三重県立川越高等学校は、国際的な視野を持ち、自ら考え行動できる「自立した学習者」の育成を目指す、地域でも評判の進学校です。1986年に設立された比較的新しい県立高校で、生徒一人ひとりの夢の実現に向けて、先進的な取り組みを積極的に行っています。
川越高等学校の基本情報
川越高等学校の偏差値・難易度・併願校
探究科:61 国際探究科:63
暁高等学校 津田学園高等学校 皇學館高等学校 高田高等学校
川越高等学校に設置されている学科・コース
探究科
文系・理系を問わず、幅広い分野への進学に対応する学科です。「総合的な探究の時間」を充実させ、大学や地域社会と連携しながら、生徒が自ら課題を見つけ、解決していく力を養います。自分の「好き」を学びにつなげ、将来の夢を具体的に描きたい生徒におすすめです。 国際探究科
「英語の川越」の伝統を受け継ぎ、高い英語運用能力と国際感覚を身につけることを目指す学科です。海外研修や留学生との交流に加え、データを活用して社会課題を考える「データサイエンス」といった新しい科目も導入されます。将来、国際舞台で活躍したい、語学力を活かした進路に進みたい生徒に最適な環境です。
川越高等学校の特色・校風
文武両道 自主自律 国際交流 探究学習 落ち着いた雰囲気
宿題の量 :週末課題など、宿題は「多い」と感じる生徒が多いようです。特に国公立大学への進学を重視しているため、日々の学習習慣を確立することが求められます。校則 :周辺の高校と比較すると「厳しい」という声が見られます。特にスマートフォンの使用に関しては、校内では電源を切ることが定められており、アラームが鳴っただけでも指導の対象となることがあるようです。服装や防寒具に関する規定も細かく定められています。生徒の雰囲気 :真面目で落ち着いた生徒が多い印象です。いじめは少ないという口コミが多く、友人関係は良好に築きやすい環境のようです。早朝や放課後に教室や廊下で自主的に勉強する生徒の姿も多く見られます。アルバイト :原則として禁止されています。制服 :制服のデザインは、生徒からの人気が高いようです。特に女子生徒の制服は可愛いと評判です。土曜授業 :正規の土曜授業はありませんが、生徒が自主学習のために教室を利用できる「土曜開放」や、希望者向けの課外授業が実施されています。
川越高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動 空手道部 :全国大会の常連校として非常に有名で、県の強化指定も受けています。全国の頂点を目指して、日々厳しい練習に励んでいます。陸上競技部、卓球部、美術部、書道部 なども、東海大会や全国大会へ出場する実力を持っています。
全体の様子
運動部、文化部ともに充実しており、生徒は自分の興味や目標に合わせて活動しています。グラウンドやテニスコート、ハンドボール専用コートなど、施設も整っており、部活動に打ち込める環境が用意されています。
イベント
文化祭・体育大会 :9月に行われる学校の二大イベントです。文化祭は、クラスごとの展示やステージ発表で大いに盛り上がります。体育大会では、クラス対抗で様々な競技に熱中し、学年を超えた交流が生まれます。クラスマッチ :7月と3月の年2回開催され、球技を中心にクラスで一丸となって競い合います。修学旅行・スタディツアー :2年生の秋には、探究科は沖縄へ、国際探究科はシンガポールへと向かいます。行き先は異なりますが、それぞれが現地の文化や歴史に触れる貴重な体験となります。
川越高等学校の進学実績
国公立大学 名古屋大学 三重大学 岐阜大学 静岡大学 愛知教育大学 名古屋工業大学 旧帝国大学をはじめとする国公立大学に合計75名が合格しています。
難関私立大学 早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学などの難関大学にも合格者を出しています。 GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)には6名、関関同立(関西・関西学院・同志社・立命館)には37名が合格しています。
川越高等学校の特長・アピールポイント
県内初の「探究科」「国際探究科」
2025年度からスタートする新しい学科では、生徒の「好き」や「知りたい」という気持ちを原動力に、主体的な学びを3年間かけて深めていきます。 充実した国際交流プログラム
国際探究科のシンガポールへのスタディツアーをはじめ、海外からの留学生の受け入れや、海外留学へのサポートが手厚く、グローバルな視野を養う機会が豊富です。 手厚い進路指導
「受験は団体戦」をスローガンに、教員が一丸となって生徒一人ひとりの進路実現をサポートします。国公立大学の個別試験対策など、最後まで丁寧な指導が行われます。 全国レベルで活躍する部活動
特に空手道部は全国的に有名で、高いレベルで文武両道を目指せる環境です。 「廊下学習」ができる学習環境
放課後などに、教室の廊下にある机で自習する「廊下学習」は川越高校の名物です。多くの生徒が集中して学習に取り組んでいます。 最新のICT環境「探究ラボルーム」
文部科学省のDXハイスクール事業の指定を受け、探究学習をサポートするための最新設備が整えられています。 多彩な進路に対応するセミナー
教職や医療・看護系への進学を目指す生徒のための特別なセミナーが実施されており、早い段階から将来の夢を具体化する手助けをしています。
川越高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「進路に関して手厚いサポートが受けられる」 「卒業生の合格体験記などが充実しており、受験勉強の参考になる」 「真面目な生徒が多く、落ち着いて勉強できる環境」 「制服が可愛い・かっこいいと評判が良い」 「部活動が盛んで、高い目標を持って取り組める」 「先生方が熱心で、質問にも丁寧に対応してくれる」
気になる点 「校則が他校に比べて厳しい。特にスマホの使用制限が厳しいと感じる」 「週末課題など、課題の量が多い」 「駅から少し距離があり、アクセスが不便に感じることもある」 「国公立大学への進学を重視する雰囲気が強く、私立大学や推薦入試を希望しにくいと感じることがある」
アクセス・通学
電車でのアクセス JR関西本線「朝日駅」から徒歩約12〜15分 近鉄名古屋線「伊勢朝日駅」から徒歩約15〜17分 近鉄名古屋線「川越富洲原駅」から徒歩約18〜21分
通学エリア
四日市市や桑名市など、北勢地区を中心に広いエリアから生徒が通学しています。駅からは少し距離があるため、自転車を利用する生徒も多いようです。
川越高等学校受験生へのワンポイントアドバイス