兵庫県立津名高等学校は、2020年に創立100周年を迎えた、淡路島に根ざす歴史と伝統のある学校です。「自主・誠実・勤勉」を校訓に掲げ、生徒一人ひとりの個性を尊重し、夢の実現をサポートするきめ細やかな教育を実践しています。地域社会や世界に貢献できる人材の育成を目指しており、活気あふれる部活動や特色ある学校行事も津名高等学校の大きな魅力です。
兵庫県立津名高等学校の基本情報
兵庫県立津名高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値・難易度
文理探究科(旧総合科学コース) : 偏差値 58程度普通科 : 偏差値 47程度
主な併願校
蒼開高等学校 柳学園高等学校 神戸国際大学附属高等学校 神戸野田高等学校
兵庫県立津名高等学校に設置されている学科・コース
文理探究科
2025年度(令和7年度)から、従来の「総合科学コース」が「文理探究科」として新しく生まれ変わります。この学科は、文系・理系の枠にとらわれず、探究的な学びを通して課題解決能力を養うことを目的としています。大学や研究施設と連携した高度な学習機会も用意されており、国公立大学や難関私立大学への進学を目指す生徒におすすめです。 普通科
2年生から、生徒の多様な進路希望に対応するために、以下の3つの類型に分かれます。 α類型 : 私立大学、短期大学、看護系の専門学校への進学や、公務員・就職を目指す生徒向けの類型です。幅広い選択科目の中から、自分の進路に合わせた学習ができます。β類型(文系) : 国公立大学の文系学部への進学を目指す生徒向けの類型です。文系科目を重点的に学び、応用力を高めます。β類型(理系) : 国公立大学や私立大学の理系学部への進学を目指す生徒向けの類型です。理数系科目を深く学び、科学的な思考力を養います。
兵庫県立津名高等学校の特色・校風
宿題の量 : 週末課題が出されることがありますが、量は日によって異なり、毎日大量の宿題に追われるということは少ないようです。校則 : 他の高校と比較して、校則は標準的か、やや厳しいと感じる生徒もいるようです。特に服装に関する指導はしっかり行われる傾向があります。スマホ : 休み時間中の使用は可能ですが、授業中は電源を切り、カバンにしまうのがルールです。服装 : スカート丈やボタンの留め方など、細かな規定があります。
生徒たちの雰囲気 : 真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、学校行事などでは活発に盛り上がる一面もあります。アルバイト : 原則として禁止されていますが、特別な事情がある場合は許可されることもあります。制服の評判 : 女子の制服は可愛いと評判で、人気があります。男子の制服は伝統的な学ランです。土曜授業 : 土曜授業が実施されることがあります。
兵庫県立津名高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動 ギター・マンドリン部 : 46年連続で全国大会に出場するなど、輝かしい実績を誇る名門部です。全国的にも高い評価を受けています。放送部 : 全国大会の常連であり、アナウンスや番組制作など様々な部門で活躍しています。書道部 : 書道パフォーマンスなど、伝統的な書道にとどまらない活動も魅力で、全国大会にも出場しています。ボート部 : 淡路島という立地を活かした活動を行っており、近畿大会などで好成績を収めています。野球部 : かつて兵庫県大会で優勝経験もある伝統ある部です。
イベント
津名高祭(文化祭) : 毎年大変な盛り上がりを見せる津名高校最大のイベントです。クラスごとの展示やステージ発表、有志によるパフォーマンスなど、多彩な企画で彩られます。体育祭 : クラス対抗で様々な競技に熱中し、学年を超えて団結力が高まる一日です。特に応援合戦は迫力満点です。修学旅行 : 近年では北海道などを訪れ、自然体験や文化学習を通して、仲間との絆を深める貴重な機会となっています。観藤会・たそがれコンサート : 40年以上の歴史を持つ、津名高校独自の伝統的なイベントです。地域住民も訪れるなど、学校と地域との交流の場にもなっています。
兵庫県立津名高等学校の進学実績
最新の大学進学実績
国公立大学 :
