千葉女子高等学校は、120年以上の歴史と伝統を誇る、千葉県内でも有数の公立女子高等学校です。 稲毛の閑静な住宅街に位置し、落ち着いた環境の中で勉学や部活動に打ち込むことができます。長い歴史の中で培われてきた「自敬・精思・清純」という教育目標のもと、品格としなやかさを備え、新しい時代を主体的に生き抜く女性の育成を目指しています。
千葉女子高等学校の基本情報
千葉女子高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科:58 家政科:57
千葉経済大学附属高等学校 敬愛学園高等学校 植草学園大学附属高等学校 千葉明徳高等学校 木更津総合高等学校 昭和学院高等学校
千葉女子高等学校に設置されている学科・コース
普通科 どんなことを学ぶ場所なの?
2年次までは文系・理系の区別なく幅広く学び、3年次からそれぞれの進路希望に合わせたコースに分かれて学習を深めます。 高い大学現役合格率を誇り、生徒一人ひとりの進路実現をきめ細かくサポートしています。 どんな生徒におすすめ?
大学進学を視野に入れ、幅広い教養を身につけたい人や、まだ将来の夢がはっきり決まっていないけれど、高校生活を通して自分の可能性を見つけたい人におすすめです。
普通科 教員基礎コース どんなことを学ぶ場所なの?
千葉県内の公立高校で初めて設置されたコースで、将来、学校の先生を目指すための基礎を学びます。 通常の普通科の学習に加え、教育に関する専門的な授業や、近隣の小学校や特別支援学校での体験活動など、特色あるプログラムが用意されています。 どんな生徒におすすめ?
「学校の先生になりたい」という強い意志を持っている人に最適なコースです。高校時代から教育現場に触れる貴重な経験ができます。
家政科 どんなことを学ぶ場所なの?
衣食住を軸に、被服製作、調理、保育など、生活に関わる専門的な知識と技術を実践的に学びます。 各種検定の資格取得にも力を入れており、専門性を高めることができます。 どんな生徒におすすめ?
ファッション、栄養、保育などに興味があり、将来、専門職に就きたいと考えている人におすすめです。実習が多く、体験を通して楽しく学べるのが千葉女子高等学校の家政科の魅力です。
千葉女子高等学校の特色・校風
伝統 文武両道 落ち着いた雰囲気 真面目で誠実
宿題の量
教科や先生によって差はありますが、予習が必須の科目もあり、日々の学習習慣が大切になるようです。 校則
比較的厳しいという声が多いようです。 特に制服の着こなし(スカート丈など)や、頭髪に関する指導はしっかりしているとの口コミが見られます。 一方で、伝統校らしい品格を保つためには必要だと考える生徒もいるようです。スマホの使用については、校内でのルールを守って使用することが求められます。 生徒たちの雰囲気
真面目で落ち着いた生徒が多いと言われています。 女子校ならではの和気あいあいとした雰囲気で、いじめが少ないという口コミも見られます。 行事の際には、女子だけのパワーで大いに盛り上がるようです。 アルバイト
原則として禁止されていますが、特別な事情がある場合は許可制となっているようです。 制服の評判
2022年度から新しいデザインの制服に変更されました。 チェック柄のスカートにブレザーというスタイルで、上品で可愛らしいと評判です。 ただし、指定のセーターやカーディガン以外は着用できないなど、着こなしにはルールがあります。 土曜授業
土曜授業は基本的にありません。 ただし、進学希望者向けの土曜補習などが開講されることがあります。
千葉女子高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動 オーケストラ部 : 各種のコンクールで金賞を受賞するなど、全国レベルの実績を誇ります。なぎなた部 : 全国大会の常連で、インターハイ出場経験も豊富です。ミュージカル部、合唱部 : 文化祭での発表は大変人気があり、多くの観客を魅了しています。その他、マンドリン・ギター部や吹奏楽部なども高いレベルで活動しています。
イベント
松籟祭(しょうらいさい) : 文化祭と体育祭を合わせた千葉女子高等学校最大のイベントです。文化の部では、各クラスや文化部による趣向を凝らした展示や発表が行われます。特にミュージカル部や演劇部の公演は毎年大人気です。体育祭 : 体育祭で3年生全員が踊る伝統のダンス「ファウスト」は圧巻です。 親子4代で同じダンスを踊ったという生徒もいるほど、永く受け継がれてきた千葉女子高等学校の象徴的なプログラムです。修学旅行 : 主な行き先は関西方面で、クラスメイトとの絆を深める貴重な機会となっています。その他 : 球技大会や百人一首大会など、季節ごとに様々な行事が企画されており、生徒たちが主体となって運営しています。
千葉女子高等学校の進学実績
国公立大学 : 千葉大学、埼玉大学、東京学芸大学など、6名が合格しています。難関私立大学 :早慶上理ICU:1名 GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政):20名
その他 :
日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学といった大学や、昭和女子大学、共立女子大学などの女子大学への進学者も多数います。また、家政科の生徒を中心に、専門学校へ進学する生徒や就職する生徒もいます。
千葉女子高等学校の特長・アピールポイント
120年以上の歴史と伝統 : 明治33年に千葉県初の女学校として創立されて以来、女子教育の先進校として多くの卒業生を社会に送り出してきました。県内唯一の「教員基礎コース」 : 将来、学校の先生になりたいという夢を持つ生徒を高校段階から育成する、特色あるコースが設置されています。実践的な学びができる家政科 : 被服、食物、保育などの専門分野を深く学べるだけでなく、各種検定資格の取得も目指せる、キャリアに直結した学びが魅力です。活発な部活動 : オーケストラ部やなぎなた部など、全国レベルで活躍する部活動が多数あります。 ほとんどの生徒が部活動に加入し、文武両道を実践しています。伝統のダンス「ファウスト」 : 体育祭で3年生全員が披露するダンスは、世代を超えて受け継がれる千葉女子高等学校の魂とも言えるプログラムです。高い大学現役合格率 : 手厚い進路指導と充実した補習・講習により、生徒の第一志望実現を強力にバックアップしています。国際交流プログラム : オーストラリアやニュージーランドの姉妹校との交流があり、希望者は海外研修に参加することができます。
千葉女子高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「真面目で落ち着いた生徒が多く、安心して学校生活を送れる」 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれるので心強い」 「行事がとても盛り上がり、クラスの団結力が深まる」 「部活動が盛んで、高いレベルを目指せる環境がある」 「伝統校ならではの品格があり、礼儀作法が身につく」 「女子だけなので気兼ねなく、のびのびと過ごせる」
気になる点 「校則が他の高校に比べて少し厳しいと感じることがある」 「伝統を重んじるあまり、少し考え方が古いと感じる部分があるかもしれない」 「駅から少し歩くので、雨の日などは少し大変」 「校舎の一部が古いと感じる部分がある」
アクセス・通学
JR総武線「稲毛駅」東口より徒歩約12〜14分 京成千葉線「京成稲毛駅」より徒歩約18分 千葉都市モノレール「穴川駅」より徒歩約15〜16分
千葉女子高等学校受験生へのワンポイントアドバイス