未来のエンジニアを目指す君へ、大きな可能性の扉を開く一つの選択肢、それが松江工業高等専門学校です。この学校は、一般的な高校とは少し違う「高専(こうせん)」という場所。中学校を卒業した皆さんが、5年間という一貫した教育の中で、じっくりと専門技術を学び、社会で活躍するプロフェッショナルを目指すための特別な学校です。高校選びは、これからの人生を左右する大切な決断。だからこそ、このガイドが、君とご家族にとって、松江高専の本当の姿を深く、そして分かりやすく知るための、心強い味方になることを願っています。
この学校の魅力は、ただ専門知識が学べるだけではありません。卒業後には、日本を代表するような大企業への就職や、有名国立大学への編入学といった、輝かしい未来への道が力強く拓かれています。そして、真剣な学びの中にも、驚くほどの自由があるユニークな校風も、松江工業高等専門学校が持つ大きな特色の一つです。「この学校は自分に合っているだろうか?」「勉強はどれくらい大変なんだろう?」「ここでどんな自分になれるんだろう?」そんな疑問や不安に、一つひとつ丁寧にお答えしていきます。
さあ、一緒に探検してみましょう。このガイドを読み進めることで、君の「好き」や「得意」が、未来を創造する力に変わる場所、松江工業高等専門学校が、君にとって最高のステージになるかどうかが見えてくるはずです。君の夢を、ここで見つけて、そして育ててみませんか。
松江工業高等専門学校の基本情報
まずは、学校の基本的な情報を確認しましょう。正式名称や所在地などを表にまとめました。国立の学校であることが、一つの大きな特徴です。
項目 | 内容 |
正式名称 | 独立行政法人国立高等専門学校機構 松江工業高等専門学校 |
公立/私立の別 | 国立 |
共学/別学の別 | 男女共学 |
所在地 | 〒690-8518 島根県松江市西生馬町14-4 |
代表電話番号 | 0852-36-5111 |
公式サイトURL | https://www.matsue-ct.jp/ |
松江工業高等専門学校の偏差値・難易度・併願校
ここでは、松江高専の偏差値や難易度について、具体的な数字と併せて詳しく解説します。
学科ごとの偏差値
松江工業高等専門学校の偏差値は、すべての学科で概ね60から62とされており、島根県内ではトップクラスの難易度を誇ります。
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機械工学科: 60 – 62
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電気情報工学科: 60 – 62
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電子制御工学科: 60 – 62
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情報工学科: 60 – 62
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環境・建設工学科: 60 – 62
難易度のイメージと内申点の目安
偏差値60-62という数字は、島根県内の高校の中では松江南高校(探究科学科)や出雲高校(理数科)など、進学校の上位コースに匹敵するレベルです。県内では非常に競争率の高い学校と言えるでしょう。
一方で、全国に51校ある国立高専全体の平均偏差値が61-62程度であるため、全国的に見ると標準的な難易度と考えることもできます。つまり、地域トップクラスの学力が求められるものの、全国の優秀な中学生が目指す高専の中では、挑戦しやすい位置にあるとも言えます。
合格を勝ち取るためには、学力試験だけでなく中学校での成績、つまり内申点も非常に重要です。特に、学校長の推薦を受けて受験する「推薦選抜」では、出願資格として内申点の基準が明確に設けられています。
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推薦選抜の出願資格(目安):
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(A) 9教科の評定合計が5段階評価で36以上(平均4.0以上)
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または (B) 国語・社会・数学・理科・外国語の5教科の評定合計が20以上(平均4.0以上)
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この基準からも分かるように、主要5教科を中心に、全ての科目でまんべんなく高い成績を収めていることが求められます。
また、一般入試にあたる「学力選抜」では、当日の試験結果が重視されますが、ここでも合否判定に内申点が加味されます。そして、学力試験の配点には大きな特徴があります。数学と理科の点数が、国語・社会・英語の2倍で計算されるのです。このことから、松江工業高等専門学校が、特に数学と理科の能力を高く評価していることが分かります。理数系科目が得意な生徒にとっては、非常に有利な試験制度と言えるでしょう。
主な併願校
高専の受験を考える上で、非常に重要な注意点があります。松江高専は「国立」の学校であるため、島根県の「公立」高校と同時に受験すること(併願)はできません。したがって、松江高専を第一志望とする場合、併願先は私立高校から選ぶことになります。
偏差値や学習内容のレベルを考慮すると、以下のような私立高校の特進コースなどが主な併願先として考えられます。
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開星高等学校(特別進学コース)
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松江西高等学校(特別進学コース)
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石見智翠館高等学校(智翠館特別コース)
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出雲北陵高等学校(特別進学コース)
松江工業高等専門学校に設置されている学科・コース
松江高専では、未来の技術社会を支える5つの専門分野を深く学ぶことができます。一般的な高校の「普通科」とは異なり、1年生の時から専門分野の基礎に触れ、5年間かけてじっくりと知識と技術を身につけていきます。
ただし、専門科目だけを学ぶわけではありません。「人文・数理科学科」という部署が、国語や英語、数学といった一般科目を担当しており、専門分野を学ぶ上で土台となる幅広い教養もしっかりと学ぶことができます。
