海のプロフェッショナルを目指すなら、宮城水産高等学校はまさに夢への航海図となる学校です。1896年(明治29年)に創立された、全国でも屈指の歴史と伝統を誇る水産高校で、地元では「宮水(みやすい)」の愛称で親しまれています。 豊かな海を学びの場として、水産・海洋分野のスペシャリストを育成することを使命としています。
宮城水産高等学校の基本情報
宮城水産高等学校の偏差値・難易度・併願校
海洋総合科:39
宮城水産高等学校に設置されている学科・コース
生物環境科
海洋生物の生態や養殖、海洋環境について幅広く学びます。生き物が好きで、海の環境を守り育てる仕事に興味がある人におすすめです。小型船舶の免許やダイビングライセンスの取得も目指せます。 船舶運航科
大型船の船長や航海士、機関士といった、船を動かすプロフェッショナルを育成します。国家資格である海技士の取得を目標に、航海術や船舶のエンジンについて専門的に学びます。将来、世界の海で活躍したい人にぴったりの学科です。 食品科
水産物の加工や調理、衛生管理、流通について学びます。缶詰製造などの実習を通して、食品開発のプロを目指します。 2014年からは「調理師養成施設」の指定も受けており、本格的に調理の道へ進みたい人にもおすすめです。
宮城水産高等学校の特色・校風
校則
頭髪や服装に関する指導は、他の高校と比較して厳しいと感じる生徒もいるようです。 ピアスやツーブロックは禁止されています。 一方で、スマートフォンの持ち込みは自由など、ある程度生徒の自主性に任されている部分もあります。 生徒の雰囲気
「海が好き」「船に乗りたい」といった明確な目的を持った生徒が多く、真面目で活気がある雰囲気です。 専門的な知識を学ぶ仲間として、生徒同士の繋がりも強いようです。 アルバイト
アルバイトは可能ですが、学業を優先することが条件です。 定期考査の1週間前から考査終了までは禁止されるなどのルールが定められています。 制服
制服はブレザータイプです。 かっこいい、かわいいといった声はあまり聞かれませんが、機能的でしっかりとしたデザインのようです。 宿題・土曜授業
専門的な実習やレポートが多く、宿題は少なくないようです。土曜授業は基本的にありません。 寄宿舎(寮)
残念ながら、学校に寄宿舎(寮)はありません。 通学が困難な遠方の生徒は、下宿などを利用しているようです。
宮城水産高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部
特にヨット部や空手道部は全国レベルの実績を誇り、強豪として知られています。 相撲部や柔道部なども活発に活動しています。 一方で、部員不足に悩む部もあり、他の高校との合同チームで大会に出場することもあるようです。 文化部
文化部は、水産高校ならではのユニークな部活動が揃っているのが特徴です。 魚の飼育や生態調査を行う「増殖研究部」、漁具の作成や小型船の操船技術を磨く「水産資源部」、地域の食材を使った商品開発に取り組む「調理研究部」など、授業で学んだことをさらに深く探求できる活動が行われています。
イベント
乗船実習(宮城丸遠洋航海)
宮城水産高校の学校生活を象徴する最大のイベントが、大型実習船「宮城丸」に乗って行う長期の航海実習です。 航海技術類型や機関工学類型の生徒は、ハワイ沖などへ約2ヶ月間にわたる航海に出ます。 マグロはえ縄漁の実習などを通して、実践的な技術と海の厳しさ、そして仲間との絆を育みます。 錨章祭(びょうしょうさい)
毎年10月に行われる文化祭は「錨章祭」と呼ばれ、地域住民にも開かれた賑やかなイベントです。 各学科の研究発表や、生徒たちが作った缶詰などの販売が行われ、日頃の学習成果を披露する貴重な機会となっています。 体育大会・マラソン大会
体育大会やマラソン大会といったスポーツイベントも盛んで、クラス一丸となって盛り上がります。
宮城水産高等学校の進学実績
就職
卒業生の多くは、水産業界や海運業界など、学校で学んだ専門知識を活かせる分野へ就職します。 漁業会社、水産加工会社、内航船の船員など、求人は多岐にわたります。 120年以上の歴史の中で築かれた強力なOBとの繋がりも、就職活動における大きな強みとなっています。 また、水産系の技術職として公務員になる道もあります。 進学
進学を選ぶ生徒は、水産系の大学や専門学校へ進むことが多いです。主な進学先としては、石巻専修大学などが挙げられます。 また、さらに高度な海技士の資格取得を目指すため、卒業後に2年制の「専攻科」へ進学する生徒もいます。
宮城水産高等学校の特長・アピールポイント
大型実習船「宮城丸」での本格的な航海実習
全長約65メートル、650トンの大型実習船「宮城丸」を保有しており、ハワイ沖などへの長期航海実習を経験できます。 これは全国の水産高校の中でもトップクラスの設備です。 取得できる資格の豊富さ
一級小型船舶操縦士、潜水士、フォークリフト運転者、移動式クレーン運転士、調理師免許など、将来に直結する多種多様な専門資格の取得を学校全体でサポートしています。 実践的な実習設備
缶詰や加工品を製造する工場、魚介類の種苗生産を行う大型水槽、プロ仕様の調理実習室など、専門的な学びを深めるための施設・設備が充実しています。 地域産業との強い連携
地元の水産加工会社と連携した商品開発や、地域のイベントでの販売実習など、社会と繋がりながら学ぶ機会が豊富にあります。 圧倒的な就職率の高さ
専門性の高さと、長年の歴史で培われた業界との太いパイプにより、非常に高い就職率を誇ります。 卒業後のサポートも手厚いと評判です。 ユニークな部活動
増殖研究部や水産資源部など、水産高校ならではの専門的な部活動があり、好きなことをとことん探求できる環境です。
宮城水産高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点
「専門的な知識や技術が身につき、就職にとても有利」
「先生方が熱心で、面倒見が良い」
「同じ目標を持つ仲間と出会え、充実した学校生活が送れる」
「宮城丸での航海実習は、他では絶対にできない貴重な経験」
「資格がたくさん取れるので、将来の選択肢が広がる」 気になる点
「専門的な授業が多いため、水産分野に興味がないと厳しいかもしれない」
「校則が少し厳しいと感じることがある」
「いじめが全くないわけではない」という声もあるようです。
「最寄り駅から少し歩くので、アクセスが良いとは言えない」
アクセス・通学
最寄り駅 JR石巻線「渡波駅」から徒歩約5分 JR石巻線「万石浦駅」から徒歩約12分
宮城水産高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

