和洋国府台女子高等学校は、千葉県市川市の緑豊かな高台にキャンパスを構える、歴史と伝統のある私立女子高校です。1897年の創立以来、「凛として生きる」という教育目標を掲げ、知性と品格を兼ね備えた女性の育成を目指してきました。同じ敷地内に中学校、大学がある恵まれた環境で、落ち着いた雰囲気の中、生徒たちはのびのびと学校生活を送っています。
和洋国府台女子高等学校の基本情報
和洋国府台女子高等学校の偏差値・難易度・併願校
特進コース:62~64 進学コース:54 和洋コース:50
和洋国府台女子高等学校に設置されている学科・コース
特進コース
国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指すコースです。夏休みの勉強合宿やレベルの高い演習などを通して、応用力を養成します。 少数精鋭の環境で、仲間と切磋琢磨しながら高い目標に挑戦したい人におすすめです。 進学コース
多様な進路希望に対応し、大学進学を目指すコースです。高大連携の探究型授業などを通して、プレゼンテーション能力や論文作成スキルといったアカデミックスキルを養います。 部活動や学校行事にも積極的に参加しながら、自分のペースで学習を進め、希望の進路を叶えたい人におすすめです。 和洋コース
併設されている和洋女子大学への進学を前提とした、高大接続の7年一貫教育プログラムが特徴のコースです。 高校在学中から大学の講義を履修でき、取得した単位は大学入学後に認定されます。 受験勉強にとらわれず、自分の興味や関心を深く探究する学びをしたい人、将来の目標が明確で早くから専門的な学びに触れたい人におすすめです。
和洋国府台女子高等学校の特色・校風
宿題の量:コースによって差があるようですが、全体的には標準的か、やや少なめという声が見られます。ただし、特進コースでは課題が多くなる傾向があるようです。 校則:私立の女子校ということもあり、校則は厳しいという口コミが多く見られます。 特に頭髪や制服の着こなしについては、定期的に厳しいチェックがあるようです。 スマートフォンの使用は、校内だけでなく通学路でも禁止されています。 生徒たちの雰囲気:落ち着いていて真面目な生徒が多いと言われています。 女子校ならではの和気あいあいとした雰囲気で、友人関係を築きやすい環境のようです。 アルバイト:原則として禁止されています。 制服の評判:2023年度から制服がリニューアルされました。 伝統的なセーラー服のイメージを残しつつ、より快適に着こなせるデザインになったと評判です。 特に、新たに追加されたグレーのジャケットが人気を集めているようです。 土曜授業:令和8年度からは、月1回程度の登校日を除き、原則として土曜日の授業はなくなります。
和洋国府台女子高等学校の部活動・イベント
部活動
ダンス部:全国大会の常連で、数々の実績を誇ります。 NHKで放送される「全日本高校・大学ダンスフェスティバル」にも毎年出場しており、衣装や照明も生徒たちが主体的に作り上げるのが特徴です。 書道部:全国高等学校総合文化祭への出場経験もある実力派です。 文化祭での書道パフォーマンスは迫力満点で、多くの生徒を魅了しています。 卓球部・水泳部:これらの部もインターハイ出場の常連として知られています。
イベント
体育祭(6月):クラス一丸となって様々な競技に臨み、大いに盛り上がります。 学園祭(9月):文化部の発表や各クラスの企画など、日頃の活動の成果を披露する場です。保護者や地域の方々も訪れ、賑わいを見せます。 修学旅行(高校2年次):九州方面を訪れ、歴史や文化に触れる貴重な体験をします。
和洋国府台女子高等学校の進学実績
国公立大学:筑波大学、お茶の水女子大学、千葉大学など、難関国公立大学への合格者を輩出しています。 難関私立大学:早稲田大学、上智大学、東京理科大学、GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)といった難関私立大学にも、毎年多くの合格者を出しています。 併設大学への進学:系列の和洋女子大学へは、内部推薦制度を利用して多くの生徒が進学しています。 特に和洋コースの生徒は、全員が和洋女子大学へ進学可能です。
和洋国府台女子高等学校の特長・アピールポイント
中学・高校・大学が一体となった広大なキャンパス:緑豊かな江戸川を望む高台に、中学校から大学までの施設がすべて揃っています。 この恵まれた環境を活かし、大学の講義を先取りしたり、大学生と交流したりする機会が豊富にあります。 高大接続「和洋『共育』プログラム」:和洋コースでは、高校3年間と大学4年間を一体とした7年間の学びを展開します。 受験勉強にとらわれず、興味のある分野をとことん探究できるのが大きな魅力です。 「凛として生きる」女性を育む日本文化教育:礼法や茶道、邦楽(箏)といった日本の伝統文化を授業で学びます。 これにより、美しい立ち居振る舞いや相手を尊重する心を自然と身につけることができます。 充実した探究学習「探究WIQ」:全コース共通で、探究型の学習に力を入れています。自分で課題を見つけ、情報を集め、分析し、発表するというプロセスを通して、思考力や表現力を養います。 豊富な海外研修・留学プログラム:オーストラリアの姉妹校への語学研修(約3週間または2ヶ月)や、カナダへの1年間留学、ヨーロッパ文化研修など、グローバルな視野を広げるためのプログラムが充実しています。 全国レベルで活躍する部活動:ダンス部や書道部をはじめ、全国大会で実績を残す部活動が複数あります。 高いレベルで部活動に打ち込みたい生徒にとって、非常に魅力的な環境です。 手厚い進学サポート体制:1年次からの受験特訓講座や長期休暇中の講習、勉強合宿など、志望校合格に向けたサポートが非常に手厚く、生徒一人ひとりの目標達成を力強く後押しします。
和洋国府台女子高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」「面倒見が良い」といった、教員のサポートの手厚さを評価する声が非常に多いです。 「施設が綺麗で充実している」「特にトイレが綺麗で快適」など、学習環境の良さも高く評価されています。 「落ち着いた環境で勉強に集中できる」「いじめの話は聞かない」といった、穏やかな校風に関するポジティブな意見が目立ちます。 「娘が毎日楽しく通っている」「この学校に入学させて良かった」という保護者からの満足の声も多く見られます。 伝統あるセーラー服は、生徒たちの誇りでもあるようです。
気になる点: 「校則が厳しい」という声は最も多く聞かれます。 特に、スマートフォンの使用制限や髪型、服装に関する規則を窮屈に感じる生徒もいるようです。 「駅から少し歩く」「坂道が大変」といった、アクセスに関する意見もあります。 「行事が少しおとなしい」「もっと自由な雰囲気が良い」と感じる生徒も一部いるようです。 学習面では「コースによって学習意欲に差がある」「宿題が少ないと感じる」といった声も聞かれました。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス: 京成電鉄「国府台」駅より徒歩約9~13分 JR総武線「市川」駅北口より京成バスで約8分、「和洋女子大前」下車 JR常磐線「松戸」駅より京成バスで約20分、「和洋女子大前」下車 北総線「矢切」駅より徒歩約21分、または京成バスで約7分、「和洋女子大前」下車
和洋国府台女子高等学校受験生へのワンポイントアドバイス