神戸大学、岡山大学、徳島大学、兵庫県立大学、香川大学、高知大学、京都工芸繊維大学など、毎年コンスタントに合格者を輩出しています。 難関私立大学(関関同立など) :
関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学といった難関私立大学にも多数の合格者を出しています。 その他 :
近畿大学、甲南大学、京都産業大学などの産近甲龍や、関西看護医療大学、神戸学院大学、武庫川女子大学など、地元の大学や看護・医療系の大学・専門学校への進学者も多いのが特徴です。また、公務員や民間企業への就職など、多様な進路選択が実現されています。
進学実績を支える取り組み
個別面談の強化 : 担任や進路指導部の教員が、生徒一人ひとりと向き合い、目標設定や学習方法について的確なアドバイスを行います。補習・講習の充実 : 長期休暇中や放課後などを利用して、実力アップのための補習や講習が数多く開かれています。小論文・面接指導 : 推薦入試や総合型選抜に対応するため、個別の添削指導や模擬面接などを通して、表現力や対応力を徹底的に鍛えます。自習室の完備 : 生徒が集中して学習に取り組める環境が整えられており、教員に質問しやすい雰囲気も魅力です。
兵庫県立津名高等学校の特長・アピールポイント
地域課題を探究する「REBORN PROJECT」 : 2年生の総合的な学習の時間で行われる探究活動です。生徒たちが主体的に地域の課題を発見し、解決策を考えるプロジェクトで、プレゼンテーション能力や協働性を養います。美しい地中海風の校舎 : 「淡路島百景」にも選ばれたモダンで開放的な校舎は、生徒たちの自慢の一つです。屋上にそびえるカリヨン(鐘)は学校のシンボルとなっています。全国レベルで活躍する部活動 : ギター・マンドリン部や放送部をはじめ、多くの部活動が全国大会や近畿大会で活躍しており、高いレベルで文武両道を目指せる環境です。伝統ある独自の学校行事 : 40年以上の歴史を持つ「観藤会」や「たそがれコンサート」など、地域に開かれたユニークな行事が多く、学校生活を豊かに彩ります。きめ細やかな進路指導 : 「生徒の伸び率No.1」をスローガンに、個別指導や補習、面接練習など、一人ひとりの夢の実現に向けた手厚いサポート体制が整っています。伝統の「津名高体操」 : 創立以来受け継がれている、津名高校独自の伝統的な体操があります。充実したICT環境 : 最新のICT設備が整備されており、授業や探究活動などで効果的に活用されています。
兵庫県立津名高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「先生方が親身になって進路相談に乗ってくれるので心強い」という声が多く聞かれます。 「制服が可愛いと友達に褒められる」「校舎がおしゃれで毎日通うのが楽しい」といった、制服や校舎に関するポジティブな意見が目立ちます。 「部活動が盛んで、目標を持って打ち込める環境がある」「津名高祭などの行事が本当に楽しく、最高の思い出になった」など、部活動や学校行事の充実度を評価する声が多数あります。 「落ち着いた環境で勉強に集中できる」「真面目な生徒が多く、いじめなども少ない印象」といった、学習環境や生徒の雰囲気に関する良い評判もあります。
気になる点 :「坂の上にあるので、自転車通学や徒歩だと夏場は少し大変」という、立地に関する意見があります。 「校則が少し厳しいと感じることがある」「特に服装については細かく指導される」といった声も一部で見られます。 「最寄り駅から少し距離があるため、バスを利用する必要がある」というアクセス面での指摘もあります。
アクセス・通学
最寄りバス停からのアクセス :本四海峡バス・淡路市生活観光バス路線「津名高校前」バス停からすぐ 高速バスなどが発着する「津名港」バスターミナルから徒歩約10分
主な通学エリア :
淡路島内全域から生徒が通学しています。特に淡路市や洲本市から通う生徒が多い傾向にあります。島外から通学する生徒は少ないですが、高速バスを利用して神戸方面から通うことも可能です。
兵庫県立津名高等学校受験生へのワンポイントアドバイス
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