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イベント
学生が主体となって作り上げるイベントは、高専生活の大きな楽しみの一つです。
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高専祭
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毎年10月下旬に2日間にわたって開催される、最大のイベントです。各コースの専門性を活かした技術展示や体験コーナーは圧巻で、高専ならではの雰囲気を味わえます。クラスごとに出店する模擬店(露店)や、有志によるライブ、ファッションショー、お化け屋敷など、企画も盛りだくさん。地域住民や中学生も多く訪れる、活気あふれるお祭りです。
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体育祭(大運動会)
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7月に行われる「大運動会」は、クラスや学科の垣根を越えて盛り上がるイベントです。普段は研究や勉強に打ち込んでいる学生たちが、この日ばかりは思い切り体を動かし、チームの勝利のために一丸となります。
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修学旅行について
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ここで一つ、知っておくべき大切な点があります。八戸高専には、多くの高校で実施されるような数日間の「修学旅行」はありません。その代わり、6月に「遠足」が予定されています。伝統的な高校生活の思い出を重視する人にとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。これは、専門教育の時間を最大限に確保するという、高専ならではのカリキュラムを優先しているためと考えられます。
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八戸工業高等専門学校の進学実績
八戸高専の最大の強みの一つが、卒業後の圧倒的に有利な進路です。卒業生の進路は、大きく分けて「就職」と「進学」の2つ。令和5年度の卒業生では、約51%が就職、約44%が進学を選んでいます。
就職:驚異の就職率100%
創立以来、就職率は毎年100%を達成しています。これは、八戸高専の卒業生が、企業から「即戦力となる優秀な技術者」として絶大な信頼を得ている証拠です。日本を代表するような大企業や優良企業から、毎年多くの求人が寄せられます。
業種 | 主な就職先企業(近年の実績より抜粋) |
製造業 | 旭化成、キヤノン、SUBARUテクノ、東レ、アイリスオーヤマ、日産自動車、トヨタ自動車 |
インフラ | NTT東日本グループ、東京ガス、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東北電力ネットワーク |
テクノロジー | チームラボ、富士通エフサス |
公務員 | 国土交通省、青森県、八戸市など |
進学:大学3年次への編入という特権
進学を希望する学生にとっても、八戸高専は非常に有利な環境です。国立大学の工学部への進学希望者の進学率は100%を誇ります。
最も特徴的なのは、大学の「3年次」に編入学できる制度です。5年間で学んだ高度な専門知識が認められるため、大学1年生から始める必要がなく、時間的にも経済的にも大きなアドバンテージがあります。
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主な国公立大学進学先
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高専からの編入生を積極的に受け入れている豊橋技術科学大学や長岡技術科学大学への進学者が多いのが特徴です。
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その他、東北大学、弘前大学、室蘭工業大学、山形大学といった、各地の有力な国公立大学への編入実績も多数あります。
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専攻科への進学
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さらに学びを深めたい学生は、八戸高専に設置されている2年制の「専攻科」に進学する道もあります。専攻科を修了すると、4年制大学卒業と同等の「学士」の学位が取得でき、そこからさらに大学院へ進学することも可能です。
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5年間の厳しい学びは、企業からも大学からも高く評価される「金のチケット」のようなものです。卒業時に「就職」と「進学」という質の高い選択肢を両方手にできること、これが八戸高専で学ぶことの最大のリターンと言えるでしょう。
八戸工業高等専門学校の特長・アピールポイント
他の高校にはない、八戸高専ならではの強みやユニークな取り組みを7つのポイントにまとめました。
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5年間の一貫した専門教育
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中学卒業後すぐに、好きな専門分野を大学レベルまで深く学べます。一般的な高校生とは比較にならないほどの専門知識と技術を、20歳になる前に身につけることができます。
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驚異的な就職率と優良企業への道
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就職希望者の就職率は毎年100%を記録。日本を代表する大手企業から引く手あまたで、安定した将来を掴むための強力なパスポートとなります。
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大学3年次編入という有利な進学ルート
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国公立大学をはじめとする多くの大学へ、3年生として編入できます。専門知識を活かしながら、より高度な研究へとスムーズにステップアップできる、高専生だけの特権です。
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「自主探究」学習による課題解決能力の育成
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決められた答えを学ぶだけでなく、自ら課題を見つけ、調査し、解決策を発表する「自主探究」という独自のプログラムがあります。未来の技術者に不可欠な、主体的な問題解決能力が養われます。
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活発な国際交流とグローバルな視野
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シンガポールやフランスなど、海外の提携校との交換留学プログラムが充実しています。留学生と共同生活を送る国際寮もあり、キャンパスにいながら世界を身近に感じられます。
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時代を先取りする柔軟なコース編成
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社会や産業界のニーズに合わせて、教育内容を常にアップデートしています。「機械・医工学コース」の新設のように、常に時代の最先端を走る分野を学べる環境が整っています。
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充実した専門設備と実践的な学習環境