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機械工学科
ロボットや自動車、航空宇宙分野など、「ものづくり」の根幹を担う学問です。機械が動く仕組みや新しい機械の設計に興味がある人におすすめです。
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電気情報工学科
エネルギー、エレクトロニクス、コンピュータといった、現代社会に不可欠な電気と情報の技術を学びます。スマートフォンのような電子機器から、社会を支える電力システムまで、幅広く関わりたい人に向いています。
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電子制御工学科
機械を思い通りに動かすための「頭脳」を作る分野です。機械、電気、情報を融合させ、ロボットや自動化システムを開発します。メカとプログラミングの両方に挑戦したい人に最適です。
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情報工学科
プログラミングやネットワーク、AI(人工知能)など、コンピュータとソフトウェアの専門家を目指します。アプリ開発やサイバーセキュリティなど、情報化社会の最前線で活躍したい人におすすめです。
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環境・建設工学科
人々が安全で快適に暮らすための社会基盤(インフラ)を創る学問です。橋や道路、街づくりなどを、環境への配慮も学びながら手がけます。地図に残る大きな仕事に憧れる人に向いています。
松江工業高等専門学校の特色・校風
松江高専の学校生活は、一言で表すなら「自由と責任」です。大学に近い雰囲気の中で、生徒一人ひとりの自主性が尊重されています。
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校風を表すキーワード: 自由闊達、実践重視、自主自律、専門志向
生徒のリアルな学校生活
中学生の皆さんが最も気になるであろう、日々の学校生活について、口コミなどを基に詳しく見ていきましょう。
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宿題の量: 一般的な高校のような日々の宿題は少ないですが、その代わりに各専門科目で「レポート」や「課題」が頻繁に出されます。特に学年が上がるにつれてその量は増える傾向にあり、計画的に学習を進める自己管理能力が求められます。「家での勉強が重要視される」という声が多く、授業時間外での努力が不可欠です。
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校則(スマホ、服装など): 校則は県内の学校の中でも非常に緩やかであるという評判です。授業の合間にスマートフォンを使用することが許可されていたり、制服の着こなしもある程度自由が認められていたりと、生徒を信頼し、個性を尊重する姿勢が見られます。この自由さは、生徒が自らを律する責任感を育む土壌にもなっています。
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生徒たちの雰囲気: 「ものづくり」や特定の技術分野に強い興味を持つ生徒が集まっているため、全体的に真面目で落ち着いた雰囲気です。共通の趣味や目標を持つ仲間と出会いやすく、専門的な話題で盛り上がれる環境は、高専ならではの魅力と言えるでしょう。「オタク率高し」というユーモラスな口コミもありますが、それは自分の「好き」を追求できる素晴らしい環境の裏返しです。いじめなどはほとんど聞かれず、コミュニケーションが少し苦手な人でも安心して過ごせるという声もあります。
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アルバイト: アルバイトは許可されています。学業との両立はもちろん必要ですが、社会経験を積みながら学校生活を送ることが可能です。
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制服の評判: 制服は一般的なブレザースタイルです。デザインそのものよりも、着こなしの自由度が高い点が特徴として挙げられます。
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土曜授業: 定期的な土曜授業は基本的にありません。その分、平日の授業と自主学習に集中するカリキュラムが組まれています。
この学校の文化は、生徒を「大人」として扱うことに根差しています。自由が与えられる一方で、学業に対する高い要求に応えなければなりません。この環境が、卒業生が社会で即戦力として高く評価される理由の一つなのです。
松江工業高等専門学校の部活動・イベント
部活動
松江高専では、勉強だけでなく部活動も非常に盛んです。運動部・文化部合わせて30以上のクラブや同好会があり、多くの生徒が活動を楽しんでいます。
運動部は、ボート部やラグビー部、野球部などをはじめ、全国高専体育大会での活躍を目指して日々練習に励んでいます。文化部も、吹奏楽部や写真部といった一般的なものから、情報科学研究部のような専門知識を活かせる部まで多岐にわたります。
中でも、松江高専の特色を最もよく表しているのが、全国の高専生が技術力とアイデアを競い合うコンテストへの参加です。
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高専ロボコン(アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト): テレビ放送でもおなじみの、高専の代名詞ともいえる大会です。学生たちが自らロボットを設計・製作し、競技に挑みます。機械工学科や電子制御工学科の学生を中心に、学科の垣根を越えてチームを結成し、全国優勝を目指します。まさに「ものづくり」の集大成です。
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プロコン(全国高等専門学校プログラミングコンテスト): 情報工学科の学生が主役となる、ソフトウェア開発の全国大会です。独創的なアイデアと高度なプログラミング技術を競い合います。松江高専は毎年多くのチームを送り出し、全国大会で優秀な成績を収めています。
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デザコン(全国高等専門学校デザインコンペティション): 環境・建設工学科の学生が中心となり、建築や都市デザインのアイデアを競う大会です。未来の社会を豊かにする創造力が試されます。
