埼玉県立富士見高等学校は、富士見市に位置する男女共学の公立高校です。1976年に設立され、地域に根ざした教育活動を展開しています。「自ら学び考え、仲間や地域と協働して課題に果敢に挑み、将来社会で活躍できる生徒を育成する学校」を目指し、生徒一人ひとりの個性を尊重し、その能力を最大限に伸ばすことに力を注いでいます。
埼玉県立富士見高等学校の基本情報
埼玉県立富士見高等学校の偏差値・難易度・併願校
埼玉県立富士見高等学校に設置されている学科・コース
普通科: 1年次は芸術選択(音楽、美術、書道)以外は共通の科目を学び、基礎学力の定着を図ります。2年次からは文系・理系に分かれ、さらに3年次では多様な選択科目が用意されており、生徒一人ひとりの興味・関心や進路希望に応じた学習が可能です。 少人数習熟度別授業が多くの科目で取り入れられており、自分のペースで着実に学びたい生徒におすすめです。
埼玉県立富士見高等学校の特色・校風
宿題の量:量は標準的で、日々の予習・復習をしっかり行えば対応できるという声が多いようです。 校則:校則は厳しいと感じる生徒と、社会に出る上で当たり前の範囲内だと捉える生徒の両方の意見が見られます。 特に頭髪や服装に関する指導は厳しいという口コミがあり、例えば男子は耳や襟に髪がかからない、女子は染髪やパーマ、化粧が禁止されているようです。 スマートフォンの校内での使用はマナーを守ることが前提とされています。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、一部には中学校時代に不登校気味だった生徒などもおり、人間関係で悩むこともあるという声も見られます。 アルバイト:許可制で可能ですが、学業との両立が条件となります。 制服:男子はブレザー、女子はブレザーにスカートまたはスラックスです。令和7年度からは創立50周年を記念して新しいデザインの制服になります。 土曜授業:基本的に土曜授業はありません。
埼玉県立富士見高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部:特に空手道部や陸上競技部などが大会で優秀な成績を収めています。 そのほか、野球、サッカー、テニス、バレーボールなど、定番の部活動が揃っています。 文化部:書道部は全国高等学校総合文化祭に出場するなどの実績があります。 珍しい部活動としては、ジャグリング部があります。 その他、吹奏楽部、美術部、写真部、演劇部などが活発に活動しています。
イベント
楓樹祭(文化祭):毎年9月に行われる最大のイベントです。クラスごとの企画や文化部の発表、有志団体によるステージパフォーマンスなどで大変盛り上がります。 小学生を対象とした文化祭ツアーも実施されるなど、地域との連携も見られます。 体育祭:クラス対抗で様々な競技に熱中し、学年の垣根を越えて応援に力が入ります。 修学旅行:例年、沖縄などを訪れ、平和学習や文化体験を通じて、仲間との絆を深めます。 球技大会:学期末に行われ、クラスの団結力を高める良い機会となっています。
埼玉県立富士見高等学校の進学実績
国公立大学:国公立大学への進学者数は多くはありませんが、チャレンジする生徒もいます。 難関私立大学:GMARCHなどの難関私立大学への合格者も少数ですが輩出しています。 その他、進学者が多い大学:大東文化大学、城西大学、文京学院大学、淑徳大学、帝京大学、国士舘大学など、中堅私立大学への進学者が多い傾向があります。 専門学校・就職:看護・医療系の専門学校や、保育、美容、調理、公務員など、多様な分野の専門学校へ進学する生徒も多くいます。 また、地元企業への就職実績もあります。
埼玉県立富士見高等学校の特長・アピールポイント
きめ細やかな少人数習熟度別授業:主要3教科で1クラスを2つに分けるなどして、一人ひとりの理解度に合わせた丁寧な指導を行っています。 多様な進路に対応する選択科目:2年次から文系・理系に分かれ、3年次には最大9時間分の選択科目が設けられており、興味や進路に合わせて自由に科目を選択できます。 地域との連携活動:近隣の小中学校や特別支援学校との交流が盛んで、地域に開かれた学校づくりを進めています。 活気あふれる部活動:全国大会に出場する部活動もあり、文武両道を目指せる環境です。 創立50周年を機に刷新される制服:令和7年度から新しいデザインの制服が導入され、新たな歴史を刻み始めます。 落ち着いた学習環境:緑に囲まれた静かな環境で、日々の学習に集中できます。 充実した進路指導:大学進学から専門学校、就職まで、生徒一人ひとりの希望に寄り添ったサポート体制が整っています。
埼玉県立富士見高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」という、面倒見の良さを評価する声が多いようです。 「部活動がとても充実していて、毎日が楽しい」といった意見も多く見られます。 「自分のペースで勉強を進めたい人には良い環境だと思う」という、少人数授業に対するポジティブな評価もあります。 「行事が楽しく、クラスの団結力が強い」という声も聞かれます。
気になる点: 「校則が、特に頭髪や服装に関して厳しい」という意見は、多くの口コミで見られます。 「駅から遠く、バスを利用する必要があるため、少し不便」といった、アクセスに関する指摘があります。 「生徒間の学習意欲に差があるように感じる」という声も一部で見られます。 「人間関係で少しこじれることがある」といった口コミも散見されます。
アクセス・通学
東武東上線「鶴瀬駅」東口から 富士見市循環バス(ふれあい号)で約15分、「富士見高校」下車すぐ
東武東上線「志木駅」東口から 東武バスで約25分、「JA南畑支店前」下車、徒歩約5分
埼玉県立富士見高等学校受験生へのワンポイントアドバイス