船橋市立船橋高等学校は、千葉県船橋市にある、文武両道を掲げる活気あふれる高校です。通称「市船(いちふな)」として知られ、特にスポーツの分野では全国にその名を轟かせています。サッカー部や野球部、陸上部など、数多くの部活動が全国レベルで活躍しており、スポーツに打ち込みたい生徒にとっては最高の環境が整っています。
船橋市立船橋高等学校の基本情報
船橋市立船橋高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科:53 商業科:48 体育科:43
関東第一高等学校 東葉高等学校 植草学園大学附属高等学校 東京学館船橋高等学校 秀明八千代高等学校
船橋市立船橋高等学校に設置されている学科・コース
普通科 どんなことを学ぶ場所か :幅広い教養を身につけ、大学進学を目指す学科です。「国際教養コース」や国公立大学を目指す「α類型」など、目標に応じたコース選択が可能です。どんな生徒におすすめか :大学進学を考えている人、特に英語や国際関係に興味がある人、国公立大学に挑戦したい人におすすめです。
商業科 どんなことを学ぶ場所か :簿記や情報処理といったビジネスの専門知識や技術を学び、高度な資格取得を目指します。 インターンシップなど実践的な教育も充実しています。どんな生徒におすすめか :将来、企業で活躍したい人、専門的な資格を取得して就職や進学に活かしたい人に向いています。
体育科 どんなことを学ぶ場所か :専門的な競技スキルはもちろん、スポーツ栄養学などの科学的な知識も学びます。 キャンプ実習やスキー実習といった校外実習も特徴的です。どんな生徒におすすめか :高いレベルでスポーツに打ち込みたい人、将来スポーツに関わる仕事を目指す人にとって最高の環境です。
船橋市立船橋高等学校の特色・校風
校風のキーワード :文武両道、エネルギッシュ、部活第一、仲間との一体感宿題の量 :学科やコース、選択科目によって差があるようですが、部活動に打ち込んでいる生徒が多いため、効率よく学習を進める習慣が身につくという声があります。校則 :他の公立高校と比較すると、やや厳しいという意見が見られます。特に頭髪や服装に関する指導は定期的に行われるようです。 アルバイトは長期休業中に届け出をすれば可能ですが、夜間の勤務などは認められていません。 スマートフォンの校内での使用については、ルールを守って使うことが求められます。生徒たちの雰囲気 :部活動に本気で取り組んでいる生徒が多く、元気で活発な雰囲気です。 同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる環境であり、クラスや学校全体の一体感が強いようです。他県から入学してくる生徒も少なくありません。制服 :紺色のブレザーで、リボンやネクタイがないシンプルなデザインです。 「地味」という意見もありますが、清楚で真面目な印象を与える制服だと言えるでしょう。土曜授業 :基本的に土曜授業はありません。
船橋市立船橋高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 サッカー部 :全国高校サッカー選手権大会で5回、高校総体で9回の優勝を誇る、言わずと知れた名門です。 プロ選手も多数輩出しています。野球部 :甲子園への出場経験も豊富で、常に千葉県の上位で活躍しています。陸上競技部、バスケットボール部、バレーボール部 :これらの部活動も全国大会の常連であり、輝かしい実績を残しています。体操部 :関東大会で団体総合20連覇を達成するなど、圧倒的な強さを誇ります。
文化部 吹奏楽部 :「吹奏楽の甲子園」とも呼ばれる全日本吹奏楽コンクールや、全日本マーチングコンテストの常連校として知られています。その実力は全国トップクラスで、運動部だけでなく文化部も非常に活発です。その他にも、JRC同好会や簿記愛好会、クッキング愛好会など、多様な文化部、同好会、愛好会があります。
イベント
体育祭 :「α祭(たちばなさい)体育の部」として開催されます。「日本一」と称されることもあるほど、その規模と迫力は圧巻です。 特に、各部活動の対抗リレーや応援合戦は、市船ならではの名物となっています。文化祭 :「α祭(たちばなさい)文化の部」として、体育祭と合わせて開催されます。クラスごとの展示やステージ発表、文化部の発表など、日頃の活動の成果を披露する場として大変な賑わいを見せます。修学旅行 :2年生の秋に実施されます。行き先は年度によって異なりますが、仲間との絆を深める貴重な機会となっています。その他 :校外学習(1・2年)、芸術鑑賞会、マラソン大会など、年間を通して多彩な行事が計画されています。