これらのコンテスト活動は、単なる部活動ではなく、授業で学んだ知識を実践する最高の学びの場となっています。
イベント
松江高専の年間行事は、学生生活を彩る楽しいイベントでいっぱいです。
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高専祭: 毎年秋に2日間にわたって開催される、学校最大のお祭りです。学生たちが運営する模擬店や、各学科の研究内容を紹介する展示、ステージでのパフォーマンスなど、内容は盛りだくさん。近年ではプロのアーティストを招いてのライブも行われ、学生だけでなく地域の方々も多数訪れる一大イベントとなっています。4年ぶりに一般公開が全面的に再開された際には、大変な賑わいを見せました。
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体育大会: 一般的な高校の体育祭とは少し異なり、中国地区の他の高専と競い合う「中国地区高等専門学校体育大会」がメインとなります。夏と冬に様々な種目で開催され、学校の誇りをかけて熱戦が繰り広げられます。
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研修旅行: 学年ごとに行われる研修旅行も、高専ならではの特色があります。例えば、4年生では京都・大阪を訪れ、最先端の技術や歴史的建造物を見学し、専門分野への理解を深めます。また、希望者は韓国などへの海外研修旅行にも参加でき、グローバルな視点を養う貴重な機会となっています。
松江工業高等専門学校の進学実績
松江高専の卒業後の進路は、この学校が持つ最大の強みの一つです。卒業生は、「就職」と「進学」という二つの素晴らしい選択肢を手にします。卒業生のうち、約55%が就職、約45%が進学という道を選んでいます。
大学進学実績(大学編入)
高専からの進学の最大の特徴は、「大学3年次への編入学」という制度です。これは、5年間で大学2年生修了相当の学力を身につけた高専生が、試験を経て国立大学などの3年次に編入できるという特別なルートです。一般的な大学受験とは異なるため、目標の大学に的を絞って対策することができ、多くの学生が難関大学への進学を果たしています。
進学先の大半は国公立大学で、その質の高さは目を見張るものがあります。
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主な国公立大学への進学先(過去の実績より抜粋):
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東京工業大学
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九州大学
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名古屋大学
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筑波大学
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横浜国立大学
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岡山大学
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広島大学
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千葉大学
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豊橋技術科学大学、長岡技術科学大学(高専からの編入生を多く受け入れるために設立された国立大学)
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また、さらに学びを深めたい学生は、松江高専に設置されている「専攻科」(2年間)に進学し、学士(大卒相当)の学位取得を目指すこともできます。
主な就職先とその他の進路
高専生の専門技術力は産業界から非常に高く評価されており、就職希望者の就職率はほぼ100%を誇ります。日本を代表する大手企業から、数多くの求人が寄せられるため、学生は自分の希望や適性に合った企業を選ぶことができます。
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主な就職先(過去の実績より抜粋):
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製造業: マツダ、ダイキン工業、本田技研工業、(株)SUBARU、(株)出雲村田製作所、JFEスチール、花王、サントリー
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インフラ・エネルギー: 中国電力、関西電力、JR西日本、JR東海、東京ガス、国土交通省
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情報通信: 富士通、NECグループ、NTTグループ、京セラコミュニケーションシステム
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建設・コンサルタント: 五洋建設、鹿島クレス、(株)日本海技術コンサルタント
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公務員: 国土交通省、島根県庁、松江市役所など
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進路サポート体制
こうした輝かしい実績を支えるため、学校には「キャリア支援室」が設置されています。低学年からのキャリア教育や、学生の能力を客観的に測るテストの実施、インターンシップの斡旋など、学生一人ひとりが主体的に進路を選択できるよう、手厚いサポートが行われています。
松江工業高等専門学校の特長・アピールポイント
他の高校にはない、松江高専ならではの強みや魅力を5つのポイントにまとめました。
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1. 5年間の一貫した専門教育で、技術のプロへ一直線
中学校卒業後の15歳から、興味のある専門分野を5年間かけて深く学べます。大学レベルの知識や技術を早期に身につけることで、将来のキャリアで大きなアドバンテージを得ることができます。
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2. 「大学3年次編入」という、夢を掴むための特別な切符