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大学レベルの実験室や工作機械が揃う「ものづくりセンター」など、専門的な設備が非常に充実しています。アイデアをすぐに形にできる環境が、学生の探究心を刺激します。
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八戸工業高等専門学校の口コミ・評判のまとめ
在校生や卒業生のリアルな声は、学校選びの重要な参考になります。ここでは、良い点と気になる点を公平にまとめました。
良い点
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将来の安定性が抜群
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「就職率が100%なので、進路の心配がほとんどない」「努力すれば、就職も進学も自分の望む道に進める」という声が圧倒的に多いです。5年間の頑張りが確かな未来に繋がるという安心感が、最大の魅力とされています。
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自由で大学のような校風
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「校則が緩く、大学に近い生活が送れる」と、自由な雰囲気を楽しむ声が多くあります。自己管理が求められる一方で、大人として扱われる環境が心地よいと感じる生徒が多いようです。
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好きなことを深く学べる環境
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「早くから専門分野を学べるのが一番の魅力」「同じ興味を持つ仲間と話が合うのが楽しい」など、専門的な学びへの満足度は非常に高いです。自分の「好き」を追求したい生徒にとって、最高の環境と言えます。
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行事が楽しく、仲間との絆が深まる
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「高専祭はすごく楽しい」「体育祭は盛り上がる」など、学校行事への評価は高いです。特に学生主体で作り上げる高専祭は、クラスや部活の団結力を高める良い機会となっています。
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親身になってくれる先生もいる
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「進路相談に親身に乗ってくれる」「先生がすごく良くしてくれる」といった、教師のサポートを評価する声もあります。
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気になる点
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とにかく勉強が厳しい
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「赤点60点の基準がとても苦痛で、毎年テストに苦しめられる」という声が最も多く聞かれます。授業の進度も速く、少しでも油断するとすぐについていけなくなり、留年のプレッシャーは常にあるようです。
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自主性と自己管理能力が絶対条件
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「やる気がない人には留年の危険性がある」「自分で勉強できないと取り残される」など、自由な校風は裏を返せば「誰も助けてくれない」ということ。強い目的意識と自己管理能力がないと、5年間を乗り切るのは難しいという意見です。
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施設や寮の古さが気になる
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「寮が古く、雨漏りや隙間風が気になる」といった、施設面の不満を指摘する声が一部あります。特に寮生活を考えている場合は、オープンキャンパスなどで自分の目で確認することをおすすめします。
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先生のサポートには差がある
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親身な先生がいる一方で、「連絡が遅い」「授業が分かりにくい」といった、一部の教員への不満の声も見られます。先生との相性によって、学習環境の満足度が変わる可能性はあります。
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4学期制への疑問の声
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全国的にも珍しい4学期制を導入していますが、「秋学期は授業がなく、あまり意味を感じない」といった、制度の有効性を疑問視する声も一部の学生から上がっています。
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アクセス・通学
八戸高専は八戸市の中心部から少し離れた、落ち着いた環境にあります。
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最寄り駅からのアクセス
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公共交通機関を利用する場合、中心となるのは「JR八戸駅」です。
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JR八戸駅からバス:約15分。学校の目の前にある「高専前」バス停で降りるのが最も便利です。
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JR八戸駅からタクシー:約10分です。
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JR八戸駅から徒歩:約30分(約2.8km)かかりますので、毎日の通学には少し遠いかもしれません。
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通学エリア
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八戸市内や近隣の市町村から通学している生徒が多いです。また、遠方からの生徒のために学生寮が完備されており、青森県全域や県外からも多くの学生が集まっています。
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八戸工業高等専門学校受験生へのワンポイントアドバイス
最後に、進学アドバイザーとして、八戸高専を目指す君に心からの応援メッセージを贈ります。
八戸工業高等専門学校は、「科学や技術が大好きで、とにかく早く専門的なことを学びたい!」という強い情熱を持った君にこそ、ぴったりの場所です。もし君が、受け身で授業を聞くよりも、自分で課題を見つけて挑戦することに喜びを感じるタイプなら、この学校の5年間は、君の可能性を無限に広げてくれるでしょう。
受験勉強で最も力を入れるべきなのは、言うまでもなく「数学」と「理科」です。入試ではこれらの科目の配点が高く設定されており、ここで高得点を取ることが合格への絶対条件です。難しい問題にも粘り強く取り組む力、そして物事の仕組みを根本から理解しようとする探究心を、日々の勉強で養ってください。八戸工業高等専門学校での学びは、その延長線上にあります。厳しい道のりかもしれませんが、それを乗り越えた先には、社会を動かす技術者として活躍する、輝かしい未来が待っています。君の挑戦を心から応援しています!
※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。