船橋市立船橋高等学校の進学実績
国公立大学
筑波大学、北海道教育大学などへの合格実績があります。 難関私立大学 (GMARCH・関関同立など)
2024年度は、GMARCHに13人、関関同立に1人の合格者を出しています。 法政大学、日本大学、東洋大学、駒澤大学などへの進学者が多い傾向にあります。 その他
千葉商科大学へは22名の合格者を出すなど、近隣の大学への進学者も多数います。 専門学校への進学や、就職を選ぶ生徒もおり、それぞれの希望に沿ったきめ細やかな指導が行われています。 就職希望者の内定率は100%を目指しています。 進学サポート
国公立大学を目指す「α類型」の設置や、高大連携による大学講座への参加、夏季休業中の課外授業など、進学実績を支えるための手厚いサポート体制が整っています。
船橋市立船橋高等学校の特長・アピールポイント
全国レベルの部活動と充実したスポーツ施設
サッカー部や野球部をはじめ、多くの部活動が全国で活躍しています。 国際試合も可能な第1体育館やトレーニングルームなど、生徒が最高のパフォーマンスを発揮できる施設が整っています。 特色ある3学科による多様な進路実現
大学進学を目指す「普通科」、専門資格を取得できる「商業科」、トップアスリートを目指せる「体育科」と、生徒の目標に応じた専門的な学びが可能です。 独自の学校設定科目「課題探究学」
学年や学科の枠を越え、自分の興味や目的に合わせて授業を選択できる市船独自の科目です。 苦手科目の克服から発展的な学習、体力向上まで、様々な講座が用意されています。 国際交流プログラムの充実
普通科の国際教養コースでは、アメリカやオーストラリアの姉妹校との交流や語学研修が盛んに行われており、生きた英語を学ぶ機会が豊富です。 日本一とも言われる盛り上がりを見せる体育祭
生徒が一体となって作り上げる体育祭は、学校生活一番の思い出になるほど熱気に満ちています。 部活動で鍛えた身体能力が存分に発揮される競技の数々は圧巻です。 高い大学推薦枠と手厚い進路指導
卒業生の約7割が推薦で大学に進学しており、指定校推薦枠も豊富です。 就職希望者へのサポートも手厚く、高い内定率を誇ります。
船橋市立船橋高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「部活動に本気で打ち込みたい人には最高の環境。全国から意識の高い仲間が集まってくるので、お互いを高め合える」という声が非常に多いです。 「先生方が熱心で、部活も勉強も真剣に向き合ってくれる。いじめもなく、生徒同士の仲が良い」といった、人間関係の良さを挙げる意見も目立ちます。 「体育祭や文化祭などの行事が本当に楽しく、クラスや学校の一体感がすごい。最高の高校生活が送れる」という、学校行事への満足度が非常に高いようです。 「学食が美味しいと評判」という口コミもあります。
気になる点 「部活動が強すぎるため、部活をやっていないと少し疎外感を感じることがあるかもしれない」という意見があります。 「校則が他の高校に比べて少し厳しいと感じることがある。特に服装や頭髪のチェックは厳しい」という声が見られます。 「制服が地味だと思う。せめてリボンかネクタイが欲しい」という、制服のデザインに関する意見も一部にあります。 「スポーツに力を入れるあまり、進路や将来について考える環境が少し不足しているのでは」という懸念の声も聞かれます。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス JR総武線「東船橋駅」北口から 徒歩約6分~10分 京成本線「大神宮下駅」から 徒歩約14分~18分 JR・京成・東武「船橋駅」から 徒歩約14分~19分
通学エリア
学科によって通学区域が異なります。普通科は船橋市および隣接する学区、商業科と体育科は千葉県全域から生徒が通っています。 JR総武線を利用して、市川市や習志野市、千葉市など様々なエリアから通学している生徒が多いようです。
船橋市立船橋高等学校受験生へのワンポイントアドバイス