みなと総合高等学校は、横浜中華街のすぐ隣という活気あふれるロケーションに立つ、ユニークな魅力にあふれた市立の総合学科高校です。2002年に開校した比較的新しい学校で、「人間力を高める」を教育目標に掲げ、生徒一人ひとりの個性を尊重する自由な校風が最大の特長です。
みなと総合高等学校の基本情報
みなと総合高等学校の偏差値・難易度・併願校
みなと総合高等学校に設置されている学科・コース
人文国際系列:文学、歴史、外国語など、人間や文化について深く探究します。国際交流や海外の文化に興味がある人におすすめです。 社会科学系列:政治、経済、法律など、社会の仕組みについて学びます。社会問題に関心があり、将来社会に貢献したいと考えている人にぴったりです。 数理情報科学系列:数学や理科、情報科目など、論理的な思考力を養います。理系分野への進学や、IT関連の仕事に興味がある人におすすめです。 芸術文化系列:音楽、美術、書道、ファッションなど、芸術的な感性を磨きます。クリエイティブな分野で自分の才能を伸ばしたい人に最適です。 環境生活系列:環境問題や福祉、生活デザインなど、私たちの暮らしに関わるテーマを学びます。環境や人の暮らしをより良くしたいと考えている人におすすめです。
みなと総合高等学校の特色・校風
校則:校則は必要最低限で、比較的緩やかです。 頭髪の色やピアスに関する厳しい決まりはなく、多くの生徒がおしゃれを楽しんでいます。 制服はありますが、ネクタイとリボンは赤と青の2種類から選べ、シャツも淡い色ならOKなど、着こなしの自由度が高いと評判です。 生徒たちの雰囲気:女子生徒の比率がやや高い傾向があるようです。 自分の興味や関心に基づいて授業を選択するため、目的意識を持った生徒が多い一方で、自由な校風の中で学校生活を楽しみたいという活発な生徒も多く見られます。 宿題・学習:単位制で自分で授業を管理するため、宿題の量は選択する科目によって異なります。自主的に学習計画を立て、実行する力が求められます。授業は少人数制で行われることが多く、先生との距離が近く、質問しやすい環境が整っているという声が多いです。 スマホ・アルバイト:スマートフォンの校内での使用は、授業に支障がない範囲で認められているようです。 アルバイトも届け出をすれば可能で、多くの生徒が経験しています。 その他:大学のように始業と終業のチャイムしか鳴らないのも特徴的です。 自分で時間を管理し、行動することが日常的に求められます。また、校舎は8階建てでエレベーターが設置されています。
みなと総合高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
体育祭:例年6月頃に開催されます。 赤・青・黄の3色に分かれて、騎馬戦や綱引き、応援合戦などで競い合います。 生徒が主体となって作り上げるため、一体感と達成感を味わえるイベントです。 文化祭(みなと総祭):9月に行われる学校最大のイベントです。 ステージ発表や展示、調理販売など、各クラスや部活動が趣向を凝らした企画で来場者を楽しませます。 中華街に近い立地もあって、多くの人で賑わいます。 その他:春にはクラスの枠を超えて交流する「スプリングフェスティバル」というユニークな行事もあります。 修学旅行では、探究活動の一環としてフィールドワークを行うなど、学びと結びついたプログラムが特徴です。
みなと総合高等学校の進学実績
国公立大学:例年、横浜市立大学、神奈川県立保健福祉大学、東京都立大学などに合格者を出しています。 2024年度は7名の生徒が国公立大学に合格しました。 難関私立大学(GMARCH以上):GMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)レベルの大学には、2024年度に27名が合格しています。 早慶上理ICUにも合格実績があります。 その他:特に神奈川大学、関東学院大学、日本大学、東海大学、東洋大学、駒澤大学などへの進学者が多い傾向があります。 指定校推薦の枠も充実しており、多くの生徒がこの制度を利用して進学を決めています。
みなと総合高等学校の特長・アピールポイント
大学のような「単位制総合学科」:約150もの多彩な選択科目から、自分の興味や進路に合わせて自分だけの時間割を作ることができます。 充実したキャリア教育:1年次から「産業社会と人間」という授業があり、自分の将来について深く考える機会が豊富です。 関東学院大学や神奈川大学と連携した探究活動も行われています。 活発な国際交流:海外研修プログラムや留学生の受け入れ、地域の国際交流イベントへの参加などを通して、異文化に触れるチャンスが数多くあります。 生徒主体で創り上げる学校行事:体育祭や文化祭などのイベントは、生徒が実行委員会を立ち上げて企画・運営するため、協調性や主体性が育まれます。 自由で個性を尊重する校風:校則は必要最低限で、服装や髪型なども比較的自由です。 生徒一人ひとりの「自分らしさ」が大切にされています。 横浜中華街に隣接する最高のロケーション:横浜中華街の延平門のすぐ近くにあり、放課後に友達と寄り道をする場所にも困りません。 最寄り駅も複数あり、アクセスが非常に便利です。 全国レベルで活躍する部活動:チアダンス部や女子フットサル部が全国大会で優秀な成績を収めているほか、文化部も多彩で活発に活動しています。
みなと総合高等学校の口コミ・評判のまとめ
「自由な校風が最高!」という声が圧倒的に多いです。校則が緩やかで、自分の個性を表現しやすい環境が魅力のようです。 「自分で授業を選べるのが楽しい」と、単位制のシステムを評価する意見も多数あります。自分の興味に合わせて学べるため、学習意欲が高まるようです。 「学校行事がとにかく楽しい」という口コミも目立ちます。生徒主体で作り上げる文化祭や体育祭は、クラスの団結力も高まり、良い思い出になると評判です。 「制服が可愛い」という評判は非常に高いです。特にリボンやネクタイが選べる点が人気を集めています。 「立地が良い」ことも大きなメリットとして挙げられています。中華街やみなとみらいに近く、駅からのアクセスも良いため、通学や放課後が充実するという声があります。
「自主性が求められる」という意見があります。自由な反面、自分で計画を立てて行動しないと、学習や進路で苦労する可能性があるようです。 「移動教室が多い」という声も聞かれます。授業ごとに教室が変わるため、荷物を持っての移動が大変だと感じる生徒もいるようです。 「女子生徒の割合が多い」ため、クラスによっては男子が少なく、少し物足りなさを感じる場合があるかもしれません。 「勉強をしっかりしたい人は塾に行く必要がある」という口コミも見られます。学校のサポートだけでは、難関大学を目指すには物足りないと感じる生徒もいるようです。
アクセス・通学
JR根岸線「石川町駅」(中華街口)から徒歩約4分 みなとみらい線「日本大通り駅」から徒歩約7分 JR根岸線「関内駅」から徒歩約10分 横浜市営地下鉄ブルーライン「関内駅」から徒歩約11分
みなと総合高等学校受験生へのワンポイントアドバイス