羽衣学園高等学校は、大阪府高石市にある、1923年創立の歴史と伝統を誇る私立高校です。2013年度から男女共学となり、新たな歴史を刻み始めました。「自由・自主・自律・個性尊重の人間教育」を建学の精神に掲げ、生徒一人ひとりの個性を伸ばし、未来を切り拓く力を育む教育を実践しています。
羽衣学園高等学校の基本情報
羽衣学園高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科文理特進Ⅰ類コース:58 普通科文理特進Ⅱ類コース:54 普通科進学コース:49
羽衣学園高等学校に設置されている学科・コース
文理特進Ⅰ類コース
国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指す、ハイレベルなコースです。週39時間の授業時間に加え、長期休暇中の学習合宿など、徹底した受験指導が行われます。高い目標に向かって仲間と切磋琢磨したい人におすすめです。 文理特進Ⅱ類コース
関西大学をはじめとする難関・有名私立大学への進学を目指すコースです。ICTを積極的に活用した授業や国際交流を通じて、実践的な英語力やコミュニケーション能力を養います。文武両道を実現しながら、有名大学を目指したい人にぴったりです。 進学コース
有名私立大学や看護・医療系専門学校など、幅広い進路に対応するコースです。基礎学力の定着を図りながら、各種検定の取得にもチャレンジできます。クラブ活動にも力を入れながら、自分のペースで多様な進路を目指したい人におすすめです。
羽衣学園高等学校の特色・校風
宿題の量:コースによって差があるようですが、特に上位コースでは多いという声が見られます。 校則:スマートフォンの持ち込みは許可制で、朝に預ける必要があるなど、やや厳しめという意見が多いようです。服装や髪型に関する指導も行われることがあります。 生徒たちの雰囲気:全体的には落ち着いた生徒が多い印象ですが、コースによって雰囲気は異なるとの声もあります。 アルバイト:原則として禁止されているようです。 制服の評判:伝統的なデザインで、清楚な印象が好評のようです。公式サイトでデザインを確認できます。 土曜授業:年間で約半分の土曜日に、午前3時間の通常授業があります。
羽衣学園高等学校の部活動・イベント
部活動
ホッケー部:全国大会で計24回の優勝を誇る、全国屈指の強豪校です。 女子ソフトボール部:インターハイ出場経験のある強豪です。 ダンス部:全国大会に出場し、様々なイベントで活躍しています。
イベント
学園祭(6月):クラスごとの展示やステージ発表など、大変な盛り上がりを見せる一大イベントです。 体育祭(9月):Asueアリーナ大阪を貸し切って行われる本格的な体育祭です。クラブ行進は圧巻です。 修学旅行(12月):2年生の冬に実施されます。近年では海外の複数方面から行き先を選べるようになっているようです。
羽衣学園高等学校の進学実績
国公立大学
2025年3月卒業生は、大阪大学4名、神戸大学1名、和歌山大学6名など、合計21名が合格しています。 難関私立大学
関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学を合わせた「関関同立」には、2025年3月卒業生で延べ70名が合格しています。また、2024年度には110名が合格したというデータもあります。 その他
近畿大学169名を含む「産近甲龍」には193名が合格しているほか、摂南大学(薬学部含む)68名、追手門学院大学45名など、多くの生徒が希望の進路を実現しています。また、薬学系の大学・学部への合格者が31名と過去最高になるなど、専門分野への進学にも強みを見せています。
羽衣学園高等学校の特長・アピールポイント
100年以上の歴史と伝統:1923年創立。長い歴史の中で培われた教育ノウハウと卒業生のネットワークが強みです。 3つの目標別コース設定:国公立大学進学から専門学校まで、一人ひとりの多様な進路希望に対応できるカリキュラムが用意されています。 ICT教育の積極的な推進:授業でのタブレット端末活用など、ICTスキルを磨き、社会で通用する力を育成します。 豊富なグローバル教育プログラム:海外の学校との国際プロジェクトや、希望者向けの海外語学研修など、実践的な英語力を身につける機会が豊富にあります。 全国レベルの強力な部活動:特にホッケー部は全国的に有名で、文武両道を目指せる環境が整っています。 関西大学との連携:関西大学のパイロット校推薦入学制度があり、毎年多くの卒業生が関西大学へ進学しています。 充実した進路サポート体制:教員や学習サポーターによる補習・自習指導など、現役合格に向けた手厚いサポートが受けられます。
羽衣学園高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれる」 「コースが分かれているので、同じ目標を持つ仲間と集中して勉強できる」 「部活動が盛んで、充実した高校生活が送れる」 「駅から近くて通いやすい」 「指定校推薦の枠が多い」
気になる点: 「校則が少し厳しいと感じることがある(特にスマホ)」 「コースによっては勉強が大変で、課題も多い」 「施設が少し古い部分がある」(ただし、グラウンドの人工芝化など改修も進められています) 「先生によって指導方針に差があるように感じる」
アクセス・通学
南海本線「羽衣」駅 東出口から徒歩約5分 JR阪和線「東羽衣」駅 徒歩約4分
羽衣学園高等学校受験生へのワンポイントアドバイス