高専卒業後、多くの国立大学の3年次に編入できるユニークな制度があります。一般的な大学入試とは違うルートで、東京工業大学や九州大学といったトップクラスの大学に進学する道が拓かれています。
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3. 企業が求める人材に。圧倒的な就職実績
実践的な技術を身につけた高専卒業生は、産業界からの評価が非常に高く、引く手あまたです。就職希望者の就職率はほぼ100%で、大手優良企業への就職も夢ではありません。
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4. ロボコンだけじゃない!「やってみる」を重視した実践的な学び
授業では実験や実習が豊富に取り入れられています。さらに、ロボコンやプロコンといった全国規模のコンテストに挑戦する中で、知識を本物の「技術」へと昇華させることができます。
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5. 自由と自主性を重んじる、まるで大学のような校風
校則が緩やかで、学生の自主性が尊重される自由な雰囲気です。この環境が、社会で求められる自己管理能力や責任感を育み、人間的な成長を促します。
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6. 仲間と支え合う、充実した寮生活
遠方からの学生のために、キャンパス内に「直野寮」という学生寮が完備されています。同じ目標を持つ仲間たちと寝食を共にすることで、一生涯の友情を育むことができます。
松江工業高等専門学校の口コミ・評判のまとめ
在校生や卒業生の声から、松江高専のリアルな姿を探ってみましょう。良い点と、少し気になる点を公平に紹介します。
良い点
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「将来、工学系の仕事に就きたいという明確な目標がある人にとっては、最高の環境です。専門的なことを早くから深く学べます」
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「就職にも大学編入にも非常に強く、将来の選択肢が大きく広がるのが最大の魅力。先生方も親身に相談に乗ってくれます」
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「校則が緩やかで自由なのが良い。自分で考えて行動する力が身につきます。学校行事も楽しく、クラスの団結力も強いです」
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「専門的な趣味や、少しマニアックな話ができる友達がたくさんできます。自分と合う仲間が必ず見つかる場所だと思います」
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「高専祭は本当に盛り上がる。一般のお客さんもたくさん来て、自分たちの研究成果を見てもらえるのは嬉しいです」
気になる点
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「レポートや課題が多く、勉強はかなり大変。特に試験前は寝る間も惜しんで勉強することもあります。楽して卒業できる学校ではありません」
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「数学や理科、そして専門科目に興味がないと、授業についていくのが辛くなると思います。偏差値だけで選ぶと後悔するかもしれません」
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「女子生徒の割合が学科によってはかなり少ないです。男子ばかりの環境が気にならない人でないと、少し寂しく感じるかもしれません」
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「新しい実習棟などもありますが、校舎の一部は少し古いと感じる部分もあります」
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「駅から少し離れているので、バス通学が基本になります。アクセスが良いとは言えないかもしれません」
アクセス・通学
松江工業高等専門学校への主な通学方法です。
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最寄り駅からのアクセス:
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JR松江駅から一畑バスを利用するのが最も一般的です。「恵曇(えとも)行き」または「片句(かたく)行き」に乗車し、「高専前」バス停で下車します。所要時間は約25分です。
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一畑電車を利用する生徒は、「松江しんじ湖温泉駅」でバスに乗り換えるルートも便利です。
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通学エリア:
松江市内や出雲市など、島根県内全域から多くの生徒が通学しています。また、県外からの入学者も少なくありません。自宅からの通学が困難な生徒のために、キャンパス内に「直野寮」という学生寮が完備されており、多くの寮生が生活しています。この寮があるおかげで、遠方に住んでいる生徒も安心して勉学に励むことができます。
松江工業高等専門学校受験生へのワンポイントアドバイス
ここまで読んでくれて、本当にありがとう。最後に、進学アドバイザーとして、松江高専を目指す君に心からのエールを送ります。
松江工業高等専門学校は、ただ「頭が良い」だけではなく、「ものづくりが大好き」という熱い気持ちを持った君にこそ、ぴったりの場所です。もし君が、教科書の暗記よりも、ロボットを組み立てたり、プログラムを書いたり、新しい機械の仕組みを考えたりすることにワクワクするなら、ここは最高の学び舎になるでしょう。好奇心旺盛で、粘り強く問題解決に取り組める、未来のクリエイターに特におすすめします。
受験勉強では、何よりも数学と理科に力を入れてください。松江工業高等専門学校の入試は、この2教科を特に重視しています。公式を覚えるだけでなく、「なぜそうなるのか」という本質を理解しようとすることが、合格への一番の近道です。高専の過去問題にも積極的に挑戦し、問題の傾向に慣れておきましょう。君の「好き」という気持ちは、何よりも強い原動力になります。その情熱を信じて、挑戦してください。応援しています!
※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。